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しげ爺太のブログ一覧

2022年04月23日 イイね!

大阪・多さか・大きさか(出張で堪能)

大阪・多さか・大きさか(出張で堪能)場つなぎの出張記を一つ。

極東の北海道根室市ではもうとっくに夜が明けて鶏も泣き止んでいようかという頃、西の果ての沖縄県石垣市ではまだ懐中電灯が無ければ外を歩けないんだろうなぁ…なんて想像しながら、拾ったタクシーで福岡空港に急いでいたのは4月20日・水曜日のよく晴れた午前6時前のこと。

今回は久々の大阪出張ということで、朝一のJAL2050便(これ、空いててお安いのでよく使うんですw)を捕まえるべく博多区郊外の国内線ターミナルへと向かう場面から始めていきます♪




福岡空港内の売店や飲食店の大半は6時半から10時にかけて目を覚ますので、この時間帯は人通りもまばら。もし、あなたが福岡空港を7時前後に発つ便を選ぶならば、朝食を事前にどこかで摂ってから来ることをお勧めします。




だって、6時半に開店するドトールさんなんて…こんな感じになっちゃいますからw



まぁそんなことはともかく、時世的なことと時間的なことが相まって、チェックインから指定の席への着座までをスムースに済ませられたので、早速出発~。





エンブラエルの小さな機体で、今回も快調に大阪・伊丹空港にひとっ飛び。




降りゆく途中で可愛らしい滑走路を見かけたので、こりゃなんだと思って調べてみたら、あれこそが「八尾空港」だと知れて思わずほっこり。シムシティの空港っぽくて、なんだかかわいい♪^^




最後はいつものようにIKOMAのウェイポイントから大阪市の北側をまっすぐに通過して、ITM(伊丹・大阪国際空港)に無事着陸。





幹線の拠点空港でありながら、小型ジェットや双発のプロペラ機をじっくりと眺めることができるのが大阪国際空港のよいところ♪




でも、あんまりゆっくり見入っていると大阪・梅田までのリムジンバスに乗り遅れてしまう(前回やらかしたw)ので、泣く泣くバス乗り場へ。><;





そうして650円でバスの座席を陣取ったら、あとは放っておいても30分ちょいで梅田まで着けます。…阪神高速はめっちゃ混んでますけど、それでも45分くらいみておけば余裕かと。





という感じで、通勤客でごった返す大阪梅田駅に到着ー!券売機が赤くてカコイイ!!




でも…こちらの阪急電車では都心部へは向かえませんのでw、踵を返して地下鉄の梅田駅からお仕事の目的地へとアプローチ。御堂筋の整然とした感じはいつ見てもほれぼれっす。










んで、大阪市のキタからミナミまでうろちょろしつつ諸々の仕事と雑事を終えたら、時刻はだいたい17時といった頃合い。夕日に照らされる無機質な都会のガラスの森の風景も、慣れない街だとオツなものに見えます♪





今回おさえている帰りの飛行機は、20時発のJAL2061便。チェックインの締めきり時刻まであと2時間半ほどありますから、寄り道しながら空港に向かうことにします。




なので、まずは大阪メトロの御堂筋線+北大阪急行線から大阪モノレールに乗り換えて、東へ。





さすると、車窓のはるかかなたにはなにやら怪しげな構造物が見えてきます。あれこそ岡本巨匠の「太陽の塔」ですね。うーん感動。夕日に照らされて艶めかしさも倍増って感じで。^^



はやる気持ちを抑えながら、万博記念公園駅でモノレールを下り、公園方面へと急ぎます。





想像以上にだだっ広いコンコースの中央には塔の模型も。日本を代表する造形屋さん・海洋堂の力の入れ具合に魅せられて…わくわくが湧く湧くー。



そんなアゲアゲな感じのままに、ついに現物と対面!あぁ神々しや。




これはもっと近づいて観てみたい!と思って小走りで公園の入り口に向かうと…ありゃりゃ、もう公園は閉まっておりましたというオチww





残念~。また来ますよ~。I will be back!!




