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しげ爺太のブログ一覧

2022年05月05日 イイね!

住めば都、になるとこ探し@川薩(その2~探訪)

住めば都、になるとこ探し@川薩(その2~探訪)一昨日にUPした「その1」の続きです。

梅雨時前の活発な移動性高気圧と前線の影響で、すこぶる良くない天候だったゴールデンウィーク初日の4/29午後に福岡を発って、さしたる寄り道もせずに渋滞を回避しつつ鹿児島県の薩摩川内市入りしたところまでが前回の話。

今回の続きは、当地で目にとまった古民家を幾つか物色しながら、それらの周辺環境についてかるーく調査してきたことの次第を中心に書き連ねていく感じです。ときは4月末日の午前6時頃、前日とはうって変わって好天であることを宿の窓から確認しつつ、朝風呂を浴びて朝食を摂るところから始めていきます。





ここ薩摩川内市の川内駅周辺では(ほっとんど知名度が無いですけどw)市街地で温泉が湧き出ていて、付近のホテルのいくつかでは天然温泉の大浴場を用意しています。かつては、たしか10軒程度は共同浴場もあったはずなんですが、大方は廃業されているようです…。><;



朝食はこんな感じ。ベースのセットに適宜好きなものを追加していく感じで軽めに。




そうして、諸々とチェックアウトを済ませたら早速出発です。GW2日目の朝9時としては…少し閑散としすぎな感のある川内駅前を発ち、まずは東のお隣のさつま町方面へ。





海老名うんぬんとか小仏なんちゃらの枕詞で連想されるような渋滞とは無縁の国道3号を少しだけ北上したら、さくさくっと267号に折れて東へ向かいます。





ちなみに、今年の2月にこの267号の凍結路面で滑ったトラックが田んぼに落ちて直立するという出来事があったのを覚えている方いらっしゃいますか?その現場がここです。南国鹿児島とはいえ…冬はそこそこ寒いってのが北薩・川薩地方の特色というか、嫌なところww



(下の画像は「まとめ部」さんのサイトから拝借)

で、脇目を振らずにそのまま駆け抜けていくと、20分ほどでさつま町に到着できます。




さつま町の中心部では国道267号・328号・504号が集合離散していくんですが、その中の504号を捕まえてしばらく進むと、佐志というエリアに導かれます。




そのあたりで国道を少し逸れ、田園地帯をうにゃにゃーっと進んでいくとたどり着くのが1か所目の古民家物件。





隣接の納屋と風呂の小屋についてはだいぶ手を入れる必要がありそうですが…近年は社寺仏閣やらでしか見かけることが無いほどに太っとい梁や桁で重厚に組まれた造りを眺めていると、なんだかほっこりとしてきます。幼少の頃、屋根裏探検をして遊んでいた実家の納屋を思い起こさせるようで。^^




あと…この物件のよいところは、かわいいスイレンが群生するスポットが近場にあること。





集落のどんづまりな山すそに、休耕田を転用したようなスイレンの池が点々と広がっています。…これはもう、10数年後には(耕作人口がますます減るでしょうから)大規模なスイレン鑑賞スポットになること必至な勢いなんではないかと。^^




そんな感じでひと通り見たら近場の2か所目へ移動。こちらは国道328号でアプローチします。





こちらも納屋付き物件ですが、この朽ちっぷりはなかなかのもの。




幸いにして母屋の方は軽く補修すればそのまま住むことができそうな感じなので、ポイント高しです♪「白い嘘星」くんをどう格納するか…そこだけ要検討って感じですか。





加えて言うなら、周辺の道路が激しくえぐれている個所もあったりするので、ちょっと水害関連の履歴を調べる必要もありそうですね。



と、さつま町内の2か所を見て満足したら、いったん町をあとにしてちょっと遠くの3か所目…に向かう前に寄り道をしてひと休みしてみましょう♪





ということで、舞い戻ってきたるは薩摩川内市の東方に小高くそびえる「寺山」の上。





ここから見下ろす市街地の風景は、地元民にはおなじみ。今は知りませんけど、かつては社会科の副読教本の表紙で飽きるほど目にした光景ですw





時刻も間もなく正午という頃合いに差し掛かっているので、ここでランチをいただくことにします。いつ以来なのか分からないくらいのご無沙汰訪問となりますが…はてさてどんな感じでしょうかね。





