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しげ爺太のブログ一覧

2020年10月30日 イイね!

あぁ気がつけば秋…コスモス探しに行ってくまもと(後編)

あぁ気がつけば秋…コスモス探しに行ってくまもと(後編)5日前にUPした「前編」の続きです。

小さい秋を求めて、福岡市から佐賀市南部の諸富地区や大川市なんぞを経由しつつ、有明海沿岸道路でさくっと熊本県境を超えて長洲町から山鹿市方面を目指している途中からのお話再開です。

…当初の「秋」というテーマからは段々と離れていきつつある流れになっていますが…まぁ細かいところは目をつぶっていただけると、きっと小躍りします。(笑




まずは玉名市の菊池川沿いに県道16号をトレースし、ブリジストンの熊本工場前を抜けてそのまま山鹿市まで到達してしまおうという策で、きょろきょろと秋っぽい何かを探しながらずんずんと海辺から内陸へと入り込んでいくと、じきに和水町境を通過します。




すると目に飛び込んできたのが大きな「江田船山古墳公園」の看板。なにやら「肥後民家村」なる公園と一体で運用されている模様です。…面白そうですね♪




というわけで、早速寄り道を。^^





むーん…広くて綺麗。そして、国指定の史跡や文化財がわんさか!!…すごいっすね。





ただ、前提知識なしでいきなり飛び込んだので、まずは近いところにあった「船山古墳」から拝見を。ここまでくっきりと墳墓の形が残っていながら、自由にその上を歩けるという不思議さは、ちょっと新鮮で感動モノです。(たぶん…復元した墳丘ですかね?




扉の奥には、ちょっと湿潤が過ぎてなんだかよく分からない状況ながらも…古墳時代にこんなにすごい形の本尊安置室があったの?なんてちょっと驚くような、何かがありました。仕切りのガラスには曇り取りのワイパーも備え付けてあったんですが…その何かがなんだったのか、結局よく分かりませんでした。(笑





続いて、その奥の民芸村エリアへ。嬉しいことに入場料金は無料です。ただ、清掃協力金を求める募金箱は設置してありますので、善意はこちらへ。





それでは早速ぐるりと巡ってみましょうか!






園内には外観だけ拝める旧い民家や屋内も散策できるもの、そして対馬から来たという石屋根の小屋までと、バラエティに富んだラインナップの古民家が立ち並んでいます。






そんな感じの…30年前の故郷に帰ったかのような感覚になる見学道を順に沿って歩いていくと、最後に巡り合うのが「旧布施家」の堂々たる母屋。なんでも、新潟県から持ってきたようで、その移築費用だけで1億円を超えたんだとか。






古民家マニアには堪らないんだろうなぁと思わせる懐かしい作りの建屋内を隅から隅まで探検すれば、往時の庄屋さんになったかのような気分に浸れます。復元や模造のものにはないモノホンの古民家ならではのぬくもりが備わっていて、よいです♪







古民家にふさわしい威厳と風格をまとった老猫ちゃんも。お髭が立派過ぎー!!




と、まぁなんだか存分に楽しんでしまったおかげで、陽も傾き始めてきました。…名残惜しくはありますが先先に行かねば小さい秋探しができませんので、県道16号に戻って北上を続けることに。





金栗四三の生家グリーンランドへの案内標識の誘惑を振り切り、さくさく走って行くと山鹿市境に到達するんですが、そのすぐ先でお出ましするのが「装飾古墳館」という名の安藤忠雄建築と美しい古墳群。これはさすがにスルー出来まい、とばかりに急いで駐車場に車を滑らせ、ちゃちゃっと見学を敢行。




「くまもとアートポリス」構想の一環で、1992年に開環した施設なんだそうです。






なんだか箱根っぽい(とか書くと、途端に俗っぽい感じになっちゃうんですがw)雰囲気に浸りながら、悠久の年代の暮らしの様を妄想することができます。まぁ豪華。







時間の都合で館内散策はパスしつつ、山鹿市の中心部に到達したのは、夕方の頃合いの16時前。依然、秋っぽい何かが出てこないままに、熊本県北地域の徘徊も終盤を迎えてきた様相で。(笑




しかして、市の中心部をさくっと抜け、山鹿といえば「秋」なんかより…やっぱり「温泉」ですよねーということで、こちらの温泉へ♪





以前から hiro-kuma さんのblogに何度も何度も出てきている「ならのさこ」さん。どんだけ良いんだろうと思って、興味本位で立ち寄りました…が、その泉質の良さにびっくり。弱アルカリなラドン温泉なんですが、ヌルヌル具合が絶妙で、お肌しっとり間違いなし!な感じです。