こうなってしまうと、飛行機までの時間が中途半端に余ってしまって困ってしまうんですが…。そんなときには、少々ヤケ気味にお酒でも飲むしかないですよね。^^;




20時発なら19時半までに保安検査を終えれば問題なし!なので…途中の千里中央駅でぶらりと降りて1時間1本勝負の独り飲みへと突入。19:03の千里中央発モノレールに乗れば間に合うはず。




ただ、モノレール駅側ってあんまり居酒屋が無いんですねぇ…。北急の駅のほうにはたくさんあると思うんですが…移動時間がもったいないので、白木屋に突撃w





福岡の地ではモンテローザ系はあまり勢力を伸ばせていないので…十数年ぶりに入ってみたんですが、普通に美味しいですね♪(ピーマンが塩辛すぎたのはご愛敬w



んで…短期決戦になるので、お酒はお先に注文しとく戦法で一気にGo!!




いやいやー。白木屋さん見直しちゃいましたよ。このハイボール…めっちゃ濃いっすw



はてさて、飲み切れますかね…。




まぁ…このくらいで「飲み切った」ということで…。勘弁してください。^^;



会計を済ませてお店を出ると、壁の白と宵の蒼と、酔いが回っていい感じ。目が覚めているうちにさっさと空港まで行っちゃいましょう。





大阪や、あゝ大阪や、大阪や。ほんといいところですねぇ♪





新しさと伝統とが上手く昇華して発展を続けてきたこの街の魅力は…いつもワタクシの心を鷲掴み。また理由をつけて訪れまーす。(ほんとは自分で運転して来たいのですが…w





そうそう。

今回はお昼に取引先さんとミナミでお食事したんですが、その時の「道頓堀は飛び込み禁止だから、みんなそーっと浸かってやるんですよ!」といった類のお話しに、関西人の心意気というかパワフルさというか、なんだかすごいものを感じちゃった次第。いやー勉強になりましたww




では、また。^^









2022年04月17日 イイね!

八女られない、とまらない♪

八女られない、とまらない♪もうちょっと待ってよー…と言いたくなるような早いタイミングで発生した台風1号が日本列島の東側を北上していったせいで、急に暑くなったり寒くなったりと気候の差が激しかったここ1週間。16日の九州地方は、幸いにして、寒さこそあるものの気持ちよく晴れあがる小春日和となりました。

この日はちょいとしたお仕事があったので、ドライブがてら朝から福岡県南部の八女市へと向かうことに。土曜で割引も効く高速道を使えば、福岡市からはだいたい1時間ちょいの行程になる予定~♪

というわけで、NHKの朝ドラ(「ちむどんどん」は未だ見たことがないw)が終わるくらいの時間からそそっとスタートしていきます。まずは九州道の太宰府ICをめがけて南へ。





若干風が強かったからなのか、やたらと浅い角度で降りてくる飛行機に見とれながら国道3号をちょちょいと下れば、大宰府ICはもうすぐそこ。





で、ひょひょいと料金所に入っていくわけですが…その際に不穏な表示がチラと目に…。



どうやら、早朝から下り線の基山PA付近で事故が起こっていたようです。高速に入った始めのうちこそ順調に流れていましたけれど、やがて渋滞へ。><;





それでも永遠に終わらない渋滞なんてありません。事故現場を過ぎたころにはゆるゆると流れも元通りに。とりあえず、高速走行時には車間距離を保ってゆったりと走りましょうねー。^^;




とまぁ…そんなこんなで、2-30分ほど想定よりも長い時間がかかったものの、無事に八女ICに到着。





そのまま、なんだか気になる古墳へのいざないを振り切って10時着約束の現場に10分前に滑り込み、ちょちょいと3-40分ほどでお仕事を済ませたのちは終日フリータイム。