やはりこちらもメニューの近代化が図られていたようです。昔は焼肉屋さんだったんですがw





そんな雰囲気にのまれてしまったのか…普段は頼まないスイーツも堪能してみたり。^^;




ついでにゴーカートにも乗ってやろうかと思ったのですが、怪しいおっさんが一人で乗るのも滑稽かと…我に返ることができたので止めときましたww




そんな感じで憩いつくしたら、山を下りて3か所目の古民家を目指します。今度のは南隣・いちき串木野市の中山間地域にある物件です。





幾つかの県道を経て国道3号に出たら、JR鹿児島本線沿いに少し南下したあたりが目的地。





はい。こちらが3か所目のあれです。…ぱっと見で、いままでの古民家よりはなんだかしっかりしていそうな雰囲気があります。屋根瓦がまだ元気そうなところが好ポイントっす♪




でも…ガレージ候補になる部分が…ちと狭いのとアクセス道路が老朽化しているところが難点ですね…。路肩が崩れたら、持ち出しが大変なことになりそうww





なんて感じでぐるぐる見回っていたら、悲しいことにODOのキリ番を見逃してしまうという失態を。ああ…あと9,000キロ以上もお預けかーと落ち込みながらも、頑張って維持ろうと決意。><;



という感じで、気になっていた古民家物件のうち、見に行くことができる物件の下見は以上で終了。総じて200万円以下の格安物件たちなんですが、まぁそれなりに直し甲斐のある強者揃いってことでww





しかし、あれですね。…とりあえずまぁ、気分転換に海でも眺めながら頭を空っぽにしてクールダウンしといたほうがよさそうなので、気の向くままに東シナ海へ。





川内原発に万一のことがあったときの避難道として整備が進んでいる県道43号は、起伏に富んだ海岸沿いに串木野の市街地と川内の市街地とを結ぶ快走路。でも、たまに交通取り締まりしているので速度の出し過ぎには注意ですw





そんな最果て感のある県道をしゃしゃしゃっと走っていくと、こんなマイナースポットに出会えます。





日清・日露戦争の頃、海軍が西に睨みをきかせる目的で作った望楼台の遺構が「天狗鼻」という岬の突端にあるので、世俗のあれこれを忘れて…ちょいと突撃してみることに。





ここ近辺は当然ながらカーナビに道は描かれません。車で進入できるのは1.5Kmほどで残り500mほどは歩きになるアドベンチャーコースです。…でも、カントリー系な軽自動車以外での進入はオススメしません。また、夏季はクマバチがわんさかいますんで、そもそも立ち入らない方がいいですww





一番最初にここを訪れたのは、私が高校生になってスクーター(JOG-Z)を買ってもらった頃なので…もう30年ほど前になりますが、看板や手すり以外はあの頃とほぼなんにも変わっていないという。…もう少し何とかならないものかと念じ続けて四半世紀w





…と、ここで「続きはCMの後で」的に絶妙なタイミングで3万字制限を迎えましたので、望楼台跡のお披露目は次回に持ち越しということで。^^;


GWも最終盤となりましたが、続きも頑張って書きますので、今しばらくお待ちくださいー♪

m(_ _)m












2022年05月03日 イイね!

住めば都、になるとこ探し@川薩(その1~往路)

住めば都、になるとこ探し@川薩(その1~往路)思いのほか深酒となってしまった前夜のアルコール分が体内から抜けきるのを確認しながら迎えることになったゴールデンウィーク初日の4月29日は、あいにくの小雨模様でした。ただし、少し前から出ていた天気予報に反して翌日以降は九州全域でわりといい天気になるということを聞いているので…それほど気分は沈んでいません。むしろワクワク感のほうが勝っている感じで。^^

そして、そんな心持ちで走り出して向かう先は、先日に続いての鹿児島県の北西部。今回の話は…もしかしたら需要が全く無いかもしれない…けれどもなんだかんだで撮ってきた写真は2,000枚くらいにも上っているので、何話かに分けてつらつらつらと書き連ねていこうと思いまーす。




