
11日に報じられました、「トヨタ クラウンセダン型の廃止検討」「SUVへ移行か」てなニュース。
トヨタの販売力を持ってしても、金看板たるクラウンを維持するのは困難という現実ですね。
しかし。
正直、「ユーザーの若返りを目指す」という本社の意気込みと、底堅い法人向けなど保有母体の代替需要に頼った販社、日本ドメスティックなスペック維持に固執した開発陣。いずれの歯車も噛み合っていなかったのではないかなと。
何しろ「名古屋近辺の数十ヶ所に及ぶ立体・機械式駐車場にタイヤを擦らずに入庫できること」など、トレッドを10mm広げるにもスッタモンダするのがクラウンの開発業務で、現行型でも
全部変えてやる、の意思もトレッドその他のディメンションを劇変させるには至らなかった。そして
新規若年ユーザーの取り込みもうまく行かなかった。我々も気付けばアラフィフになりまして、上の娘も免許年齢ですからもうミニバン、ピープルムーバー系の必要性は落ちてくる。でも、同年代で話すにもクラウンの話題はまず出ない。同じセダン系なら、ジャーマン3やボルボなどに行ってしまうのではないのかなと。私はたまたま出物があってホンダでしたが。
ジャーマン3にせよアコードにせよ、北米を見て作っているのは同じ。
そしてやはりトヨタのそれとは、テイストが違うんですね。山ん中走っても、靴がレグノであってもそこそこのレベルまでちゃんと踏めて曲がれるのがホンダ。
クラウンではね、先代の経験値が私的に最新ですけども、限界旋回や限界制動はちゃんと出るんでしょうが、中立のあやふやさや切り込んだ初期応答のフニャフニャさが妨げになって、
到底踏んで行こうと思えない。NBRであんなセッティングでは全く話にならないハズなので、現行型はも少しマトモだろうけど。
じゃあ「走りが少しマトモ」になって、コネクトがちょっとついたくらいのプロダクトに500万出す気になるか。
そんな❌鬼 ⭕️気にはならないっ!!!(煉獄さんのテイで)
そんなもんでしょ。それでSUVに行ったらば
フォントがちっちゃくなってますが…こんな酔っ払いみたいな事を言う「中の人」もいる。バカじゃないのか。
個人ユーザーの平均年齢が60代中盤〜後半くらいでしょ。戻ってくるって、誰がどこへどうやって?
以前に豊田章男さんが労使交渉の席で「社内に向けて訴えてきたことが、これほど伝わってないのかと」嘆いていたけども、販社も相当カブれてる。国内で堅調に売れてきた反面、レジェンドやフーガのような北米展開せずにいたのが逆効果となって、SUV化ったってねぇ。ハリアーなりRXなりもいるわけで…ん?
そもそもRX=ハリアーだったんだが。もうラインナップがガチャガチャだ。
いっそのこと老化したブランドは、フェードアウトさせた方がいいんじゃなかろか。
Posted at 2020/11/17 19:27:00 | |
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