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873のブログ一覧

2024年10月22日 イイね!

80試乗

80試乗何かと賛否あるマツダ、新ラージ群の国内旗艦商品。
最初に言います。

リアサスのリンクブッシュをピロ化しているようですが、それはやり過ぎ。

元日産の水野さんも指摘してます。「タイヤの前後動を使っていなす、という躾になってなく、バウンドをいきなり上向きに受けてしまう」

タイヤのエンベロープ特性、路面の突起をトレッドで包み込んでいなす緩衝効果が活きていない訳です。
私の場合、荷室の主は楽器様になりますから、こういう「ダイレクトに過ぎる」サスは非常に困る。

運転してる分にはいいです。ある意味、サイズや重量が近いウチのレジェンドより芯の太いハンドリングを見せます。そして



大排気量のICEを駆る味わいは、時代を越えて愉しめるものであってほしい。しかし一方で、



この巨大なボンネット/エンジンベイは、「今更これかい」という、守旧派のジェネレーションを感じさせてしまいます。



2列専用で割り切ってるとはいえ、EVのアリアはこの短さです。
縦置き直6の内臓がアウトラインを決めてしまうので、シルエットをみるとBMWだかボルボだか分かんない、いう副作用まで誘発してしまう。ちょっと類型的ですね。

エンジンは確かにパワフルです。アクセル開度への追従性も優れます。中高速域での正確でしたたかなフットワークも好感が持てます。

ただ、他社銘に比べ遥かに「SUV」の



の字がデカいので、カチンと当たる人には向かないかな…
昔の、BGレガシィや70スープラのビル脚辺りを知ってる人には合うでしょう。そういうスポーツ、或いはグランドツアラー的サスを知らずに来て、昨今のサルーン的なフィールを求めたら失敗のリスクは膨れていきます。

そういう意味では、如何にもマツダらしいプロダクトではありますね。
Posted at 2024/10/22 19:50:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2022年10月13日 イイね!

CX-60も乗る

CX-60も乗るLクラスSUVが続々と出てきます。



直6ですか…まさかこのご時世に、こんなエンジンを新規に起こすとは。
しかしこのT3-VPTS型は、既存の2.2とボア・ストロークが同じモジュラーエンジンゆえ、恐らくそこまでコストは上がってないのではと思いますが。

現状は3.3ディーゼル+セミハイブリッドのAWDのみ。どこも苦心してますね。



254ps/56.1kgmのエンジンに16ps/15.6kgmのアシストモーターですが、…そんなに出してるかな?と思うほど穏やかで、6発化の恩恵が大きいところ。濃密な回転フィールと相俟って、マルチシリンダーの味わいを楽しめます。

ディーゼルチックな音振は4発から更に低減して、日常域ならほとんど意識に入らないでしょう。

ネットで「硬い」と書かれた(らしい?)脚は…決してそんなセッティングじゃないと思います。何か勘違いされたんでは。

6気筒、4WD、1940kgの諸元から、ちょっと重さを感じる場面もありますが、CX-8で感じた「クロカン4駆的な低速のドシバタ感」はほとんどありません。

と、クルマとしてはまとまってるんですが、やっぱり不安は

吸気系、特にEGRバルブからのDPM堆積。

相当溜まるまで診断機でもコードが出ないらしいですが、これは写真見るだけでも心臓に悪い。こんなんでよく動くな?回るな?と逆に感心する、それほどボッサリ溜まる…うげぇー。

各ショップさんで掲載してる写真は、ご自身で確認していただきたい。「マツダ ディーゼル 煤」で検索するとブッチリ出てきますから。

拙宅に近いところのショップの作業例では、バンパー外してインタークーラー外してインマニ外してEGR回路(パイプ、バイパスバルブ、EGRバルブ)外して吸気シャッターバルブ外して…

と、コンディション戻したいんなら工賃なんか気にすんな、そうでもないならディーゼルやめな、的な重作業になってます。作業に丸2日かかってアレだと…各部ガスケットも交換なので、12〜15万は覚悟しないと💧

