
スバルは今や、経済誌に「北米市場の一本足打法」と揶揄されるほどの北米依存一辺倒をよしとする状態で、自ら
「母国で存在感のないブランドは生き残れない」
とは言うものの、…
ディーゼルターボは出やしないし〜排ガス規制云々ではない。欧州向けにリリースされてるEE20はEuro6bに対応している〜、
他社がLEDハイ/ローオートライトまでをラインアップする中、ようやくハイビームアシスト止まり。AFSすら出してこないし〜航空機会社として視界設計にうるさい反面、なぜここがほったらかしなのか理解に苦しむ〜
今の興味はもはや完全にこっち。フラッグシップがジャーマン3と闘うことを放棄して、何がブランドの存在感だよ。
ホントなら日本市場に入ってない3リッターのディーゼルターボ、それも300ps超の強心臓…A8の重いボディをあっさり250km/hにまで持っていく…がいいのだけれど。
自動車メーカーの旗艦たる商品は、このように渾身の作でなければいけないのですよ。2.5のNAもいいのかも知れないが、後ろにシートヒーター?そんなものの前に、ベンチレーションシート付けてくるのが先だろう。商品性のフォーカスがブレてるんだね。
確かに、泥の坂道登らせたら、オールロードクワトロよりアウトバックの方がちゃんと走るでしょう。壁に当てたら、同級のクロスオーバーワゴン中で一番傷害値が低いでしょう。
でももはや魅力ない。膝前も頭上も広くなって、マッキンじゃないけどそこそこ音のいいオーディオも付いて、シートヒーターも標準、アイサイトにNCAP5つ星の安全ボディ。腹がつかえない所ならどこでも走れる。
でも候補に上がらない。なんででしょうね。
オールロードクワトロは値段で3倍ですよ。
先代で「レガシィはプレミアム路線など追わず、道具に徹するべきだ」と反省して、振り子が反対に行ってしまった。55mphの北米で数がさばけるなら、NBRテストなんかやらなくていいじゃない。アウトバーンの下りコーナーでBMWを撃ち落として帰る、初代レガシィのそんな志ももういいじゃない。WRCでインプレはそこそこビジネスになったけど、レガシィは売れなかったじゃない。
欧州路線、儲けに繋がらなかったじゃない。
商品は売れることが第一。それば確かに正義だけど。
この会社の商品は、しばらくは候補に上がらないだろうな。
Posted at 2015/08/16 21:48:43 | |
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