
そこでいいと思いますよ。
チャリや電動キックボードがほぼいないから。
この範囲内で乗降が完結するタクシー需要もほぼない
から、こっちの営業にも支障しないし…前回書いた階段落下の話もそうですが、ナビデータに走行不能道路→ルートガイド除外にされてない所には入っちゃいますよね。
バスならいいんです。予め走るルートと止まるポイントが決まってるから。タクシーはそうじゃない。
それと、バリアフリー法からの対応除外にもなりますよね。フルオートで車イスの乗降やロック・アンロックまでやるシステムを載せたら…それだけで5〜600万くらいになりませんか。
2017年に「ランドロイド」なる洗濯物たたみロボットが発表されましたが、価格が185万円。その後、2019年に
開発会社は破産に至りました。
そりゃそうだ。「たたむ」の単機能でそんな価格じゃ誰も買わない。洗濯→乾燥→アイロン→たたみ→分別収納までやってその価格なら「まあなんとか」って話じゃないですか。
2021年に出たレベル3のレジェンド"ホンダセンシング・エリート"が1100万円の限定販売でした。それから3年近く経つのに、
後に続くレベル3搭載車は出ていない。
あとね。走るだけじゃ済まないわけですよ。
車内でリバースされたらどうするの?ドライバーの急病、急変で起こる事故ばかりニュースになりますけど、乗客の事故だって散々あるんだよw
こないだ湾岸線の西行きでタクシーを降りた客?が轢死した事件あったでしょ。ああいうのだって、プログラミングで「トイレのあるPAに寄る」風な対処は出来ますよ。ただ、旅客自動車関連法規では
「乗客に何らかの傷害事故が起こった場合、運転者が対応する」
のが原則なんですよ。無人運転車で乗客が急変してしまった。誰が通報する?AED搭載車も現にあるけど、自分で機材出してパッド貼ってボタン押してくれ、とでも?
たまに発生する「かなりな遠距離」の対応もありますね。
走行距離からして恐らくガソリンHEVになるでしょうが、こないだ羽田の事故で救済便が出ましたけど、新潟ナンバーとか飛騨ナンバーとか、いろんな地域の車が深夜の羽田に来てました。逆を言われたらどうする。羽田から浜松とか山形とか。
いや、実際あるんですよ。ああいう緊急時には特に。
自律的にGSに行くのはいいですけど、燃料油の支払いに問題出ないのかとか。
周辺環境まで含めたら、ソフトウェア開発だけでとんでもない作業量になります。市販化できたとして、果たしていくらになるやら。
…トヨタは生産現場で大量のロボットを使うから、「電気と油圧とプログラミングで出来ないことはない」と考えるのかも知れないが、それは「そこがロボットだけの環境だから」という事も含めて考えるべきじゃないのかな。
Posted at 2024/02/11 09:01:01 | |
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