なので、天気もよいので少しだけ八女っぽいものを求めて街中散策を始めましょー♪





しかして手始めに訪れたのは八女市域の文化風俗をゼロから学べる「伝統工芸館」。駐車場に向かうアプローチにそびえる巨大な石灯籠がお出迎えしてくれます。




なんでもこちら、大きさで日本一の石灯籠なんだそう。^^




こんなに不揃いで不安定そうな重量物を安定的に構成して組み上げる技術って、何気ないように見えて…すごいっす!!平成2年の建立なのであれば、福岡の西方沖地震も熊本の大地震もやりすごしているはずなので、まぁほんとにすごいとしか言いようがないっす。…ただ、灯篭の脇に佇む裸のアレや殿様云々は…ちょっと意味が分からないんですけどww





それでは、そそっと館の中に入ってみましょう。嬉しいことに入館料は0円でーす。





玄関を入ってすぐのところには、とっても鉄分豊富な展示コーナーがあって、一瞬でワタクシの心を鷲掴みしてくれたので…まずはそっちから見学をw





田舎のローカル線あるあるー、の「学校に着くのはちょっと早いけれど、次の便だと遅刻するから仕方なく早い便」を使って、学生時分の黒木瞳さんも眠い目をこすりながら通学してたのかなあ…なんて想像すると胸熱で、自然と気分もわくわくアゲアゲに。^^




んで、上がった気分でお次に目にとまったのは「日本一の大型金仏壇」!!…これ一体おいくらするんでしょうね…。そこらの住宅を買うよりもお高そうな…。@o@




よく見ると、材料費だけで3,500万円って書いてありますね~www



そうなると、技術料に人件費を加えていったら…軽く1億円越えってところでしょうかね。





そうして存分に目の保養を終えたら、上階へ。こちらには筑後・八女エリアの特産・工芸品が解説とともに並べられています。モノによってはお買い上げも可能な様子。高いですけどw




「温故知新」と言いますが、技術的なイノベーションの源泉にあるこれらの伝統的な技法やセンスが長く受け継がれて人目に触れる機会が増えてこそ、革新的なアイデアが生まれる「きっかけ」も増えてるはずなので…これからも大切にしていってほしいなぁ、って思わされちゃいます。





八女といえば矢でも有名。美しい矢羽根は全て伝統的に手作りなんだそうで。地元の八女工業高弓道部が強豪たる所以は、この手の伝統が受け継がれていることにもあるんでしょうね。カコイイ!(・∀・)





そんな具合に伝統工芸に魅せられたらば、次いでお隣の民俗資料館でもお勉強を。




入り口すぐに展示してある福島城下の模型ってば、もしや陶製?すごーい!




その奥には、秋分の候に地元の八幡様で披露される「燈籠人形」の舞台もこさえてあって圧巻。




この人形の操作…めっちゃ難しそうなんですが…これを操る人ってどんなお方なんでしょう。うーん、こりゃ一度は上演中の舞台裏を見てみたいものです。なんかすごそうww





そして仕上げは、敷地脇にずらーっと並んで咲いている藤棚鑑賞を♪





ちなみにこちらの「棚」のフレーム材は…なんと旧矢部線で使われていたレール材なんだとか!エコですねー。鉄分多めなおっさん泣かせですねー。^^





想像を超えた感動を与えてくれた八女市に謝意を示すため、最後は物産館をふらついてお土産をGet。矢部の「杣のさと」まで行かずとも「そまりあんカレー」を入手できると知れて、なお歓喜ー。





ひとまず、八女市は中心部にも面白いスポットが多数あるということが分かったのですが…全部を見て回るのはとっても時間が要りそうなので、今回の探訪はここまで。またいずれ来ます♪



さて、八女市街地にはお食事処も望外にたっくさんあるようです。時間もだいたいお昼時なので、往路で見かけて気になっていたこちらのうどん屋「しげ」さんでお腹を満たしてから帰ることにします。





いざ店内に入ってみると、カウンター上やテーブル脇にはこれでもかという量の「てんぷら」類が累々と。うどんメニューはシンプルながら、お好みでてんぷら(どれでも1ケ90円!)をトッピングしていくスタイルのようです。




