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しげ爺太のブログ一覧

2022年11月27日 イイね!

公共交ツーリズム@2022秋の薩摩路(その2/完)

公共交ツーリズム@2022秋の薩摩路(その2/完)4日前にUPした「その1」の続きです。

微妙な感じで青空ものぞめるけれど、基本的にはずーっとぐずついていた11月23日の祝日に、いちき串木野市の臨時観光バスで奥地の集落に向かおうとしているところまでが前回のお話し。今回は、その奥地で「徐福伝説」を今に伝える施設として整備された「冠嶽園」にバスが入っていくところから再開していきます。

なお、今回も愛車の「白い嘘星」くんは登場しません。レジャードライブ用途から通勤車へとジョブチェンジしたのちは、それまでの屋根付き立体駐車場から野ざらし駐車の過酷な環境に放り出されたことと、短距離走の繰り返しによる随所の劣化度合いが気になるところですが…結論から言うと12か月点検で特に異常ないとのお墨付きをいただけました。でも、その話はまた今度。

というわけで、早速話に戻りましょうか。^^




この紅葉の時期の週末には、今回乗っている観光バスの運行に合わせて園隣接の砂防公園の広場の一角で、ちょっとしたマルシェが催されているようです。




こういう光景に出くわすと、ついつい何か買い食いしてしまいそうな誘惑にかられがちですが…実は今回、別に目指している食べ物があるので…わき目も振らずにまずは豪奢な厠へw





中庭に向けて無駄に開けたこの用達処は、いつ見ても落ち着きません。^^;




それでも平静を装いながら用を済ませたら、童心に帰って土手を駆け上がってこの小旅行でほんとに目指している目的地へいそいそと移動します。





田舎の細道あるあるな、路傍の柑橘類…持って帰ろうかという思いが一瞬だけ頭をよぎりましたが、いろいろと重そうなので止めときましたww



という感じで、冠嶽園からてれてれっと徒歩10分ほど経たところで「冠岳温泉」の入り口が見えてきました。2010年にオープンしたという比較的新しいスパ的温泉場です。次のバスが来る1時間後まで、こちらでゆったりのんびりしてみようと思います。^^





少しねっとり系のアルカリのお湯は、残念ながら循環泉で塩素臭あり。とはいえ、420円で入れて設備も綺麗な上に、お隣には美味しい手打ちのうどん屋さんが構えてあるので満足満足~♪んで、浴場棟を出てふと見やると、なんと駐車場には超カッケー自衛隊車両まで停まってました。きっと、いい湯だから我慢できずに迷彩服のままで駆けつけたんでしょうww




隣接のうどん屋さんはこんな感じです。正午を回って少ししたあたりから急激にお客さんが増えてきて、食べ終わる頃には店前に待ち行列までできていたほどのこちらのうどん、あなどれませんよー。





正直言って少しお高めかなーと思う値段ではありますけど…つるっと飲み込める麺とよく澄んでいてするすると胃に染み渡る出汁は秀逸でレベルも高うござんした!




そして、いい感じにゆったりとした心持ちで温泉下のバス停にて次なるバスを待っていると、ジャストインタイムで車体が見えてきました。風呂+食事で1時間というのは計算通りにちょうど良い間隔だったようです♪





そのまま走り続けたバスが次に停まったのは、物産館のある「さのさ館」前。ここで10分間停車します。ツアーにつきものの買い物休憩ですね。




数ある商品の中で「溶岩スパイス」なるものに目がとまったんですが…見た目から味が想像できなかったのでパスしつつも、無難に「魚っち」を購買して再びバス車内へ。





ここから終点の串木野駅までは、国道3号に出てからものの5分ほど。




という感じで、都合3時間ほどのバスツアーはフィニッシュ。いやいやー、こういうのもたまにはいいものですねぇ♪お客さんは、どちらかといえば市に近しい方やお年寄りばかりな感じでしたが、怪しいおっさん1人でも暖かく迎えてくれた主催者さんには感謝せねば。^^



で、ここから再び鉄道で帰途につくのだろうと思われたみなさんの思惑はよそに…ここから先もバスに乗ることにします。今度は普通の路線バスで普通に帰還します。^^



昭和の昔から鹿児島市~薩摩川内市間を結ぶ路線バスが国道3号を走っているので、駅前からちょいと歩いて国道沿いのバス停まで向かいます。以前はバスターミナル的な建物があったと記憶しているんですが、時は流れて…今やバス停のポールが建っているだけな簡素な停留所ではありますが、そこへ。




絶妙なタイミングというかなんというか、観光バスの串木野駅着が13:00で、串木野バス停から上川内・川内営業所行きの発車時刻が13:19だということなのでのんびりとバス停に向かってみると…あれれ?次のバスは14:39と表示されていますね…。><;



