
「今のスバルはレオーネ回帰」
「経常利益率に目が眩んで、アメリカ以外ほったらかし」
「アイサイト景気に浮かれてる場合か」
筋金入りのスバリスト諸氏からは目を剥かれるような罵詈雑言を並べ立ててきましたが。
今のスバルの危機的状況は、他ならぬ
スバルの身から出た錆。
そして、過去リコール問題で崖っぷちに追い込まれた「あの会社」、そう。日産傘下に収まった三菱、それ以上に危機レベルは高い。
もっともリコール危機以後三菱は、アメリカ現地生産の撤退 〜 新興国市場への浸透促進策で、縮小均衡とも言えるとこに落ち着いてるように見える。ヒュンダイに軒を貸して母屋を取られたとも言えるが、営業データそのものは悪くない。
もう一つ、対外依存度の高さではマツダ。ちょっと引き合いに出してみましょうか。
この三社。北米、まぁざっくりアメリカ合衆国ですけども、かつて三菱はクライスラー、マツダはフォードと提携関係にあり、相応の対米輸出マスを持っていたわけです。
そのパーセンテージがね。
三菱 15 %
マツダ 28 %
スバル 68 %
ですと (2017)。
これね。経営陣はマズいとか、危ないとかなーんとも思わなかったのか。
外野の私すらここ何年も「この状況は危ない」「商品性にひとつキズがついたら致命的」「利益率の高さは新規技術要素の無さの裏返し」と苦言を並べ立てて来たのに。
てかね。
私、スバルの期間工募集に太田のハロワまで行って止めたことあるんです。
一応、話聞くとこまではいきましたが。
てのは、かのトヨタのマスターエキスパート ・ 故 成瀬弘さん。この方も臨時工採用からマイスターにのし上がった経歴があるし、当然スバルも正社員登用があると言ってたから。でもなんか違うんですよ。
自社で求人を出してるのに、「どうしても採らないと」ってな熱がない。
所内で説明会があるというのに、案内ひとつ出ていない。
なんか拍子抜けして帰ってきた、という…。
振り返ってみたら、あの当時も自社流検査やってたんだもんね。あのまま「中の人」になってたらどんな目に遭ったやら。
人伝てに聞いてるくらいが気楽。
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車諸々 | クルマ
Posted at
2018/11/06 16:22:10