のぼりに書かれた「健康増進」も嘘ではないな、と満足しつつ30分ほどで急いで退館~。



気が付けば、南の空にはうっすらと月影が浮かぶ夕暮れ間近。秋~!亜紀~!明菜ちゃーん!と心の中で叫びながら、残されたわずかな時間でコスモス群生を探し回ります。





でも、こういうのってやみくもに探しても…なかなか出会えないもんなんですねぇ。(コロナのせいで今年は植え付けを見送った、などの状況もあるのかもしれませんけど…。





ついにはやけくそで堤防道路的な細道を駆け抜けて鹿本方面に向かうも…コスモスHitせず。




そのまま、不思議な岩肌に惹かれるがまま県道197号に入って9号から国道3号の東側の山岳路をえっさほいさと越えていくも…同じ。なんだかコスモスに嫌われたかのような縁のなさにちょっと凹みながら、時間も時間なので、続いて福岡市に向けての北上を開始。





ちなみにあの不思議な造形の岩は「不動岩」と呼ばれる、山鹿市の名勝です。結局、アプローチするための入り口が分からなかったので、泣く泣くパスしています。><;


(画像は山鹿探訪ナビさんから拝借)

いやー、しかし…見事にコスモスにフラれた小旅行となりました。





県道18号の終点で国道3号に合流し、野口雨情の歌碑になんだか変にヤキモキな感じを覚えながら…おとなしく帰路につきます。「流しちゃならぬ」と言われても、重ねて流せばコスモスに出会えるんか…なんて、筋違いな八つ当たりもいいところな感じに、帰路を流します。(笑




久留米市に差し掛かるころには、すっかりと日も暮れて渋滞発生中。




こんな時間に急いでみても意味がないのは分かっているので…お弁当のヒライで晩酌のおつまみを見繕い、後の憂いを消してからようようと帰っていきます。





そんな感じで2時間ほどの苦行を経たら、無事に小旅行から帰着。



生憎、ほんとに小さい秋しか見つけることができなかった今回ですが…このモヤモヤ感は近いうちに晴らしますよ♪秋はまだまだ身近にいっぱいですからねー。^^




2020年10月25日 イイね!

あぁ気がつけば秋…コスモス探しに行ってくまもと(前編)

あぁ気がつけば秋…コスモス探しに行ってくまもと(前編)あと1週間ほど過ごしてしまうと、世間は一気に年末に向けて忙しさに色めき立つ11月を迎えてしまうという段の10月24日の週末・土曜日は、天気予報どおりにキリっとした空気に包まれた快晴となりました。そろそろ九州の各地でも最低気温が一桁となることが珍しくなくなってきて、ワタクシの宅では寝具もタオルケットから毛布へと変わりました。

そんな時節となれば、そろそろコスモスでも見ておかねばアッという間に霜が氷になりかねません。…というわけで、前夜のお酒も抜けきった10時半ごろ、おもむろに国道385号を南下して小さい秋を探す小旅行へと発つことにしました。




道中すぐになんだかものすごーくイカシタS2000?を見かけたんですが、わずか5分のランデブーで彼はどこかへ。あのフェンダー凄かったなぁ…。^^;



名車との分かれの後は、いつものとおり東脊振トンネルに向かって南畑から五ケ山への山岳路を駆け上がっていくのですが…ちょっとだけ脇道に逸れて、さっそく秋探しウォッチを。





五ケ山ダムのダム堤の下に広がる駐車場(だったところ?)の周りには、今を盛りにとセイタカアワダチソウが元気に天を衝いています。飽きない秋のよく見かける風景ですねー。



…と、ろくに調べもせずにふらっと入り込んだ道すがらで良いものに出会えて上がったテンションのまま、五ケ山ダム脇を抜けて佐賀県入り。なんだかものすごーく水かさが少なく見えるダム湖に、ちょっとだけ心配になりながら、引き続きガンガン走って行きます。(あぁ、今年は台風が少なかったからですね…。






続いて、東脊振トンネルを抜けたら、320円を払って一挙に佐賀平野へと駆け下り、筑後川の堤防道路目指して走って行きます。実はその先に、最近ちょっと教えてもらった美味しいお店があるようなんですよ。^^






