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しげ爺太のブログ一覧

2020年10月12日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の3)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の3)2日前にUPした「その2」の続きです。

50音順の市町村名巡行も終盤に差し掛かった「や行」の「や」から「よ」にかけて駆ける中で、琵琶湖から若狭湾に出て丹後半島にある「い」の街・「伊根町」へとやってきたところからの話の続きとなります。

9月19日(土)の夕暮れ前、せっかく風光明媚な伊根町へやってきたのだからとばかりに…役場(本来の目的地)に立ち寄るのも後回しにしてw「舟屋」の風景を拝みに走ります。舟屋というのは、海面にせり出して建っている家屋で、1階部分が船の格納部、2階部分が居住部分といった構造の建物の呼称なんだそうです。




地域には、割としっかりとした駐車場が整備されているのですが、結構な数の車が停まっています。今回は運よく何とかギリギリ1台分のスペースに滑り込むことができて一安心。ただ、おそらくこれらの半数以上は釣り客のものかと推察されます。なんだかやたらと賑わってますもん。





では、早速舟屋の街並みの方へと歩みを進めていきましょうか。




天然の要害のような奥まった湾の海辺に立ち並ぶ、落ち着いた雰囲気の家屋群…これはいい。地形がいいのか、おそらく高潮の被害も受けにくい場所なんでしょうね。バリ島なんかの観光地でよく見るリゾートコテージよりも海と一体化したかに見える生活空間の様は、なんだか物語の中に迷い込んだかのようなイメージを与えてくれます。現実ですが、現実離れしているというか…。^^




集落の奥で祀られている「八坂神社」も独特な雰囲気で、目をひきます。






こちら、創建の年は不明といわれていますが、400年以上の歴史があるようで。平年であれば7月に「伊根祭」と呼ばれる漁船の祇園際のような祭りが開かれるそうですけど、その起源にかかわっているようで。





そして麓の目抜き通りたる1.5車線沿いの街並みには、独特な家紋を掲げる蔵がいくつか。







現住家屋が多いとはいえ風情ありまくりなので、もう写真撮りまくりです♪





でも、ぼーっとしてるとバスに轢かれますからご注意をw



と、そんな感じで舟屋群の風景に満足したら、本来の目的である市町村名巡行のセオリーに倣って「伊根町役場」へと急ぎます。…あぁ、名残惜しや。





とはいえ、実はこちらの役場は、舟屋群からならば車で5分足らずなんですよね。^^



そんなこんなで、「や行」2番目の自治体となる「い」の伊根町役場に到着でーす!!木造で何とも温かみのある造りの庁舎です。





庁舎正面にはなんだか意味深な円形の何かがあったんですが…何ですかね、これ。まさか、自転車置き場ではないですよね。(笑



でもまぁ、明るいうちに何とか「い」まで攻略できたので、ほっと一安心です♪…さて、お次は「ゆ」で始まる名前の自治体です。決して湯沢市ではありません。遊佐町でも由利本荘市でもないです。(…それにしても奥羽って「ゆ」が多いなぁ…。)



なにはともあれ役場で一服したら、日出地区から夕陽を浴びながらそそっと巡行の旅へと戻って次へと急ぎます。とりあえずは国道178号を伝って丹後半島をぐるっと回る形で、西へ。





その途上、道路脇の素敵なロケーションにいい感じの景観を拝めそうな展望台が用意してありましたんで…せっかくですから休憩を。




「蒲入展望所」と呼ばれるこちらからは、丹後半島の先っちょの経ヶ岬方面に向かってリアス的に複雑に入り組んだ断崖が連なる様を一望することができます。良い景色ー♪




そんな絶景で端っこ感を堪能したら、暗くなる前に再び西へ。





なんとか日が暮れ切って闇に飲み込まれてしまう前に丹後半島から抜けてしまいたいなぁと思いつつ、夕日を追いかけてひたすら国道178号を西行します。





そうして、半島西部の景勝地を強い意志で全部パスしてw急いだ結果、暗くなる前にワインディングロードを抜けて、京丹後市の街中にまで下ってくることができました。やれやれ…一安心。





と、ここらで安心ついでに、ちょいと地域の本屋さんに立ち寄りを。




今回はちょっと実験的に紙の「道路地図」を持たずにIT機器だけで走ってみようという試みもひそかに行っていたんですが…もう我慢ならないということで、急遽Get。やっぱ、情報を網羅的に一覧(一目)で確認しやすい道路地図の方が、自分の性に合っているみたい。