餃子天とかき揚げを選んでしばし待っていると、やって来たのは透き通ったスープと太い麺、そしてとろろ昆布が特徴的なかけうどん。…あぁ見目麗しや。




そこに、あらかじめ取り置きしていた天ぷらをドドンと乗っけて、備え付けのざく切り唐辛子をまぶしたら、しげ爺太風しげうどんの完成でーす!…あぁワンダフル♪



こちらのおうどんは、なかなかにすごいですよ。福岡や小倉のそれとは一線を画す太さと弾力と重量感は、胃袋にガツンと満足感を与えてくれます。かといって、讃岐風とも少し違う独特さが秀逸。そして、出汁がまた旨い!一瞬でファンになって完飲しちゃいましたー。しげさんサイコー。^^



という感じで、ふらっと廻ってしまったが故に…行くべきリストが増えて宿題をたんまりと抱え込んでしまった八女市街地散策を終えます。帰路は国道442号経由の209号から。





快晴の下、健全な時間帯に文化街を横目に見つつ、北へ北へ。





んで、だいたい2時間で無事にフィニッシュ。…そして今さらながらに気づいたんですけど、井尻六角の歩道橋の上の監視カメラ…何なんでしょうかね?若いころの広瀬香美さんみたく歩道橋の上で作曲したり歌っていたら全国中継されちゃう系?(んなわけないww








今回のお仕事ついでの車散歩を経て、福岡県って…まだ出会えてない見どころがいっぱいなんだなぁと痛感いたしました。あぁ名残惜しやww


それではまた。ではではー。^^/







2022年04月10日 イイね!

別れの律動 in 2022・春

別れの律動 in 2022・春…とはいえ、みんカラから去るわけではありません。(笑

これまで4年間ほど、毎月最低でも2-3回程度、そして多い時には十数回くらいはblogを上げるように努めてきていたのですが、ついにその記録も2022年2月で途絶えてしまっていました。

なぜかというと、まぁ忙しかったということもあるのですが、実はワタクシ…トラバーユ(←死語?)すべくいろいろあくせくと動いておった関係で、他はそっちのけで人生の選択作業に全集中していたんですw

つけたして言うと、ワタクシったら今時点ではプータローでございます。でも、ニートではありません。健康保険は(再手続き前なので)ありませんが何とか生きていますってな感じです。^^;



てなわけで、頑張って就職活動を行った日の翌日・4/9に、ちょいちょい寄り道しながら福岡市へと戻っていくときの様子をつれづれに綴っていこうかと。今回のblogの行程の出発地は快晴の鹿児島県の川内駅前で、時刻は午前9時前といったところです。



よく晴れていたので東シナ海沿いのオーシャンビューがまばゆい国道3号をえっちらおっちらと上っていこうかとも考えたんですが、今回はとあるものを補給して帰らねばならないことに気づいたので、伊佐・人吉経由で九州島のど真ん中から北上をかましていこうと思います。



そんな感じで早速出発を。まずは川内駅の脇をすり抜けて、川内川沿いに走る国道267号へ。この国道はこのまま走ると自動的に人吉市に到着できるという便利な道なんです♪





そして国道267号に入って少し走ると、そこはお隣さつま町。霊峰紫尾山や川内川沿いのいくつかの温泉地、竹製品などで昔から賑わっていて、1587年の九州平定の帰路にあった豊臣軍に島津歳久の軍勢が矢を射かけた逸話も残っている古い街です。



余裕があったらば温泉に入って川魚や山菜の膳で舌鼓でもといきたいところなんですが…そんなことをしていたら当日中に帰福できなくなりそうなので、泣く泣くパス~。><;


(画像はさつま町HP観光ページから拝借)

やがて合流して重畳してくる国道328号との2連おにぎりを眺めつつ、数ある観光地へのいざないから必死に目をそらして誘惑を振り切りながら駆けていくと、やがて鹿児島県の最北端・薩摩の小京都とも称されることがある(冬は寒くて凍てつくからw)伊佐市に入っていきます。