ただ、出てきた時間が悪くて、国道385号と34号との交差点付近にかけて結構な渋滞車列がつながっています。うーむ致し方なし。ここは、高架化でもしない限り永遠に渋滞解消は望めないですかね。><





しばらくすると渋滞自体は和らいだんですが、どうやら先の方に超安全運転車が居座っている模様。農繁期なので…これも致し方なし…なので、イライラ解消のために箱川という地区の辺りでするっと脇道へ折れると、あぜ道にはかわいらしくも大振りなコスモスがたっくさん。




早くも小さい秋探しを達成してしまったという。嬉しい誤算です。^^




そうして、気分一新してすがすがしさとともに筑後川河畔へのアプローチを再開。





この辺は東京都練馬区と埼玉県和光市との都県境くらいに複雑に県境が入り組んでいるので、しばしば県境を跨ぎつつ県道19号から国道208号方面へ。道路管理も複雑で大変でしょうね、これ。





なんていらぬ心配をしつつスムースに駆け続けて無事に国道208号に入ると、たどり着くのは佐賀県佐賀市の旧諸富町域。そしてその沿道で リュウハッチ さん お勧めの美味しいラーメンを提供しているのが「ひろちゃんラーメン」さん。





綺麗で明るい店内です。ちょうど正午ごろに到着出来たので、なんなく着席。もしかしたら、少しでも遅れていたら、ちょっと駐車に難儀したかもしれません。




注文したのはこちらの「ラーメン+チャーシュー丼セット」。この内容で嬉しいことに820円です。都会のチェーン店で食せば、軽く1,000円を超えてきそうなボリュームに、まず感動!




麺の方は細麺で、スープはいわゆるドロ系。北九州の魁龍っぽい印象を受けました。そしてチャーシュー丼。丁寧に炙られたんだろうと思わせる香ばしさとタレの甘みが複雑に絡んできて、かき込む手を止めるのが大変なほどの旨さ♪こりゃーいいっす。^^




あ、そうそう。こちらの真骨頂は…実は替え玉にあるんですが満腹で注文しきれなかったので、こちらのリュウハッチさんのblogをご覧下さい。(丸投げすみませんw



それでは、満腹になったお腹とともに小旅行を再開ー。





国道208号で筑後川を渡河するときは、よく似た2つの白いトラス橋「諸富橋」と「大川橋」とを渡るんですが、その途中で国指定重文の「筑後川昇開橋」も拝むこともできるというトラス三昧!あーすてき♪





そうして筑後川流域のよかとこを存分に堪能したら、一足飛びでぴゅーっと有明海沿岸道を経由して、いざ熊本県境へ。







大牟田市の三池港で高規格道の終点に達したら、国道389号に渡ってさらに有明海の沿岸を攻めつつ南下していきます。晴れた日の内海ってのは、ほんとキラキラと穏やかに輝いていて惹かれますよね。





なので、惹かれるがままにまたまたちょいと寄り道を。^^





ここ「荒尾干潟」は、2012年に「ラムサール条約」に登録された干潟だそうです。あいにく、訪れたタイミングが満潮近かったようで、見た目は普通の海にしか見えませんでしたが。><;





でも、対岸に映える島原半島の山並みが美しかったので、癒しを授かりながら一服を。



海岸のすぐ脇には、湿地の紹介をしている展示館もおわします。さすが、ラムサール効果は絶大ですね!館内には、地域のお子さん方が興味をもちそうな展示がいっぱいで、感心しました。






なかなかナマではお目にかかれないムツゴロウも元気よく展示されていました。^^





という感じで、次へ。…あ、ここの入り口にある踏切は、そーとーに気をつけないと床をこするので、低床車は無茶苦茶気を付けてください。(自戒を込めてw




引き続き国道389号を南下したら、途中から熊本県道112号にスイッチして今度は山鹿市方面へと舵を切ります。…何となくあの辺であれば素敵なコスモス畑に出会えそうな気がして。





なんだか書きかけで、後は小人に任せたぞ!的な表示にも従いつつ、ひたすら112号をトレースしていくと、JRの玉名駅前に出ます。(この標識、画像編集したわけじゃないっすよww





ここは初めて訪れた駅前なんですけど、なんだか面白いオブジェが飾ってありますね。どうやら、山の方にある「誕生寺」さんにある日本一の鐘のレプリカなんだそうです。うーん…すごい。時間が無いので今度見に行こうw





