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二代に渡って維持されてきたヴィッツ「らしさ」は今回、ほぼきれいサッパリ霧消しました。


やっちゃったなぁ～…


50m離れたらiQだかラクティスだかプレミオだか、見分けがつかんだろうに。



まぁ確かにね、VWのデザインディレクター、ワルター・マリア・ダ・シルヴァさんも「まずVWであること、VWに見えることが重要。個別の車種の識別はその後でよい」と仰りますがね。


それは「ルポからフェートンまでがVW」という一貫性が下支えするから出来ることで。

同じアッパーレンジにあるLSとクラウン／マジェスタとの間にまず境界線があり、アルファードやラクティスがパキパキの直線平面ときて、片方ではツンドラやランクルが好き勝手に線引きしてるトヨタにその手法は必ずしも的確ではないと。


単純に埋没を誘うだけ。特にヴィッツのようなプロダクトにそれを持ってきては、一気に凡庸になってしまう。



これをカッコいいとCMで言えちゃうんだから、トヨタのマーケティングはスターレットの時代と変わらないんだなぁ…(￣▽￣;)

残念ながら、暗かったもんで写真なし



ま、前にも書きましたがリファインで更にパワーアップした3.2クリーンディーゼルに乗って来ました。


カラカラしたディーゼル感はエクストレイルGTより強いかなぁ～…同じ4発でキャパが6割方大きいせいでしょうか。

なんせ一発800ccですからね。


試乗車はロングのエクシードでしたが、その軽いカラカラ音と共に2200kg超のボディをほわわ～んと走らせる。

Dを出ていきなり東北道を乗り越す陸橋を渡りますが、アクセルちょい踏みでも淡々と加速して行きます。

エクスより着座位置が高く、タイヤサイズも格段の差故に上半身～頭のユサユサ感も強めに出ます。

M＋Sタイヤの特性と思いますが、路面インフォメーション・操舵フィール面では少々もの足りず。

反面独立サスの効果か、オフ4に付き物の床下でドシバタ突き上げるような動きは目立ちません。

ハンドリングに対しての上屋の動きはゆったりと躾られ、自然なロール感に終始します。まぁ車重や性格からは当然のセットかと。



うーん…自分でこれ、冬タイヤの交換なんかする事考えたら即消えますけど(営業氏：「すんごい重いです」)。

センター＋リア(OP)デフロックのある4駆てのは面白そうだな、と。


VDCの装着が増えた結果ブレーキLSDばかりになって、それもその動作があまり信用できない(パワーダウン制御ばかりが先行してヒューマンコントロールの幅がない、或いは介入が遅すぎて挙動抑制が効いていないなど)場面が多く感じる昨今、こっちの方向に魅力を禁じ得ないのは事実。


そーは言っても、実際に買えるのはまだまだ先ですが

←半年前に見に来てそれっきりにした(殴)ポロ・コンフォートライン。


で、話してたら「実は補助金特需で、ポロとゴルフはほとんど在庫がないんです」…

(ﾟДﾟ;)ハァ

「2010年分の割当ては売り切れ状態です。例えば黄色が完全受注なので、納期3カ月、シート地によって更に2カ月とか…」

GTIはどうですか？

「これも大変引き合いが多くて、5カ月待ち…」

ほぉ(￣￣;)



仕向け地別割り当てと船便頼みの、輸入車故の事情ですな。

←ちと難易度高＋題材が取っ付きにく過ぎましたかな

でも横っ腹見たら「な～んだ」と思うでしょ

このルーフのかさ上げっぷり、プレスラインをビシッと継いだ延長テールからして、相当な仕事と見ました。


確かカタログコピーが「プレスティッジ・ツーリングワゴン」だったと思いますが、まさかそのコイツを柩車に仕立て直すとわ


ハイヤー時代から葬儀の仕事は多くありましたが、およそ噂すら聞いた覚えがありませんでしたこの「ステージア改」。


全国捜索したら数台は見つかるかも知れませんが…(￣ー￣)

←COTYは後回しにして、こないだ義父がお世話になった葬祭屋さんの「柩車」にご登場願いましょう。

そしてこのカスタムのベース車を当てて頂きたい、というと些か不謹慎気味なのは百も承知(^^;。



しかしこのカスタムは凄いですよ。

実際にこの業者さんにお願いした方でも無ければ、当てずっぽに車名を並べる以外の方法では、絶対誰にも分からないと断言できます。

フロント、リア共に種車の面影は全く残さない、凄まじいまでのカスタムです。

グリルは宮型車と見紛うほど巨大な「ロールス風」をワンオフのボンネットと組み合わせ、ヘッドランプすら他車部品。正面からの画ではかえって難易度が上がりましょう。それほどの出来。

ボディサイドも撮ってありますが、そっちを見たら「嘘だろう」と。

「あり得ない」と。



では、ご解答をどうぞ(￣^￣)b