大塚愛と風味堂は…500円で投げ売りされていたんで思わずつまんだところ。(笑



その後、夕焼けの日本海沿いを豊岡市→香美町と順調に走り抜けたら、京都府ともお別れ。夜の灯りに照らされた鳥取市街もさくっと抜け、ひたすらに走り続けます。







鳥取県と島根県の日本海沿いの幹線は、何気に高規格化がガンガン進んでいるので、特に日が暮れた後はすいすいすーと走ることができてよいです。(こうして…地方都市のストロー現象はいっそう進行するわけですがw




…と、あまりにも快調に走れてしまっているせいか、50音順の次なる目的地「ゆ」の街がどこなのかをご紹介するのが漏れておりましたね。次に目指しているのは、鳥取県の西部にある「湯梨浜町」になります。国道9号BPで見かける「はわいIC」のある、あのあたり。倉吉市の北隣といった方が分かりやすいかもしれません。



当夜は、なんとか湯梨浜町まではクリアしたのちに、大山の麓くらいまでには到達したいなぁと頑張って走っているところなんです。これまで、フェリー泊、ビジホ泊と贅沢に過ごしてきて、ライフゲージもある程度余裕がある状況なので、今回は車中泊で過ごそうと思い、事前に夜食も調達しつつ国道9号を粛々と西へ。






そのまま走りきること1時間余りで、難なく湯梨浜町境を通過。





で、するっと役場へ到着!!(ストイックに走りすぎて、途中で書くネタが見つからず、ナッシング!…梨の街だけにwww





これで、残すは「え」と「よ」だけ。それさえ撮ってしまえば…最後に残すは「ら行」と「わ行」だけ♪あーなんだか…終わりが見えてくると、それはそれでなんだか寂しさを感じ始めてきたりして。

とはいえ、「ら行」は泣く子も黙る修羅の道。簡単には終えられないでしょうから、ま、当面はネタ終了の心配はしなくても大丈夫です。




そんなこんなで、ゆるゆると西への走行を続けていくのですが、時刻もそろそろ22時の手前となってきたというわけで、いったんこちらでお眠することにします。…当初は「道の駅・大山」を目指してい走ってたんですけど満車で「密」でしたので、国道脇PAの「大山パーキング」に逃げてきました。こっちはガラ空きでゆっくり眠れます♪^^





それでは。
以降は次回に続けます。




引き続きお付き合いいただけますれば幸いです!!^^



Posted at 2020/10/12 12:39:18 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月10日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の2)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の2)6日前にUPした「その1」の続きです。間が空きました!!ぼっーとしてんじゃねーよ、と叱ってください。><

9月18日の夕暮れ時に「や行」最初のスポット「や」の野洲市役所を発ち、次なる「い」の伊根町役場(京都府)を目指しながら、琵琶湖畔で長浜のお城やラーメンを堪能しつつ、日をまたいで国道8号と303号で福井県入りし、国宝の「明通寺」で心を洗い中…なところからのお話再開となります。

天気は、前日とはうって変わっての晴天です。ワタクシ自身これまであまり走ったことのない若狭エリアがこの入境を歓迎してくれているかのような天候に、なんだか嬉しくなって…寄り道しまくりな道中となっております。(笑

というわけで、明通寺の境内をふらついているところから、つらつらと。





ちなみに…こちらの威厳ありまくりな外観の本堂には、どっぷりと立ち入って本尊の薬師如来様を拝観することができます。^^






して、その荘厳な本堂の奥の一段上がったところに佇むのが、渋さ漂う三重塔。




塗装やニスなどの艶やかさは無くとも…朽ちずにどっしりとたたずむお姿に…惚れずにはいられません。なんでこんなに堅牢なんでしょうね。これぞまさしく「ロストテクノロジー」をふんだんに活用した建造物の鏡…なんでしょうかね。良いものを拝観しました♪





そんな感じで満足しつつ境内を下りたら、時刻はちょうどお昼時。駐車場内にあった看板に惹かれつつ、昼食どころを目指します。





なんだか温かみのある玄関にたどり着き、ランチについて尋ねてみたところ…無情にもNGをくらってしまいました。いや、確かに4連休初日たる9月19日の土曜の昼時ではありますが…宿泊客で手一杯だとは。なんだかんだ言って、地方の観光も潤いを取り戻しつつあるんじゃないの?と、悲しさの中にも嬉しさを感じたところで。



