2010年06月01日
今朝の仕事です。
ちょうど六本木の流れが止まったので、大手町に移動して深夜残業者でも狙うかと思い。
「内閣府下」交差点から内閣府見上げたら真っ暗で、あぁこっちも終わr…ΣPi-Pi-Pi-Pi-(呼出音!)
即座に合成音声がたたみかけます。
「即時配車 了解ボタンを押してください」
ここで即時なら本府しかない!案の定、
「内閣府 正面 車寄せ」
普段タクシー進入禁止の車寄せに指示。これは遠いかも。
ま、実際距離ありましたけど、若手官僚もこんなド深夜までヘロヘロにくたびれるほど働いてると。
降車の際にはタクシーチケットに金額書いてもらうんですが、それだけの作業が覚束ない。
いくら温ちゃん(殴)来てるにせよ、この残業は尋常じゃありませんよ。
官公労の目を掻い潜ってこういう仕事をして、果たしてそれは誰のお守りの為なんだか。
こんな現場があるのに、「官僚は排除」でやっていけるわけがない。「官僚は公器」として使いこなす方へ持っていって初めて果実が得られる。
それが簡単ではないというだけで(苦笑)。
なんにしても彼らは「奥ゆかしきエリート」でありまして、先例を作りたがらない。政治家主導とやらで一つ踏み出させようにも、組織ぐるみで「踏み出さない理由」を山のように積み上げてしまう。
予算もそう。白黒どっちにも取れそうな条文を並べた法律をバックに、そうそう「ムダだ」「カットだ」と切り捨てられないようガードしてますからね。
その「裏の骨格」まで解析してムダを洗い出し立証し、法律から廃止しない限りは予算の組み替えなんか出来ない。
いやね、若い官僚には、ムダな部分を洗う能力はあるんですよ。それが2年や3年の任期で異動を重ねる内に責任意識が薄められ、更に監督権や予算規模を縮減するような話は高級官僚がブロックしてしまうから話が止まっちゃうだけで。
果たして地域住民、首長や議会ともまともな交渉が出来ない方が、中央官庁のエリートを御せるとでも思ってるんですかね。
これで温家宝が北京に帰って、数日も経たずに退陣なんてしてみなさい。彼等が散々叩いた安倍、福田と同じ事になる。
それも「また民主党のブーメランか」で済めばいいけど、中国共産党は更に「力の論理」に自信を深めるでしょう。
彼等にしたら、人口規模で1/10の国をまとめられない政権など、足をもいだカニくらいなもんです。
「命を守りたい」とかなんとか言ってる裏で、このまま続けられたら官僚から運転手まで過労死しちまうっつの。
そして国威失墜の大罪までも犯しかねない。
事ここに至れば、続投も地獄。辞任も地獄ですな。

Posted at 2010/06/01 16:12:06 | |
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