加えてオイル管理がうるさく、指定オイルもそこそこ高い。個人タクシーでアテンザのディーゼル使ってる人がいますが、オイル交換どうしてるのかしら。

メーカー側はそこまで言わないんでしょうが、多少軽油が安いといっても、長く乗ろうとすると性能維持にコストがかかるのは…ガソリンだったらそんな、5万キロ程度で吸気系全バラしはしませんからね。

今ひとつ、決め手に欠けます。うーん。
Posted at 2022/10/13 19:52:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2022年06月23日 イイね!

ハズすにしたってハズし過ぎ

ハズすにしたってハズし過ぎこれね。最初見たときゃ「いくらなんでもそれは」と

思った人が大半だったでしょうよ。

700万のマツダ車。誰が買うんじゃw
実際はまあ、PHEV仕様の高いやつ…「Premium Modern」のAWDが569.5万+消費税で626.45万…いろいろ付けたら700か。

残価設定で買う人が多いんでしょうが、それ「購入」じゃないからなぁ。長期レンタルでしょ、実質。

もう内燃車に興味無くなっちゃったからなぁ…SUVにも興味無いし…ムーヴメントになってんのは分かりますよ。ロールスがバカ臭いほど巨大なの作ってるくらいですからね。

しかしあんな巨大なタイヤ+ホイール、自分で脱着すんのはイヤだな。
CX-8があんまり(タウンスピードでドタバタする)期待値に至ってなかったのがね…
Posted at 2022/06/24 08:41:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2021年07月17日 イイね!

今ツボMAZDA 6

今ツボMAZDA 6うー…

こないだ仲良しさんと錦糸町で





呑んだんですが、この彼が1.5H遅刻しまして。1.5Hですよええ。
さっすがに潰すにはボリュームでかいんで、関東マツダの墨田店に寄って、CX-8を乗ってみたんですね。なんか去年末だかにMCしたらしくてね。ディーゼルは10ps上がったんですか?それに「エクスクルーシブ」に専用ホイールが付くとか、細々と変わったようで。



なんかスッキリしないんですね。ドッシンバタコと、バネ下が変にドタついた感じで。まあ城東地区の拠点というと、試乗コースには決して恵まれてない環境ですんでね。改めて乗ってみるか…

その前に、マツダ自身が「フラグシップ」とする6も乗って…というと、配置拠点があまりない。なんで、墨田でなくて県内の近場の拠点に出向いたわけです。



ディーゼルのAWD、XD Lパッケージです。

これは…間違いなく名車ですね。
SUVブームとやらで日が当たらないのは惜しい。マツダは今現在も欧州マーケットで健闘してますけども、フランス流ともドイツ流とも違う躾。雑味の取り除かれた、澄み切った爽快な走り味。

熟成の極みです。敢えて言語化は控えます。

このMAZDA 6と比べてしまうと、CX-8はもう数歩煮詰めが浅いかなぁ…。

スピードが上がるとしっとり落ち着いてきますが、タイヤまでBSと専用開発した6よりは、ちょっとTOYOの「固さ」故かフィーリングが落ちる。
MPVが履いてたトランパスJ48もそうでしたが、どうも接地面のしなやかさに欠けるというか、懐の浅さというか…いきなりタックインでテールが流れたりって事もありましたしね。

日常の使い勝手は…どうしたって8に分があります。当たり前です。
エクスクルーシブモードには、後席の電動調整にベンチレーションも付きます。スバルが落っことしてるところをきっちり押さえてます。

しかし乗り味は6。

難しいなこれは。
Posted at 2021/07/17 20:43:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2019年06月29日 イイね!