ま、仕方ないので伊根町行きの行程へと戻ることにします。





国道27号に乗り、お城で有名な後瀬山のトンネルを抜けたらば、そこはもうバラク・オバマ氏のおかげで知名度の上がった小浜市の町はずれ。ついにやってきましたよ、敦賀湾。このままついついっと舞鶴市まで走り抜けて、早いうちにお昼にありつこうかと。





大飯原発で有名な「おおい町」域に入ると、原発施設よりも何よりも、目前に絵に描いたようなほどにシュシュシュッとした、コニーデ的な何かが目に飛び込んできて、心をわしづかみにしてくれます。こちら、青葉山という山で、別名「若狭富士」とも呼ばれるものです。




ただ…しばらくそのまま走って行くとわかったんですが、あの山影は…裏側から見るとシュッとしていません。あれ不思議だなぁと思い、後から調べてみたところ、この山ったら成層火山ではなくて、土地の隆起と浸食だけでたまたまあんな形に育ってしまったものなんだとか。



そして、そんな自然のイタヅラにきゃっきゃと喜びながらもさらに走り続けると、いつの間にやら舞鶴市内にまで至っていました。目指す伊根町までは、あと60キロほど。




しかして…海自屈指の拠点港でもあるこの港町をお船も見ずにスルーしてしまうのは、あまりにももったいないですよね。ここはやはり、昼食がてらにちょいっと寄り道していくことにします。今回たまたま見つけた湾岸の市営駐車場は、海自の舞鶴教育隊校舎の目の前にありました。




…でも、お船が1艘も見当たりません…。



それもそのはず。艦艇が係留しているのは、実はこの湾の西側の埠頭なんだそう。駐車場からほど近いところにあった、今回のランチ処「よこ田」さんの大将に教えてもらいました。いやー、やっぱ地元の話は地元の人に聞くと早いです♪





そんな親切なお店で食したのは…海鮮ではなく、海軍カレーwww




実はこれ、おみやげ品でも持ち帰れるご当地のレトルトなんですけど、旨いんですよ♪…お土産で4つ買っちゃいましたw




で、カレーで満腹になったら、さくっとお船を見に行きます。ここから西側の「赤レンガパーク」と呼ばれるあたりの波止場までは歩いていけないこともない距離ではありますが…あとでまた帰ってくるのが面倒いので、車でさくっとw





少し高台にある駐車場の麓には、海自・舞鶴地方隊の工作部の拠点港が広がっています。コロナ禍以前の週末には、こちらもよく公開されていたようなんですが…あいにくと昨今は、その重そうな門扉は閉ざされたままなご様子で。




なので、鉄柵の隙間から無理やりお船を撮ります。688と記してあるので、こちらは掃海艇の「あいしま」さんのようです。ブリッジで前を向くバルカン砲が…厳ついですね。




その奥にも、4301「ひうち」や425「ましゅう」さんなんかがお休みされています。いやー、絶景かな絶景かな♪海自の街とはあまり縁がない生活を送ってきたので、こういう艦船が集合した光景は…惹かれます。




そして、そのさらに奥は南極観測船の「しらせ」も。艦番号5003と記されています。…あの船って海自の船だったんですね…知りませんでした。(文科省で建造→海自で運用)



港の脇には、ここいら一帯の公園の名の元ともなっている赤いレンガの倉庫群と博物館も。





今回は公開地にあるレンガの展示だけで満足してしまったので、博物館内には立ち入っていません。またいずれ来ようっと。^^






と、そんな感じで舞鶴港の軍靴の音を脳内再生しながら、伊根町への行程へと戻ります。




港を出てすぐのところで、海風にさらされてちょっとくたびれているように見えたマクドナルドの2階建てバスに、ほーっとため息をつきながらも、混雑する国道27号を西へ。




なんで混雑するのかといえば、この道の先にはかの有名な「天橋立」があるから。しばらく我慢の子状態で27号から178号に入って、丹後半島方面に抜けていきます。





ついでに、この辺りを走るドライバーを惹きつけてやまない「ダルマ」さんにも記念撮影ながら一寸だけ寄って、先を急ぎます。…ちょいと寄り道が過ぎましたからね。まだ先は長い!急げー!





