
bz4x+ソルテラ。デザイン以外ほとんど触れてきませんでしたが、なんでしょ。
急速充電に1日3回とか、4回とかの制限がかかるんですって?出し始めは2回だったって?
多分ね、トヨタなりスバルなりのユーザーはEVに慣れてないから、急速充電器って表示されてりゃみな一緒だと思うでしょう。
「なんだコンビニにもあるじゃん」とか言って、
群馬のファミマの🅿️にある機械にいそいそ繋いじゃってさ。
全然チャージされなくて唖然とするんですよ。それ20kWしか出ないよってね。
タイトル画に貼っつけましたけど、150kW器なんかそうそう無いですよ?
基本料金が段違いに高いらしいんです。概ね一件の契約容量が50kWを越えると低圧から高圧契約になると(全てのケースではない)。
東電管内でまともに計算すると、基本料金が150kW器1台で19.4万かかる(・_・;
その上、6600Vでの受電にキュービクル(変電機器)が必要で工事費が2500万、年間維持費が基本契約料+メンテナンス費で250万。
日産ディーラーは…多分役所や日産本社からも補助が出てるんでしょうが、よくやってくれてますよ。徐々に機器が大出力化されてますからね。
だから、そうでない道の駅や公共施設の機械は
低圧契約に収まる、44kW以下の機械が多いんですね。
これを頭に入れてないと、いくら大容量のバッテリーを載せてても全然充電が捗らない。で、ヘタに低スペックの充電器に繋いじゃって「溜まらないなー!」って他所で注ぎ足し充電しても、急速充電の回数制限なんかかけられてたら悲劇ですよ。
しかもそのバッテリー容量が「グロス値」だったら。今の人には馴染みのない自動車用語でしょうが、
指摘されてから「総容量」を「実容量」に書き換えたという…71.4kWhが64kWhになったら、買った客はどう思いますか?
EVの価格は電池が7割、みたいに言われますけども、それが1割目減りしたら。
その上で、実走行距離がカタログ値470kmに対し、
318km…高速道25%で食われるのは予想がつきますが、郊外路70%もあったらいくらでも挽回できるはずです。それがこの体たらく。
EVに有利な都市部走行が5%しかないのは、「予め350km程度のルートを設定してあったが、そこでバッテリーが干上がってしまった」からじゃないのかと訝しくなります。
300kmならウチの40kWhリーフでも狙えますからねぇ…日産の中の人も気にしてたんですよ?
「そりゃあ、トヨタさんですからね。詰めに詰め切って自信満々に来るかと思ったら、固体電池はナシの肩透かしで、あっという間にリコールだし…」
トヨタは水素にもBEVにも「全方位戦略」を謳いましたが、満を持してアンベールした本格BEVが
全くの空手形。
日野やダイハツが「ああ」ですからね。足元の本丸も頚椎圧迫気味なのかも知れません。
Posted at 2023/05/09 09:16:39 | |
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