お片づけの後に

こんなの出てきちゃった。97年のTMSのスバルの冊子。

それでですよ。



あったあったこんなの♫

…やっぱり、スバルって会社は予算を注ぎ込んでコンセプトカーを作っても、その示唆する未来像というモノを捕まえる気がさらさら無いんだなと。

こないだ書いた

「泥遊び指向ばかりが目につく」

とは対極の存在でしょ。この「TWEED」は。
確かにSUVとして売るには悪路走破性も大切。使い倒すツールとして受け止める層もいるでしょう。

しかしそればかりでは商品戦略がスッ転がる。そもそも「地上高を上げたワゴン」ってスバルの発明品じゃない。



ついでに言うと、前置き水対のシンメトリックなAWDも、先駆者がいる。ほとんど日本のメディアは紹介しないが、





1952年=昭和27年だから360はおろか、クラウンすら発売前の話。それでベルト駆動OHC。スバルEAエンジンの30年先を行っていた。

ちょっと脱線しましたがね。





うーん、妙に腰高。トレッドも取れてるはずなのに何故か見た目にヒョロ高く、足元が頼りなげ。

ボディサイズは↑BGベースのTWEEDからふた回りでかい新型、どうしてそう見えるのか。もう解析するのも面倒なんで深掘りしないですけど。

まぁレガシィも今や「日本企画のアメ車」ですから、徳大寺氏プロデュースの英国趣味など入り込む余地などありゃしませんよ。

商品から文化を生むって、結構大変なんだなw