と、そんな感じで急いで走っていると、なんだか海辺のワインディングに差し掛かってきて…あぁ丹後まで来たんだなぁ…なんて、ちょっとだけ感慨にふけりながらも休まず走り続けます。…混んでますけど、そして陽も陰ってきてますけど、ひたすらに。






「よし乃や」…確かどなたかがお勧めされていたような…なんて思いながら、天橋立ケーブルカー乗り場前をするっと通過して、ひたすら急ぎます。…「や」の野洲市を出てからまだ200キロちょいしか走っていない、こんなところで日暮れを迎えるわけにはいきませんからね。






だがしかし…日暮れ前に30,000字制限の方が早く来そうな頃合いとなってしまいましたw





伊根町までは…たぶんあと1キロもないはず。…と念じていたら、市町境を超えてなんとか伊根町域に入ることができました。道路標示には、いつか訪れようと憧れていた「伊根浦舟屋群」の文字が見えます♪



そんな感じで日没の前になんとか伊根町域まで達する(そして書ききるw)ことができて安心したので、ここいらでいったんぶった切ります。



次回以降、舟屋群の景色でほっこりしつつ、役場との逢瀬も無事に経たのち、次なる巡行の拠点「ゆ」の自治体へさっさかと向かっていきます。^^

引き続きお付き合いいただければ幸いに存じまーす。(次はなるべく間を開けずに書きます!!)









Posted at 2020/10/10 02:18:08 | コメント(11) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月04日 イイね!

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の1)

市町村名の頭文字追跡巡行(「や行」の1)ときは9月の18日(金)までさかのぼります。

前回レポった「『ま行』後編の4/完結」でコンプリートした「ま行」の旅の余韻もそこそこに、颯爽と次なる「や行」の50音順市町村名の巡行へと取り掛かり、「ヰ=い」と「江=え」も含めた5か所の自治体を巡りつつ福岡市への帰還を果たすあたりのお話をつらつらと書いていこうと思います。

…分量はだいたい5‐6編くらいになると思いますので、飽きずによろしくお付き合いいただけますれば幸いでございます。^^



それでは、さっそく「や」で始まる名前の自治体へと向かいます。今回は都合がいいことに、直前の「も」の守山市のお隣に「や」の「野洲市」がありますので、そちらを最初の目的地とすることに。…愛知県の弥富市を期待されていたみなさん、ごめんなさい。(笑





滋賀県道2号で両市を分かつ野洲川を越えたら、野洲市役所はもうすぐそこ。どちらかというと大津市や京都市方面となる対向車線は帰宅ラッシュで激混みな様子ですが、こちら側は結構すいすい流れて行ってくれます。




混雑時につき、反対車線側への右折入庫するのを避けるために、琵琶湖線のアンダーパスをくぐり、くるっと住宅街から建屋の北側に回り込んだら、あっさりと野洲市役所に到着。守山市役所を出てからわずか30分で到達ー!!

いやー、幸先のいい出だしです♪





なんだか機能的にシュッと納まっている印象を与える、隙のない市役所庁舎ですねー。あいにくとこの時間では閉庁してしまっていますんで、庁舎内へは立ち入れません。




というわけで、「や行」の2か所目となる「い」の自治体へと走り出します。ただ、夜間にガンガン進んでしまうとロクに写真が撮れませんので(笑)、当夜はどこかで適当にお泊りしたのちの翌日の到達を目指すことに決定~。世間ではまだ4連休に突入する前なので、まぁどこか泊まる場所はあるでしょう…と楽天的に考えながら、とりあえず琵琶湖東岸の国道8号を北上していくことにします。





そんな感じで投宿の地として目指しているのは、ひこにゃんで有名な彦根市…のちょい先の長浜市。野洲市からはすぐだろうと見込んでいたんですが、道のりは50キロと少しということで決してご近所ではありません。…それを近くに錯覚してしまう琵琶湖の大きさたるや、あっぱれ。




東近江市のあたりまで来ると、ちょっと流れが変わって北へ向かう車の量が増えてきました。さすがにこの辺まで来ると、京都市や大津市のベッドタウン的な感じも薄れてくるんでしょう。西国ではあまり見かけないお店の看板に目を輝かせながら、そのままずんずんと北へ北へと走り続けます。






そうして野洲市を発ってから約2時間。ようやく長浜の街の灯が見えてきました。考えてみれば、早朝の6時から14時間ほど走りっぱなしですんで、ちょいとお疲れ気味。。。疲労で事故る前に、とっととお宿を探して寝ちゃいましょう。ということで、JR長浜駅の裏側の駐車場に滑り込み、空いていそうなビジホめがけて電アポ作戦を決行。