でも、せっかく立ち寄った玉名市で何にもしないのはちょっと癪なので、駅舎に入っていた「一本堂」さんの食パンをちょちょいとチョイス♪





プレーンが(時間帯が悪くて)焼けていなかったので、生クリームとチーズのやつを半斤ずつGetして、そそっと次に向かいます。(実は翌朝=今朝、キャベツと唐揚げ細切れを乗っけて、ケチャップを垂らしたうえで焼いて食べたんですが…まいうーでございました。…が、このパンってばうちの近所でも買えるみたいwww



西南の役で街が戦火に焼かれる以前は、菊池氏に祖を持つ海外貿易の拠点港の街としてもにぎわったと伝えられる玉名市は、今後すこし探訪して深掘りしていかねばなりません。古いお店や温泉が立ち並んでいて…なんだか面白そうです。





…で、これから内陸に向けて走って行こうかというところで、早くも3万字制限の罠にはまってしまったようです…。



いっつも写真載せすぎなんですよね、これ。><;

というわけで、いったんぶった切って後半に回します。引き続き、お読みいただければ幸いです。

宜しくお願いいたします!



2020年10月21日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の6/完結)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の6/完結)4日前にUPした「その5」の続きです。…もう1か月ほど昔の話になってしまいます。書くのが遅くてすみません。(笑

9月20日の昼下がりに「瀬戸内シーライン」さんのフェリーで、50音順巡行の「や行」の「え」で始まる名前の「江田島市」にある三高港から広島市の宇品港に渡ったところからのお話再開となります。天候は雲が多めの晴れで、ドライブには好適な状況が続いています♪





ただ…広島市の周辺はとにかく混雑がひどい印象があるので…生まれて初めて広島都市高速を存分に使ってしまおうと企み、宇品港から近い出島ICから、颯爽と都市高速に乗り込みワープ巡行としゃれこみます。^^





でもまぁ…中国道か山陽道でも使わない限り、あんまり遠くまでは走り抜けられないんですけどね。(でも、この都市高…快適でいいですねぇ♪





ともあれ、急いで次なる「や行」の「よ」の街へたどり着かねば…愛車と自治体庁舎の撮影記録がロクに画になりませんので、ナルハヤで急ぎ走り続けます。



中央分離帯でゴルフする人なんているの?…とか思いながら西へ西へ。(笑




そのうちに広島市境を超えて廿日市市に突入し、国道2号経由で宮島口駅前を通過。しかし…夕暮れ時のこの辺りの国道2号は、相変わらず混み具合が最凶なご様子です。><;







でも、これに我慢しつつなんとかかんとか広島県から山口県へと渡り、岩国市街を抜けたあたりで今度は国道187号に折れて中国道の六日市IC方面へと転進ー。





という感じで、「や行」の最後はさくっと島根・山口・広島の3県境にひっそりと佇む「吉賀町」で〆ることにします。かつては「六日市町」と「柿木村」として存在していた2つの自体が合併して15年ちょい前に誕生した自治体なようです。…あぁ、先輩方…貴重な「よ」の名前にしてくれてありがとうございました。(笑



暗くなる前に何とか到着したいなぁと思いながら、すぐ脇を走る「錦川鉄道」もガン無視しつつ…道なりにガンガン走って山口県から島根県へと突入したら、吉賀町役場はもうすぐそこ♪






多分、今でも世間的には「六日市」の呼び名の方が通っていますよねー。道の駅の名も高速のIC名に合わせて「むいかいち」ですしー。





そのまま中国道の高架を抜けて、六日市病院の脇の味がある商店街をするするっと抜けたらば…目指すゴールの「や行」5か所目、「よ」の吉賀町役場に到着です!!





はい。夕暮れ前に一丁上がり!お疲れさまでしたー♪^^




ちょいっと手抜きが過ぎますが、辿ったルートはこんな感じです。…なんだか上手い具合に中国・近畿地方の中で回すことができました。…この雑な絵はいずれ差し替えるかもです。^^



庁舎の周りはこんな感じで、とっても長閑です。…なので…、この後どうしましょうかと、しばし途方にくれてみます。さすがにこの後で「ら行」巡行に突入する元気は、これっぽっちもありませんww



とりあえず、町役場のお隣にあった消防署なんぞをちらちらと見学しつつ、このあとのアディッショナルな帰り道ツアーの行程をPentiumにも劣りそうな頭のシナプス回路で、一生懸命に組み立ててみます。トヨタ、日産、いすゞが生んだいいお年頃な小型消防車両のきれいな姿にうっとりしつつ。