伊佐市は、2008年に大口市と菱刈町が合併してできた市で、域内には金鉱山(現役)や旧宮之城線の記念館、そして個人的には日本で一番美味しいと思っているチーズ饅頭(produced by 新富大生堂)などなど…立ち寄って行くべきところが多いんですけど、当然ながら全部は巡れないので…せめて一か所だけ寄道を。^^





というわけで、やってきましたるは「曽木の滝」。川内川の流域の水がめたる「鶴田ダム」の上流にあって、昔から流域民には名が通った滝のある自然公園です。学校遠足での定番スポットでもありますね♪



ただ、今回の目的は滝見物ではありません。何がきっかけなのかはわかりませんが…昨今とみに有名になってきた発電所の遺構を見ておきたくてやってきた次第。滝の駐車場の脇から延びる道を辿っていくと着けるようなので、そそくさとそちらへ。





曽木の滝にある曽木発電所なんだから、てっきり近いものかと思っていたら…1キロ以上離れているとわかって…車を置いてきたことを後悔し、服装も夏仕様に(道の脇の物陰でw)着替えつつ、えっちらおっちらと歩みを進めていきます。



そんな道中、最初に出会える素敵な景色がこちらの様子。




公設の展望所の少し下流から見やる曽木の滝もなかなかオツなものでして。人が少ないので、野鳥観察も存分にできちゃいます。





ひと通り観察して気が済んだらば、県道404号沿いに約1キロの遺構ハンティングへの道へとリターン。この県道は鶴田ダムのダム湖「大鶴湖」に沿って走っている道なので、頑張って15キロほど歩いていけば平成の大改修を終えた鶴田ダムの堤体を拝むことができますけど、んなことはしませんww




しばらくすると展望所への遊歩道があることを示す案内が目にとまったので、そちらへ。




林立する竹の隙間から水面が見えて来たら、めざす遺構まではもうすぐなはず。




そうこうするうちに、湖の彼方になにやら趣のあるレンガ造りの何かが見えてきましたよ。あれこそが「曽木発電所遺構」!




湧き上がってくるわくわく感を抑えながら、最後の200mを滑って転ばないように気をつけて歩み続けると、なんだか唐突感のあるアニメ看板が。…なるほどー、見ごろは5月以降なんですね。こりゃ勉強になりました。…でも、全見えじゃないチラリズムってのも想像を掻き立ててくれていいものだと思うんですけどねww





そんなこんなでようやく出会えた遺構がこちら。朽ち方が…たまらんですな♪





ただ、こちらの遺構は昨年の大雨の際に大ダメージを受けたようで…このまま毎年異常な降水が続いたらば…もしかすると全壊して消えてしまう恐れも微レ存…。><;


(画像は鶴田ダム管理事務所HPから拝借)

でも、とりあえず数年越しの悲願を達成したことの満足感に満たされながら、再び1.5キロの道のりを経て車を止めた場所と戻ります。途中の旧道部分で見かけた落書きを書いた「HK」さん、無事にファンモンに会えたんでしょうかね?誰だか知しらねど、もう落書きはやめようね。(笑



さて、気持ちを切り替えて人吉方面へと急ぐことにします。気が付けばもう時刻は11時半過ぎ。うかうかしていたらお昼を食べそこないかねませんので。




伊佐市の中心部は、さつま町と同じように国道が集まってくるおにぎり天国。誤って違う道を選んでしまうと…とんでもない方向に導かれてしまうので、急ぎながらも慎重に。





市街で新たに整備されたBPを通ってさくっと峠方面へと進んでいくと、目の前には九州島内の一般道では最長とされる「久七トンネル」がお目見えします。その長さ、だいたい4キロ。





このトンネルの途中で熊本県と鹿児島県を隔てる県境を越えることになります。…いやー、このトンネルができるまでは久七峠を越えなければならなかったので大変だったんですけど、ほんと楽になりました。





して、10数キロほど球磨川の方へと下っていくと現れるのが人吉市街地。




今回、帰路を人吉経由とした理由でもある「永国寺」に到着です。




600年以上の歴史を持つ古刹のこちらは「ゆうれい寺」としての伝説や、西郷隆盛が西南戦争の際に陣を敷いたことでも有名なお寺さんですが、今回の目的は個人的に大好きなお香「蓬莱香」を入手すること。…もう、自宅の在庫が切れて半年以上。ずっと渇望していたものにようやくアクセスできました♪