幸いにして、駅からすぐ近くだという「グリーンホテル・Yes長浜みなと館」にシングル空き部屋を見つけましたんで、一安心。そして嬉しいことに、そちらは長浜城のすぐ近くだそうです。



というわけで、安心ついでに駅の周辺でご飯を頂いてから宿に向かうことに。橋上型の駅舎から延びるペデストリアンデッキを渡ると、駅の正面側に回れます。古い街なのに…なんだか都会的でかっこいいですねぇ、長浜駅周辺って。






しかして、当日の晩餐会場としてロックオンしたのはこちらの「麺屋たい風」さん。長浜市でラーメン食べて、「福岡以外で本当の長浜ラーメン食ったったーwww」と言いたいがために選んだようなものです。…が、想像を超えた美味しさに、一瞬でファンになってしまいました♪…関西のラーメンのレベルの高さたるや恐るべし!!






ビールを開けたくなるのをぐっと堪え、そのまま車を駅から宿に移してチェックインしたのは21時すぎ。思っていた以上にすてきなたたずまいのホテルです。嬉しいことに、全室とも窓は琵琶湖向き。





広いセミダブルベッドの上に荷物を放ったら、缶ハイボールを1缶だけ空けて、とっとと就寝します。おやすみなさい。







そして翌朝。なかなか良い天気に恵まれたので、眼下に見下ろす長浜城まで少しお散歩に繰り出してみます。宿の目の前に整備された「豊公園」の奥の城跡までは、ゆっくり歩いて10分ほど。





つい最近、扇の勾配 さんも触れられていましたが、こちらは昭和期に建てられた模造城。庭先に本丸跡の碑が建っている格好です。




しかし、白壁のお城って…どうしてこんなに朝日や夕陽が格好良く映えるんでしょうね。いやー、すがすがしい限り。^^




お城の脇は、すぐに琵琶湖岸となっています。琵琶湖を庭に取り入れた贅沢な庭園設計ですね。ああー、いいっ♪






さすが太閤。お城づくりは完璧ですなぁ!



そんな感じで朝から歴史に触れて満足したら、とっとと巡行の続きに戻ります。天気がいいうちにガンガン走って行きたいですからねー。^^





国道8号をしばらく順調に北上したのち303号を西の方面に折れ、今度は琵琶湖の北岸を走って日本海を目指します。…となると、どこに向かっているのかだいたい絞られてくるので先に答えを言ってしまうと、「ま行」の2か所目に目指している自治体は、京都府の伊根町になります。






長浜市から高島市にかけての市境付近は少しだけ山道っぽくなりますが、それ以外は基本的に郊外の街並みを延々走るだけな感じになるので、ちょっとダレます。…でも、天気がいいのでおっけー♪




こんないい天気の下で「天の恵み」(HEAVEN'S MANNA)を戴けたらば、相当に幸せでしょうねー…でもまだ開店前ですもんね…などと独り言をぶつぶつ呟きながら、快走を続けます。




して、高島市境を超えたところで急に道路が高規格BPっぽくなります。あぁ気持ちいい道路。なんだか雪国らしく、道路が錆で赤茶けている感じがなんともそそります。^^




その後、気持ちのいい快走路が…延々と40キロ走行される安全運転先導車に塞がれたりする場面もありましたが、無事に福井県境をまたいで原子力の街・若狭町へ進入。いわゆる若狭街道経由の日本海行きとなります。前を走るバイカーさんも40キロ走行に若干うんざりしている様子ですが、まぁよし。(笑





しばらくの我慢の後、速度制限キャップの取れた街道を延々走ると、なんだか景色が変わって日本海の匂いが香り始めました。なんでしょうね、この独特な日本海側の雰囲気って。なぜだかとっても気分が上がってくるのが分かります。




で、アゲアゲな気分を維持するために、この辺でちょいと寄り道を。国道27号から福井県道23号に折れて、ちょいと山の方へ走ってみることに。




で、たどり着いたのは国宝指定されている古刹の「明通寺」さん。




かの坂上田村麻呂が開いたといわれる、真言宗のお寺さんです。この日から世間も4連休ということで少しだけ混雑を危惧していたんですが、早掛け行動が功を奏して、それは杞憂に終わりました。






いったいいつからその姿をとどめているのか…と恐れ多くなりそうな仁王門をくぐった先にあるのが、本堂と三重塔です。さすがに国宝クラスともなると…整備が行き届いていますね!!





