
シエンタ、フリードが小型3列ミニバン市場を寡占している中、オートックワンかな?
「欧州のタウンスターを持って来れるか」
みたいなことを書いてました。まあ、あり得ないですけど。
日産タウンスターってのは、カングーのバッジ替えです。
あらー…どうしちゃったのかしら。普通のクルマになってしまってるw。
まあ先代でひどく肥大化して、それだけで日本市場では販売が伸び悩んだと思いますが、とりあえず本丸の欧州では「LCV」=Light Commercial Vehicle(小型商用車)のカテゴリーで健闘してますし、メルセデスベンツ・シタンと
タウンスターの3兄弟で売られますから、…なおのこと「カングー」丸出しのデザインにはしにくかったんでしょうね。大人の事情は時に、固有のデザインコンセプトを捻じ曲げてしまうものです。
でね。オートックの記事を書いた渡辺陽一郎って人はよく知りませんが、
このヒト欧州のLCVってものをよく知らずに書いた
としか思えないんですよ。
カングーを知ってる方はわかるでしょうし、私も以前楽器車のネタで書いたフォード・トルネオコネクト/グランドトルネオコネクト
※旧モデルですが、写真は2枚ともグランドコネクト。現行型よりデザインが好きなのでこっちを載せます※
で、日産のタウンスターコンビ/エヴァリア(LWB版)
標準ボディでも4.5mクラスです。シエンタ、フリードは4.3mに収めてかつ、3列シートを押し込めてるのが最大の差異。
LCV各車種の3列シート版は、
プジョーリフターロングで4.8弱。グランドトルネオやタウンスター・エヴァリアは4.9m。ほぼ旧型アルファードです。
ボディ外寸と並んでまた問題なのが、日本市場のガラパゴス装備ではありますが
電動スライドドア、後席リクライニングが付かないという点。
〜日産は2代目プレサージュで失敗してるでしょ。エスティマ、MPVが両側電スラを入れてきたのに、フロア形状の問題で右側にどうしてもモータードライブを入れられず、「商品性」で半端なものになってしまった。セレナやエルグランドが両側やってるのにです〜
この辺の車種は、日本で言ったらエブリィやハイゼットカーゴみたいなクルマです。
運転支援装備はそれなりに付きますが、コンフォータビリティ系の親切装備は…大型サンルーフくらいじゃないですか。
この渡辺って人は、排気量と車格でとりあえず出せそうなものを取り上げたんだと思いますけど、商品性とか法規適合、認証にまつわるコストなんかはまるで視野に置かずに書いてみた。その程度でしょ。
モータージャーナリストも質が落ちたよね…
ウナ丼程度の「単なる車好き」にジャーナリストが務まるんなら、誰も苦労しないよ。クルマ置いてヒョコヒョコ飛び回ればいいんだもの。
Posted at 2024/09/02 17:47:28 | |
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