これですこれです。このやわらかな香りには中毒性ともいうべき艶やかさがあるんです。似たような香りをいろいろと探すんですが…ここ10年以上かけても出会えない香りでして。



福岡へと帰るまでの目的を全て達成して安堵したので、西郷さんの雄姿を記した絵巻をちょろっと眺めてから、人吉駅前へと移動します。






永国寺から人吉駅までは、球磨川を渡ってずぐそこ。




いい時間なので、ここいらでお昼をと思ったときに真っ先に思い出したのが、人吉駅の脇に開設されている災害復興の仮設市場「モゾカタウン」。こちらは2年前の2020年に発生した球磨川水害を受けて2021年2月末にオープンした仮設の商店街なんですが、かねてから市内で人気を誇っていたお店が一挙に集まっていることもあって、食事をとるにはとっても便利な場所になってます♪






美味しそうなお店が多くて…目移りして大変なんですが、ここはひとつ名店として名高い「大勝軒」さんで球磨ラーメンを堪能してみましょうか。




で…お店に入ったら入ったでメニューが多くてまた悩むんですが、無難にラーメン餃子の「Cセット」にすることに。なんでも、「球磨川ラーメン」というのは麺が恐ろしく長くて映えるようなんですけど…おっさん化して肺活量も落ちたワタクシとしては、むせるのが怖いので普通のラーメンに逃げました。(笑




しばらくして、まず最初に到着したのは艶っつやでぷりぷりの黒豚餃子。セットの餃子なので精々4-5かと思いきや、フルスペックの7個で登場!



次いで来たのがスタンダードな豚骨ラーメン。…標準で乗ってるチャーシューのボリュームにもびっくりなんですが、なんといっても麺が秀逸!!このツルツル感はクセになりまーす。いやーさすがは人気店。人吉市に来られることがあったら、ぜひどうぞ。^^




本州や九州北部から人吉市に到達するには、高速道しかない状況が続いていますけど、いつか鉄道も国道も復旧が終わってかつての賑わいを取り戻してくれるだろうと期待しつつ、福岡への帰路に戻ります。あぁ愛してます人吉市!また来ます!!





でも…奥まった場所で輸送費がかかるせいだか…人吉市のガソリン代ってめっちゃ高いっすね。しかーし、タイヤの空気圧が意図せず3キロgfもあったことを教えてくれた店員さんに感謝するためのお布施と思って素直に受け入れます。(4輪とも2.5キロに落としてもらったら乗り心地が激変してサルーン化ww



といった具合で、あとは九州道の人吉ICから太宰府ICまでひとっ飛び―♪








という感じの、久っさびさなプチロングドライブは6時間ほどで終了。

永らく続いていた西鉄電車の高架化事業の最後を見届けることは…もしかしたらないのかもしれませんが、福岡市内で慣れ親しんだ渋滞の苦汁も…なんだか愛しく感じられる気がしてきた今日この頃。



転職や移住が上手くいって、田舎生活になじんだころに…20年過ごした福岡の生活がまた懐かしくなるのかな?なんて想像しながら話を〆ます。

でもまぁ、あと2か月以上は福岡市に住む予定ですので、時間を見つけて今まで行けていなかったところを巡りながら、思い出作りに勤しんでいこうと思います。

ではでは。^o^/





あ、「別れの律動」というタイトルは、1982年にリリースされたTHE ALFEEの楽曲からパクらせていただきましたww

https://www.youtube.com/watch?v=a1gRdHF8wNA









プロフィール

「[整備] #アルテッツァジータ (備忘)過去4年の主要整備記録 https://minkara.carview.co.jp/userid/2891972/car/2502318/6676292/note.aspx
何シテル?   12/19 11:18
====================== ◆紹介 アラフィフのしげ爺太です。よろしくお願いします。2017.8ジータAS300を一目惚れ購入。 201...

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