んで、事前に調べていた時刻表サイトのデータ更新日を改めて確認してみると、どうやら2016年のものだったようで。そりゃ古すぎです。反省www



そうして思いがけずに1時間半ものインターバルをGetしてしまったので…、とりあえず時間つぶしに街中を散歩してみます。とくにあてもなくてろんてろん。





上手い具合にカフェバーでも見つけられたらビールをあおりたい気持ちでいっぱいになりながら市街地をグネグネとそぞろ歩きしてみても…こんな真っ昼間に営業しているお店といい感じに出会えるとは思えません。





なので、冠岳でうどんを食べてから2時間足らずではありますが、いちき串木野名物の「まぐろラーメン」でも食して街をあとにすることにしましょう。





串木野地区のまぐろラーメン屋さんといえば「みその」さんが圧倒的に有名で美味しいんですが、「蘭蘭」さんのも私好みで美味しいんです♪むりやりに博多のラーメンに例えていうならば…みそののは一蘭のように澄んでクレバー系なのに対して、蘭蘭のは魁龍のように素材の旨味がガツンとぶつかってくるナチュラル系とでもいうべきド直球。





ご尊顔ならぬご丼顔は、こんな感じでいい感じに濁ってます♪これがまたウマいんすよ。お近くに立ち寄られた方はぜひお越しをー。^^




そんなこんなでてろてろしていたら、バスが来るまでの時間も少なくなってきましたんで…途中で見かけた面白そうなお店は全てすっ飛ばしつつ、若干マキマキでバス停まで急ぎます。





そうして無事に鹿児島交通のバスを捕まえられたら、あとはもう寝ててもOK!…なぜかというと、終点の川内営業所というのが、この小旅行の最初に使った上川内駅の至近なのでー♪





というわけで、最後のバス行程の40分のうちの30分ほどを寝て過ごし、気が付いたら薩摩川内市まで帰って来られていました。あぁー今回はさすがに食べ過ぎた。シェスタの睡眠必至ww






上川内の駅に置いていたチャリ機を回収して自宅に戻る頃には、もうだいぶ陽も傾いてきていました。夕焼け小焼けになる前に、ちゃちゃっと帰還すれば寒くないので急ぎましょ。







そして戻ってきた我が家。

最近はみんカラの投稿どころかドライブ行きも少なくなってきている状況ですが、その裏でお庭の整備をがんばっていたところ。あれやこれやもだいたい目途がついてきて、残すは…とっても費用がかかる母屋の手入れのみが控えているといった状況なので新しいことはすぐにはできません。





…なので、またしばらくは車中心の生活に戻ろうと思います。自宅周りの整備は、まとまったお金が入ってきたあとで考えることにしますww


という感じで〆てみることに。ではでは!

こんなだらだら日記を読了していただきありがとうございまーす。^^


(了)







Posted at 2022/11/27 19:58:42 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車じゃないのに的なネタ | 日記
2022年11月23日 イイね!

公共交ツーリズム@2022秋の薩摩路(その1)

公共交ツーリズム@2022秋の薩摩路(その1)11月23日は、前日に続いて「いい夫妻」なんて語呂から夫婦の日の続きのような扱いもされているようですが、おっさん的には久留米のあさみ嬢の誕生日…もとい、いいふみ(文)の日のイメージの方が強かったりする祝日です。

しかーししかし、あいにくの小雨模様で…何をするにも億劫な、そんな心持ちで日の出を迎えたところ。でも、近場の自然は容赦ないスピードで紅葉に向かってまっしぐらということもあって、じめじめとした自宅の敷地内でうだうだと庭掃除やDIYに明け暮れるのも癪な気がしてきたので、久しぶりに小旅行らしいことをしてみようと一念発起してみた記録について、ちょろちょろっと書き連ねていこうと思います。^^

ただ、当日は「勤労感謝の日」です。せっかくですからこんな日にも平常運転でお仕事をされているインフラ業務の方々に敬意を表して「公共交通を使う…ただしチャリ機はOK」という縛りをつけて、ふらっとお出かけしてみることに。




ときは、だいたい午前7時で気温は15度ほど。めっきりと日の出の時刻が遅くなった列島の西端でも朝の明りを感じられるようになってきた頃合いに、まずは慣らしの意味でそそくさと近所で秋らしさを感じられるスポットへと出発~♪






そんな近所には、つい昨年からの取り組みなんだそうですが、地域の方々が総出でこさえたイチョウの公園があるようなので、色づきが深まる前の予行演習的な感じで起伏にとんだ田舎道をえっちらおっちらと(電動アシストに助けられながらww)山里方面に走っていくと10分ちょいでそれらしき場所が見えてきました。





なるほどこれは…唐突に現れる素敵な公園♪夕方から夜はライトアップもされているようで、地域の「盛り上げ熱」がひしひしと伝わってくるような手作り感もGoodですねー!