でも、ちんたらと考えていても何も生まれなかったんでw、ひとまず近くの道の駅に移動して続きを考えることに。…あんまりここに長時間留まっていたら、単なる不審者にしか見えませんので。^^;



そんなこんなで5分ほど走って道の駅についたら…まぁ綺麗な建物なんでびっくり。





そういえば車中泊した昨夜からお風呂に入っていなかったんだった!と、これ幸いに温泉へと突撃します。うっほほーい。すんごく大きな温泉施設っぽいですよー。





お客さんがたっくさんで浴室の中は撮れませんでしたが、真新しくて清潔で最高でした。泉質がどうこうというよりは、スパ的な良さを備えたところですよ。環境にも優しい仕組みなようですし。






ほっかほかになって表に出てみると、もう真っ暗。光害が少ない漆黒の空には大きな三日月がくっきりぽっかりと浮かんでいました。いつか天体もきれいに撮ってみたいものですが…今のデジカメではこれくらいが精いっぱい。




で、真っ暗とはいえ時刻はまだ19時と早い時間帯ですんで、晩御飯どころを求めつつ至近の六日市ICから中国道で西へワープを敢行。途中、いわゆる集中リフレッシュ工事が行われていてしばしば通行制限に出くわしましたが流れ自体はいたってスムーズで、あっという間に山口県西部の小郡ICまで駆け抜けました。





そうして21時ごろ、今宵の停泊地はここ!とばかりに勢いよく飛び混んだのは、毎度おなじみのこちら。でも、連休中だからなのか…やたらと混んでいますね。><





しょうがないので、道すがらにつまんできたおつまみで胃とのどと心を潤したら、車中でいったんお休みー。(だるだるでもうこれ以上走れませーんw







そのまま朝の4時までぐっすりと寝て起きて、再度店内を覗いてみると、さすがに空いてて作戦成功♪もう腹ペコなので、朝っぱらからガッツリいっちゃいますよ♪






GI値の高いホルモンうどんでガツーンと血糖値を上げて目を覚ましたら、後は惰性で福岡市へ。ああ、いつも美味しい料理に感謝。ごちそうさまでした。





明るくなって道が混んでくる前に少しでも福岡市に近づいておくために、食後の眠気覚ましBGMはTUBEでキメて、爆走する大型車の後ろを丁寧にフォローしつつ、あっという間に関門トンネルをくぐり、ばびゅーんと九州島へ上陸ー。







こうして、「ま行」の残り「め」を求めて走り出した今回の4日間にわたる行程も、なんとか無事に終えて帰ってくることができました。津々浦々の神様、今回も安全運転を見守っていただきありがとうございました。お世話になりました♪






これにて、足掛け2年目となる50音順の市町村名頭文字巡行の残りスポットも「ら」「り」「る」「れ」「ろ」「わ」「(ゐ→)い」「う」「(ゑ→)え」「(を→)お」の10自治体のみとなってしまいました!!…さぁ、先は見えたが…これは死ぬほど長い道のりだぞ…、と気を引き締めつつ話を終えます。



毎回恒例の統計データの提示もせずに、これにていったん締めますけど、書けてないところについては「ら行」の予告編などで拾っていきますのでご容赦くださいませ。m(_ _)m



それでは!
とっても長い間おつき合いいただきまして誠にありがとうございました!!
やっと終わったー!!
…文中のアンカーリンク付けは…後でやりますwww


(了)









Posted at 2020/10/21 06:40:37 | コメント(15) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月17日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の5)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の5)2日前にUPした「その4」の続きです。

9月20日の午前中から伯耆大山の麓を駆け回り、JR芸備線に沿って昨年7月の豪雨被害を受けた地域を通って広島市方面へと向かう途中からのお話再開となります。50音順市町村名巡行の「や行」も、残すところあと「え」と「よ」の2自治体を残すのみ。一方で、秋のシルバーウィークの残りは、当日含めてあと3日間。

…余裕のよっちゃん状態で快晴の備後・安芸路を快走していきます♪





あぁ…なんだか楽しくお食事できそうなドライブイン…でもまだ開店前だなぁ、なんて考えながらも黙々と国道183号を走り続け、庄原市から三次市まで辿ってきたところで国道375号へスイッチ。