ちなみに、最初に選んだドライビングBGMは久々のTUBE「Only Good Summer」。このアルバムのぶっ飛び爽快感は、厚く垂れこめた雲も吹き飛ばしてくれそうなくらいにピーカンな感じなので、こういう天気の日にはよくチョイスします♪



ということで、まずは国道385号をバヒュっと下って佐賀県東部をかすめる往路が始まります。先に見える背振の尾根は妖しげにけぶっていますが…まぁなんとかなるでしょうってノリでついついっと。





かっとび感にあふれる1トン半のエルフ(かな?)のお尻を一生懸命に追いかけながら、いつものようにトンネルを抜けると、そこは優木(まおみの)郷(くに)…たる佐賀県の北端の吉野ヶ里町。





320円が課金される料金所のすぐ下手にある道の駅・吉野ヶ里から見下ろす佐賀平野の景色は、福岡市内よりちょっとだけ雲が流れて減っている感じがして、少しだけ安堵です。




でも、寒い。風も強くて気温11度とか、なかなかの寒の戻り具合なので即退散。



そのままガガガ―っと平地まで下って長崎道の東脊振IC付近に到達すると、いつも凝視してしまうのが相光石油さんの料金看板。うむ…福岡市内よりは10円くらい安い。これは買ーい♪





して、そそくさと「白い嘘星」くんに満タンのお食事を摂ってもらったら、あとはひたすら佐賀平野を南へと駆け抜けます。この辺は二毛作が盛んなので、沿道ではいい感じに実をつけた麦の穂が風に吹かれて頭をゆらゆら動かしています。…あぁ、今年は豪雨が来ませんように。(ー人ー)タノンマス



そんな感じでぐいぐいっとまっすぐ南に走っていくと、やがて有明沿岸道にぶつかるので、すかさず大牟田方面へ。GW初日にしてはなかなかのペースで走れています。ここまでだいたい距離にして50キロで1.5時間といったところ。





んで、そのままに大牟田市の三池港まで駆け抜けてしまえばよいものを…途中の高田ICでふいっと下道へexit。実は少し前から気になっているお店がその辺りにあったりするものでー。





そのお店というのが、こちらの「柳家」さん。




なんでも、独特な焼き飯と中太麺で供されるラーメンが美味しいのだとか。


(画像は九州朝日放送サイトから拝借)

だがしかし…15時半なんて中途半端な時間帯に営業しているはずもなく。今回は場所と雰囲気だけ確認したら、そそくさと道中へと戻ることに。またいつかねー♪





次いで入り込んだ大牟田市内では…さまざまな飲食店の看板からの誘惑があったものの…なんとか振り切ってずんずんと南行を。「武蔵」さんにもいつか行ってみたいなぁ、なんて思案しつつ。




やがて、市街地を抜けて三池港の脇から熊本県の荒尾市に至ろうかというあたりに差し掛かると、国道501号へと導く青看板がこんにちは。今回は、GW初日で混むことが予想される大都市部や基幹国道を極力避けて、このまま熊本市の西区の端っこをするするとパスしつつ八代市方面へと駆け抜けていく算段です。





しかして、晴れてさえいれば…雲仙の雄姿も拝めて気持ちよく走れる沿岸を過ぎ、玉名市はずれの直線道路を快走していると、だんだんとお腹の鳴き声が大きくなってきました。…朝から食事もとらずでの17時前という頃合いでもあるので、むべなるかなという感じではありますが。^^;





なので、たまらず途中で見かけた道の駅のような「Y・BOX」で買い食いを。旧横島町域にあるから「Y」な地場の物産館なんだそうで。




農産物が売り物の主役ですけど、玉名ならではの金魚さんなんかも陳列されていたり、時期であればいちご狩り体験もできたりする面白い施設ですね。



で、とりあえず食べ物を…と店内に飛び込んで見つけてきたのがこちらのとんかつ弁当。2割引きで360円という残り物の福をひいちゃって、がっつく前から思わずにんまり。




夜の部のおつまみ類もちゃっかりとGetして、胃の暴動をおいしく鎮圧したら休憩もそこそこにして再び南へ。のんびりしていると食後のシェスタに突入してしまう恐れがるので、急いで道路に戻ります。(まったくの余談ですが、「久助」っておせんべいは茨城産なのにこちらをはじめ南九州の随所で見かけました。なぜだろうww