苔むす姿が美しい参道をそのままちょいっと上がっていくと、本堂が見えてきます。…うーむ…厳かというしかない凛とした佇まいです。






こちら、本堂の中にも立ち入れるので喜んで見学していくんですが…ここらで恒例の30,000字制限を迎えそうです。あぁ無念。><;



ということで、続きは次回に。この本堂の裏手に三重塔もあります。続きは、その様子をお伝えするところから再開していきますんで、お楽しみに♪

引き続きよろしくお願いしまーす。^^



























Posted at 2020/10/04 13:02:16 | コメント(14) | トラックバック(0) | 頭文字追跡巡行 | 日記
2020年10月03日 イイね!

柳川市で朝飯前に朝一で朝市を堪能した話

柳川市で朝飯前に朝一で朝市を堪能した話ときは9月27日の日曜日早朝。南の福岡市でも、ぼちぼち朝晩の涼しさが肌寒さへと切り替わり中ですが、天候自体は予報で快晴ということで。…そうなると、そんな心地よい秋のドライブ日和をみすみす家の中で費やすとなるのはもったいないですよね♪^^

というわけで、日の出後の朝7時ごろ、進路を南にとってふらっと県内ドライブへと繰り出してみました。目的地は、なんだかんだ言って走りに行くのは久しぶりとなる「筑後地域」です。中でも、柳川市に関しては何故か今までほとんど彷徨ったことがありませんので、いい機会とばかりにふらり徘徊に出てみました。




お日様も上がりきり、福岡空港の先の立花寺北交差点から国道3号に入ろうかというところで、すてきに離陸中なJAL機に遭遇。なんだかこのときの気分を表してくれているかのような上がり調子の機影を眺めて、さらにテンションを上げながら、混んでいない幹線道路を南へとひた走ります。





そのまま快走し続け30分ほどで佐賀県境を越え、久留米市街地に差し掛かったら、西鉄久留米駅前で国道209号の方に右折して大牟田市方面へ。






片側1車線となる筑後市あたりに到達したのが8時ごろ。日曜とはいえこの時間帯はさすがに混雑がみられますね。しばし我慢を続けながらもひたすら南へ。





途中、県道15号との交点となる上原々向山(かんばらばらむかいやま)の交差点付近ではフリマの準備がされていました。なんだか楽しそうな雰囲気でしたよ。今度立ち寄ってみようかな。^^




そうこうするうちに、いつもの間にやらホークス2軍の拠点がある「筑後船小屋」の船小屋温泉郷を超えて、みやま市、八女市をさくっと通過しつつ柳川市へと一目散!







矢部川支流の飯江川沿いに西へ折れ、今度は国道208号に渡ったら目的地はもうすぐそこ。




というわけで今回訪れたのは、柳川市の南のはずれにある中島という地区。こちらでは、江戸期から200年ほどの歴史を持つといわれる「中島朝市」が午前早めの時間帯に開催されていると聞いて、ちょいっと突撃してみたところだったんです。^^





付近は、古くからの町割りに沿って細い路地がうねうねと残る閑静な雰囲気です。コインパーキングなんて洒落たものはないので、矢部川のほとりに佇む金毘羅さんの駐車スペースをちょいと拝借しての散策開始と行きましょー。





こちらに出店が並び始めるのは、だいたい朝の8時半からとのこと。少し早く着きすぎたのかもしれませんが、露天の数はまだまばらです。でも、なかなか流通していないような珍しい海産物から大根葉(お漬物)、泥付きレンコンなどなどの野菜・根菜までが店先を飾っていて面白さが光っています。








ぐるりと回遊して、今回手に入れたのは格安だった野菜に、ツガニとレンコンと大根葉。なかなかの収穫です。(ツガニは1杯たったの700円でした!こりゃいい♪



そして帰りがけに、商店街の入り口対面にあった「モンドリアン正月」さんの店構えがなんだかすてきだったので寄り道を。なにげに、8時台から開店しているお菓子屋さんって珍しいですね。ご主人もとっても気さくな方で、好感度さらにUP。