おやおや…切り株の上に座面の板。これはDIY面で真似してみようと心に誓った次第。




しかして、乗り始めてから丸2年が近くなった「たそがれのオフ」くんの宣材写真も、なんかうまく撮れたので満足して公園を後にします。ライトアップは11月末で終わるようですけど、師走に入ったらまた来てみようっと。^^




で、その戻りの道すがらで目にとまったのがこちらのヒッピーな一族。




盛りの時期はとうに過ぎたというのに…圧倒的なオーラに惹かれて今でも元気に咲いているコスモスの姿を見る限り、こいつらきっと只者ではないぞ!という思いにとらわれること必至。




うーむこれは…場所柄、参勤交代路で不審者を監視していた隠密の末裔に違いない。きっとあの目の奥にはフルサイズのCMOSが備わっていて…夜な夜なヤバイ輩を摘発しているに…違いなくないです。妄想です。すみません。




という感じにプチ満悦しながらご近所散策を終えたらば、中山間地域から抜け出して街の方へと繰り出してみましょ。公共交通を使うと謳っておきながら、これで〆たらサギですからねww




ただ、最寄りの鉄道駅までは地域のバスを無視してチャリンコで疾走するのをお許しください。徒歩+バス縛りだと…絶対に出先で酒を飲んじゃうので、それ防止の意味も込めてww





さてさて、ここ上川内駅は肥薩おれんじ鉄道の終点となる川内駅の1つ北隣の無人駅なんですが、近くにある京セラの従業者や学生らの需要があるようで、そんなに悲壮感は漂っていません。





しばらくすると川内駅から北上してくる列車が近づいてきました。なんだか臨時列車のようですね。正体がなんなのかは調べても分かりませんでしたけど。





そしてさらにしばらくすると、乗車予定の列車が八代方から近づいてきて進路を交換していきます。複線化された黒字路線では見られないこういう長閑さ…いいなぁ。





して、上川内を発車した車体はやがて川内川の橋梁を超えて川内駅へ。





んで、終点なので全員下ろされたらば、物理的に同じプラットフォームの先で待っているJRの列車へと乗り継いでさらに南へと下っていきます。





今回目指しているのは串木野駅。薩摩川内市の南隣の市の中心駅で、上川内から数えても4駅目の遠くない駅なんですが…運営会社を跨がっているので520円というお高い運賃を請求されちゃったりします。時代は違えど、昔は300円台で行けてた気が。^^;




でもまぁそれもまたお布施として納得しつつ、ことことと揺られること10数分で串木野駅に到着。駅では運賃収受が完全無人化(ただしアナログ併用)されていて…ちょっとびっくりw





次いでそのままに駅前で待機していた、いちき串木野市が紅葉の時期の祝休日に臨時運行しているバスに飛び乗ります。乗継時間が3分しかなかったので、写真も撮れずにとりあえず急ぎで。




実は、このバス自体は観光ガイド付きのツアー客向け(しかも、要予約)だったようですが…ラッキーなことに飛び込みでも乗せてもらうことに成功♪



そんなこんなで始まったバスの旅路は、市街地を抜けてどんどんと山奥へ。この奥には霊峰とも言われている冠岳をいただく生福・冠嶽という長閑な地域の風景が広がっています。車窓の北にこんもりとして見えているのが標高500mを超える冠岳です。




その山頂まではさすがにバスではたどり着けませんが、最初に停まったのは山の中腹にある徐福像のそびえる公園。ここで10分ほどガイドさんの話を聞きつつ一休みを。




快晴だとめっちゃ見晴らしがいいんですけどねー。><;




んで、その脇には島津家にも縁のある「鎮國寺」もあるんですが…ツアーならではの「時間が無い」状況ゆえに奥へは立ち入れずに泣く泣く撤退~。




しかしてこのあと、バスはいったん麓に下ったのちにガイドさんが歌うモミジの歌を聴きながら、徐福にちなんで中国風に設えられた庭園の「冠嶽園」へと向かうんですが、ここらで一度話をぶった切りしてみます。








自分の意のままに走れるマイカー小旅行はもちろん快適で愉しいものですが、たまにはこういう組まれた仕組みと流れに身を任せてみるってのも、これまで取りこぼしていたモノの発見がいくつもあって…無しでは無いですねぇ、などと再認識しながら次の話へとつなげていきます♪





それでは、また近いうちにー!(^o^)







Posted at 2022/11/23 21:57:25 | コメント(8) | トラックバック(0) | 車じゃないのに的なネタ | 日記

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