その後は特筆することもなく順調に進行して熊本市の南隣・宇城市に突入。「北九州推し」な大型車が国道501号の狭いところを巧みに走る様を眺めつつ、国道57号をちょろっと経てから国道3号の迂回路(旧道)へ。





実はなにげに混雑しやすい熊本~八代間の国道3号にはいくつかの迂回ルートがあるんですが、今回は(間違えてw)意図せず県道14号から338号へスイッチしちゃって、それが存外に走りやすい道だと知れたので…よい収穫となりました♪





地図で示すとこんな感じ。おそらく朝夕の通勤時間帯でもスイスイ走れるんじゃなかろうかと。今後はヘビーユースすることになるかもです。^^



九州新幹線の高架に沿って走る、イグサ畑の中の快走路…これはよいめっけもん♪





県道338号から14号に戻ろうとして経由した322号でも、唐突に鳥居が現れたりして面白いし。個人的にはあまり詳しくないこの辺を探検すると、なにか素敵な出会いに恵まれそうな気がします。^^



そんな具合に、GW中でも想像以上に空いていて快適な道路を堪能しながら八代市に差し掛かるころ、時計のLEDが表わしているのは、ぼちぼち日も暮れそうな19時前。



「昭和の日」の4月29日は、こんな感じの走りづくめで暮れていくのでした。





ということで、光量が足りなくなってきたので…この後はロクな写真がありませんww





無料で走れる南九州道の日奈久IC以南でも一般国道3号を選んで、だーれもいない快走路の沿線風景を満喫しながら下っていこうとの思いはあったものの…なんも撮れねぇ感じですw




…でも逆に、本線上で停車しても誰にも迷惑がかからないという天国だったりして。(高速道ができてからのこの異常な過疎り具合には、地元民でなくともそこはかとない危機感を覚えます。><;




そんな過疎った道路でも、きちんと整備し続けてくれている国道事務所には感謝するしかありません。鉄道の廃線が声高に叫ばれる昨今…気が付いたら国道3号が「部分廃止」なんてことになりそうで…怖いっす。島津の参勤交代に使われていた「薩摩街道」をベースとして整備された歴史ある幹線だとはいえ、全国各地でバイパス整備後に国道が県道に格下げされる事象が散見される時代です。国が一言「要らぬ」といえば…はてさてどうなることやら。





今はまだ高速道が整備中なので国道の交通量も多い水俣市~出水市間も、更に10年もすれば余裕で「芦北出水道路」区間が全通して、北九州市から阿久根市までが高速道路で繋がるはずなので…人口自体の自然減も相まって…どうなることやら。





そして、タイトルにも掲げた「都」を探そうとしている土地は、そんな将来に向けての問題を同じように抱えている薩摩川内市を中心とした「川薩」とよばれるエリアのどこかになります。





何を隠そう、ワタクシが幼少期を過ごした街のあたりです。当然、昔からすれば随分と見た目の「ハイカラさ」は増しましたけど、人口は減る一方。




とはいえ、ひとまず駅前のお宿に陣取ったら、軽く晩酌をしつつ翌日以降の家探しエクスプローラー活動に備えて早めに床に入ることとします。




この半額お寿司…凄くないですか?絶対に原価割ってるでしょ?と思わされちゃうお値段に感動。




ちなみにこちらをGetしたのは、肥薩おれんじ鉄道・上川内駅からほど近い場所にあるニシムタさん。ありがたいことに24時間営業です。…もうこれで阿久根市のA-Zまで行く必要がなくなる?(笑





といったところで、約3万字でキリがいいので話をぶった切って次回へつなげます。


ではまたー。^o^/




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「[整備] #アルテッツァジータ (備忘)過去4年の主要整備記録 https://minkara.carview.co.jp/userid/2891972/car/2502318/6676292/note.aspx
何シテル?   12/19 11:18
====================== ◆紹介 アラフィフのしげ爺太です。よろしくお願いします。2017.8ジータAS300を一目惚れ購入。 201...

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