こちらでもなんだか珍しさが目をひいた「のりパイ」なるものとカスタードのお菓子をさくさくっと買って次なるスポットへと移動しまーす。




やはり柳川といえば、ウナギの存在を無視しておくわけにはいきません。とはいえ、こんな時間に営業しているウナギ屋さんはありませんから、ちょいと趣向を変えて「うなまん」なるものを探しに向かいます。




なんだかいろんなバリエーションがあるようなんですが、まずは市街地西部の北原白秋の生家近くにあるお肉屋さん「清柳食産」さんの方へ。






柳川城跡からも徒歩圏内にあるこちらの「沖端商店街」は、観光用に整備されていて、なんとも旅情をそそる佇まいです。その西のはずれの辺りにあるのが目的のお店。肉匠職人という看板で「名もなきカレー店」という人気のカレー店を営んでいらっしゃるところでもあります。





で、喜び勇みながらお店の前に到達するも…日曜日はお休みだとか。><;




このとき時刻は9時過ぎ。「うなまん」1店目にはあっさりとフラれてしまったので、商店街から外れて次なるお店に向かいます。2店目のうなまんは、うなぎそのものではなくすり身を使用しているように見える商品のようですが、よく言われているように、うなぎ料理の命は「タレ」ですから…本身だろうがすり身だろうが無問題です。^^




して、たどり着いたるこちらは「せきや」さんという練り物屋さん。柳川市といえばかまぼこやてんぷら(さつまあげ)などの魚の加工品でも有名な土地柄ですから、わくわくしながら店内へ。





すると目に入ってきたのは、なんとも面白そうな商品の数々。てんぷらとココナッツ?!の組み合わせとは…なかなか秀逸。というわけでパッケージに一目惚れして早速買い上げ。今回は「ココナッツ&発酵バター」と「モッツァレラ&黒胡椒」を試してみることに。




しかし、お目当ての「うなまん」が見当たりません。…そこで店員さんに聞いてみたところ、「昔は売っていたみたいですが…。」とのこと。残念なことに現在はもう売っていないそうで。なんてこったい。
\(^o^)/オワタ


(福岡県観光連盟さん、ホムペ修正しておいてくださいww)

そんな感じで…このまま暖かい日差しの下をぐるぐる散策するにはちょいと不向きな品々を諸々Getしてしまったので、たったかと福岡市へと帰ることにします。あぁ、クーラーボックスを持ってこなかった自身の不手際を恨みます。




福岡県道18号にかかる「新田大橋」で筑後川を越えて佐賀市の辺縁をかすめながら、吉野ヶ里・那珂川方面へ。




途中で「有明海沿岸道路」の大川~佐賀空港間の工事状況などもチラ見しつつ、快調に平野を駆け抜けます。やっぱ佐賀の平野は走りやすくていいですねぇ♪






田んぼの中を抜けて国道385号を捕まえたら、あとはひたすら北上を。






いつか立ち寄ってみたい「吉野麦米」さん。道なりの目立つところにあるんですが、この日もそうとう賑わっていましたんで…パス。(笑



峠道に入る直前の、長崎道「東脊振IC」手前にあるお安いGS(福岡市内と比べると、ゆうに10円は違う!)でハイオク満タンにしたらば、あとはひたすら走って帰るだけ。




コロナ自粛もあって、この道は久しぶりの走行となりましたが…やっぱいい道ですねぇ。






そうして、無事に帰宅したら早速お料理コーナーへ突入~♪



まずは、まだ生きていたツガニをさっと湯がきつつ、お蕎麦へと仕立てて堪能。めっちゃ活きが良くて…最初に包丁を入れるのが大変でした。(笑





出汁のきいたお蕎麦で胃を落ち着かせたのちは、真昼間っからハイボールでいい感じに。アテには早速、例のてんぷらを。モッツァレラ&黒胡椒の…えもいわれぬ旨さにびっくりしながら…ぐいぐい杯が進みます。(これは…特急列車や長距離フェリー旅のお供にしたい!!駅に売っていたら最高なのにw



のりパイは、ハイボールよりは紅茶か緑茶に合います。もしかしたら、アイリッシュコーヒー(コーヒー+アイリッシュなウイスキー)にも合うかもしれません♪




と、そんな感じで地場食材に舌鼓を打って満足した、1週間ほど前の9月最後の日曜日のレポでした。牧歌的で珍しい食材に出会える「中島朝市」、お勧めですよ。

…ちなみに、ツガニのもう半分は、その翌朝に味噌汁に化けました。まいうー♪






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