MAZDA 3

MAZDA 3とりあえず、見るだけ見てきましたね。はっきり言ったらね。

ユーティリティ優先なら他にいくらでも選択肢あります。



もっと天井高くて、広くて、ゆったり座れて、荷物載っけて、とね。



そういうもんを切り捨てて、好きか嫌いかだけで250万〜をクルマ選びに使えるのって、かえって贅沢なんではないか。

そう、私が前に座ってポジション合わせて、後ろに行ったらN・Boxの方が全然広いよ。インプレッサにもスペースでは負けてますよ。



このデザインと、これから出てくる火花制御圧縮着火 = SKYACTIV Xについて「マツダの挑戦の姿勢も込みで」選ぶという人には、上に書いたようなのは問題にゃならないです。

タイトル写真でも分かる、グリル前端からボンネットを走り、Aピラーからルーフモールへ駆け上がってスポイラーまで一気に伸びる迷いのない線。

こういう一筆書きの美しさがスバルにはない、描ける人間がいないと言ってるんだよ石井守 !


ボンネットのラインは途中で逆戻りする。フェンダーの峰はヘッドライトに当たると屈折する。



MC前のレヴォーグなんか、補助灯類は丸だか角だか統一もせず、その間に思いつきのモール。このメッキ、CIで付けたんですか ? PIですか ? ただのアイキャッチですか ? アイキャッチならすぐ上にご自慢の「コの字」がくっついてるじゃないですか。〜二重三重に同じ目的の要素を重ねるって、洋の東西を問わず「子供の習作」なんですよ〜

そのコの字でできた段差には、バンパー面にわざわざつけた段差をまた継いで、それがどこにつながるかというとグリルの桟に…つながっちゃいなくて、枠に当たって終わり。

グリルとメーカーエンブレムってカーデザインのひとつの

重心点

だと思うんですね。そこからラインと面を走らせて、フェンダーなりドアなりで張りと反りを組み合わせてリアエンドまで持っていく。

タイトル写真のMAZDA 3のサイドビューは正にひとつの到達点で、



引き算の美学。アメリカや韓国のデザイナーはとにかく要素を足したがる。マツダもかつて、「ときめきのデザイン」を標榜した時代は

RX-7辺りはもう、てんこもりの造形をやってました。あの反省があります (先代アテンザ チーフデザイナー 佐藤洋一氏 )

…なんでこんなに喧しく言うんだろね。

多分だけども、自分がアコースティックインストをやってるからでしょうね。

いっぺん「ここだ」と決めて出した音は一切修正できない。事前にプログラミングや加飾もできない。

音は当たっても、チューニングのストライクを外したらハーモニーはガチャガチャ。奏者間、メロディと対旋律間で瞬時に合わせる能力がないと、きちんと曲の形にならない。

そういう瞬間芸術をアマながらかじっていると、今のスバルが

ダイナミックでソリッドでしょ ?

とか抜かしてるのが

デタラメですっとこどっこいだな。もうちょっと練ってから持ってこい。そうなる。余計な線やディテール = 「雑音」だらけでちっともピュアさがない。

1500人入るホールで、50人載ったステージから自分1人がイントロ吹くときのテンション。そんな世界を17.18でやってきた…そもそもバスって楽器はソロで出る楽器じゃないし…身からすれば、スバルのデザイナーって楽だよ。

インパネは使い回しだし、アメリカで叩かれなきゃなんでもいい。

だから、香り高いロングツーリングの友から

そこらで泥遊びするのがお似合いなオモチャ感

ばかりが目立つ。CX-8にせよオールロードクワトロにせよ、「こんな」じゃないでしょ。「こんな」でいい人はいいけどさ。
ヤングアットハートって、そうじゃない。

同じアウトドアでも、鉄板で焼きソバこね回すのと、ダッチオーブンで丸のチキンを綺麗に焼き目つけて見せるのじゃ違いますよね。

私がスバルに、特にデザインの連中に問いたいのはそういう領域の話し。
その道具を使いこなす、その人の振る舞いや嗜みからほの香る「文化」を表現する気はないんですか、と。
Posted at 2019/06/29 20:18:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

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