その後しばらく走ると眼前に現れる中国道の三次ICに…は乗らず、一途に南下して90キロほど先の呉市方面を目指します。





はてさてそして、現在どこに向かって走っているかというと、大阪府以西では2か所しかない貴重な「え」の自治体の一つとなる、広島県の「江田島市」。ちなみに、もう1か所は宮崎県の「えびの市」で、そちらには「あ行」巡行で訪問済み。…ゆえに、50音巡行のセカンドラストな自治体となる「わ行」の「え」への訪問に際しては、ちょいと遠出が必要になるということになりますです。><;



で、話を戻して国道375号について。この道は結構な田舎地帯と峠を縦貫する3桁国道ではあるんですが…走っていて気持ちがいいくらいの直線多めな快走路なんです。途中で何組もの2輪乗りに遭遇しました。…この道、覚えておこうっと♪^^





ただ、この道を快適に走れるかどうかにはタイミングもあるようです。とりあえず、ドライブに好適な秋晴れの休日の午前中にこの道を北上しようとすると…都市部からの車で結構渋滞するようなのでご注意ください。

東広島市境辺りから急に対向車が長い車列をなすようになってきて、ちょっとびっくり。




しかして、そのまま山陽道の西条IC入り口を超えたら、ぼちぼち国道2号が横断する東広島市西条の市街地に突入です。江田島市への陸路入り口にあたる呉市まではもう少しといったところ。





仕上げに大根坂峠をさくっと超えたら、ようやく呉市に突入~♪






さすがは旧海軍の拠点都市だっただけあって、結構栄えています。呉市といえば、これまで呉港の大和ミュージアム辺りをスポット訪問したくらいで、あまり詳しく知らないんですが…空が高くて住みやすそうな街ですねー。





…かと思いきや、実はこの街って郊外が坂だらけでなかなか大変そう。(笑






ちなみに、国道487号を通って道路標示を頼りに江田島市を目指す場合は、とりあえず「音戸」(おんど)方面に向かってください。「江田島」という表示は、呉市の中心部で1か所出てくるだけで、その後は島嶼部に至るまで一切出てこないという鬼仕様ですからご注意を。




そんなこんなで…なんとか市の南西部に浮かぶ島・倉橋島との境にかかる「音戸大橋」を見つけたら、ぐるっと上がってきゅるっと下り、ようやく出てきた江田島の表示に安堵しながら、一時487号を離れて島の西部の県道35号へ。







すると、やっぱり島は島だと再認識させられるというか、なんとなく本土とは違う「嶼」な雰囲気がぷんぷんと漂う…いい感じの風景に出会えます♪ I love islands!!^^





しかるうちに、自然と国道に復帰すると目の前にはふたたび大きな橋がお目見えします。こちらこそが江田島市への入り口となる「早瀬大橋」。「ゆ」の島根県湯梨浜町から日跨ぎで走りきること距離約300キロで時間的には16時間。ようやく次なる「え」の目的地が見えてきました。






江田島市があるのは能見島という大きな島。行政区域的には広島市の南隣となりますが…通過してきた呉市に属する倉橋島よりも「島っぽい」香りが強い雰囲気に包まれてはいます。でも、なんだか家も多くて人口は多そう。





そんな雰囲気に癒されつつ、メインストリートのコンビニが建つ交差点をおもむろに曲がった先に現れるのが、「え」の江田島市役所。おやや、なかなかに大きくて市役所然とした建屋のようです。



というわけで、ようやっと4か所目ミッションのクリアです♪…あぁ長かった。





と、安心したところで、すかさず昼食の調達を。もう、なんだか疲れ果てていたということもあり、この先の行程の余裕度を考えて、市役所の目の前にあった「藤三」さんでちゃちゃっと旨そうなお惣菜をGetしてすますことに。^^;




調べてみたところ、江田島市の人口は総計で2.2万人ちょいなんだそう。確かに…島嶼としては人が多いほうに分類される部類なのかもしれませんが、観光地でもない生活感の溢れるスポットで行列ができるお店に出会えるとは…ちょっと意外でした。…街じゃん!!(ここ「てんてく」さんの芋、旨いんですかね。並んでなければ…試してみたかったw



で、そそっと食料を調達したらば、再び国道487号に戻って今度は能美方面へ北上します。このあと、呉市方面に戻るのも癪なので、フェリーで広島市の宇品港に渡ってしまおうという算段で。^^





江田島市~広島市間のフェリー航路はいくつかあるようなんですが、今回は三高港発の「瀬戸内海汽船」さんのグループ会社「瀬戸内シーライン」の航路で渡ることにします。



もう片方の突端にある切串港からも結構な数のフェリーが出ているんですけど、そちらの方への道すがらにある「第一術科学校」の見学も、コロナ禍のせいで受入れが中断されているので、もういいやって感じで。(笑





小一時間ほどかけて三高港に到着してみると、次の便まで生憎40分待ちとのこと。





でも、無問題です。こういうこともあろうかと、市役所前の藤三さんで買ったお惣菜はここまで温存しておいたので、適当に遅めの昼食を摂っていれば、そのうち船は来るという計算でー♪




500円とはとても思えないクオリティと量のお寿司をほおばっていたところ、係の方が待ち列の順番に従ってフェリーチケットを手売りに来ました。…うーむ初めて見るスタイル…。ワタクシもそうでしたが、初めて訪れた人ならば10中8-9は、何も考えずに営業所にチケットを買いに行くと思いますが、ここでは係の方が来るまで列に並んでじっとしておきましょう。これ、斬新ですね。




そうこうして落ち着いていたところ、やがて対岸からフェリーが近づいてくるのが見えました。こじんまりとしながらもなかなかにパワフルな動きを見せています。




対岸からのお客さんが下りきったらば、早速乗船を。この日は、連休中ということもあってか積み残しが出そうなほどに待機車列が連なっていたんですが、係員の職人技で全ての車を積み込み完了。デッキから見ていて、良く積み込んだもんだと…ちょっと驚きました。






そんなワタクシの驚きもよそに、フェリーはさっさと出港して12キロ先の広島市南区の宇品港へと進み始めます。いやー、実にあざやか。運航便数も多いので、ベテランぞろいなんでしょうね。




びっくりついでに航海中に珍しいものを見られたので、思わず激写。さすがは軍都・呉を臨む広島湾です。フェリーで自衛隊の艦船に出会えるとは。…しかもこの船、舞鶴生まれの5104「わかさ」さんではないですか。また舞鶴まで戻ってもう一度艦船見学をしたい気持ちが、少し…ふつふつと。^^




その後も穏やかな湾を渡り続け、対岸に白亜のお城が見えて来たら、ぼちぼち到着です。(あの建物は「平等大慧会」という教団の施設なんだそうです。





そういう行程を経つつ、広島市に上陸したらば、お次に目指す「や行」最後の「よ」の街へと進んでいくのですが、キリのいいところのここらで30,000字制限到来!!

「よ」で始まる名前の自治体も、昨今ではめっきり少なくなってレア度が増しているんですが、幸いにも最終的に戻る福岡市への道すがらにいいところがありましたんで、そちらを目指すことにします。

続きは、また次回に。(次回はちゃんとフィナーレまで書ききる予定♪

もう1か月ほど前の話になってしまうんですが、今少しだけお付き合いただけますれば幸いです。
m(_ _)m










Posted at 2020/10/17 20:17:44 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月15日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の4)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の4)3日前にUPした「その3」の続きです。

市町村名50音順巡行の「や行」攻略の小旅行中、「や」「い」「ゆ」の自治体庁舎までをなんとか訪問・撮影し、次なる目的地「え」で始まる名前の自治体を目指して走り出すところからの続きになります。ときは、9月の20日の日曜日。

世間では秋の4連休の2日目ということで、少し浮ついて楽し気な空気に包まれた、すがすがしい早朝からの出来事を綴るところから再開していきます。





ミッションとして「え」を目指さねばならないという思いはあるものの、せっかく訪れて車中で夜明けを待った、鳥取県の名峰「大山」の麓というロケーションを無視して先に進むわけにはいきません。…というわけで、国道9号からそそっと県道171号に折れ、大山方面へと駆け上がっていくことにします。




そしてすぐに合流する県道158号に乗り換えて、真っすぐに伸びる朝焼けの伯耆の田舎の田んぼ道を颯爽と南下していくと、正面には雄大な山稜が現れます。…なんだかいちいち憎いくらいに神々しいこの辺の道路…いったいなにごとなんでしょうか。近隣の住民の方がうらやましくなるような、良い空気に包まれています。





なんというか、ヒマワリと架け干しの稲とを一緒に見られる不思議さって、神秘的ー!とか思いつつ、せっせかと山の麓の勾配を駆け上がっていきます。





すると辺りは次第に山道の様相を呈してきて、20分ほどで登山道入り口に近い駐車場に到着ー。






早朝の6時半ごろと、つとめて早く来てみたのですが…さすがは連休中ということもあり、すでに多くの車で埋まっています。人気観光地は…やっぱすごいですね。^^





周りを歩く人々の9割以上が登山装備でびしっと決めている中、普段着でふらつきまわるのはなんだか変な気もしてきましたがw、とりあえずすらっと伸びる参道をえっちらほっちらと上りつつ後ろを振り返ると、眼下には朝焼けの米子市街の様子が見て取れます。





コロナのせいなのかそうではないのかは分かりませんが、いくつかの廃屋と新規開店のお店とが混在するスティーピーな参道をひたすら10分ほど登っていくと、地区名の由来ともなっている「大山寺」にたどり着けます。







霊峰・大山の玄関口で古くから地域と登山客の安全を見守る古刹だけあって、楼門からは凛とした威厳ある雰囲気があふれ出してきています。天台宗では「別格本山」とも位置付けられているだけあって、かっこいいですなぁ。





思いのほかきつい勾配ですでにバテバテになりながらも、境内の観音堂の前に延びる最後の階段を上りきったところにあるのが本堂です。欄干の装飾や艶めかしい屋根の曲線美が美しいですねぇ。






本堂の前には「なでぼとけ」さんがおわしたので、思わずなでなで。長距離走で腰に来ないよう、入念に撫でまわしてきましたw(個人の責任で感染症拡大には注意しましょうね!)




これまでとこれからの交通安全を深々とお願いしつつお参りを済ませたら、境内にあふれるいろんなものを愛でながら下山します。うかうかしていると、お客さんが増えてきますんで、その前に。






参道脇からは大山寺のさらに高いところに鎮座する「大神山神社」へと続く道も見えますが…今回はパスします。…もうよけいに15分歩くのは…きついっすーww





さぁ、そんな感じで大山の麓を離れ、「え」の街への巡行を再開させていきます。ここではやってきた道を戻らず、県道158号をさらに奥へと走りながら、大山の裏側・中国山地の奥の方に回るルートで瀬戸内海方面へと辿っていくことにします。






途上で見かけた農道やら駐車場やらで最後に大山の雄姿を収めたのちも延々と県道52号を下って行くと、谷あいの集落でようやく米子道と遭遇。あぁ、大山の裾野は広かった…。







ちょっと朝から走り込んで疲れてしまったので…棚田の脇で見つけた小川で小休止。




洗い越しのような小さな橋に腰かけて冷たい水で目覚めの水遊びに興じたら、続きに戻ります。そのままペットボトルに詰めて持って帰りたくなるほどの清い流れで疲れも流されました♪







そしてそのまま鳥取県の最奥部・日野町、日南町域から広島県の庄原市に抜ける国道180、181、183号あたりをうねうねとトレースし、県境の鍵掛峠を目指し南下~。







無事に峠を乗り超えたら、鳥取県ともおさらばです。






…と、そんな感じで颯爽と走って行く予定なのですが、どうもこの辺りには目移りしがちなプチ面白スポットが多くて困ります。^^






ヒバゴンの里…。確か誰かがblogでヒバゴンの映画に触れていたような…。と思いながら、ついつい脇道へ。





ヒナゴン…?…ヒバゴン…?



1970年代、この辺りで正体不明な怪獣的なものの目撃情報が相次ぎ、全国区で有名になった幻の獣の名前が「ヒバゴン」。そして、その話をもとにした重松清の小説のタイトルで謳われているのが「ヒナゴン」。さらに、2004年にそれをモチーフにしてこの辺で映画が撮影された、という流れなんだそうで。




…これは、やはり一度小説か映画に触れてみねば…。謎過ぎるw

などと考えながらも、ローカル線の駅となるとどうしても線路を見たくなるので、その辺をちゃちゃっとおさえつつ、国道に戻って先を急ぎます。




この先も、そんな感じで「え」の街へとアプローチを続けていくのですが、3万字制限も見えてきたので、ここらでいったんぶった切ることにします。^^

「え」の街…西日本では超レアですので、もうどこかお分かりの方もいると思いますが…答え合わせは次回迄引っ張ることに。

では、そんな感じで一旦閉じますが、引き続きよろしくお願いします!!






Posted at 2020/10/15 21:46:56 | コメント(14) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記

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