
←鹿島神宮駅で、鹿島臨海6000形と113系。
以前に「千葉のJRは乗り潰した!」と書きましたが、抜けてました…成田空港線と、この鹿島線が。
で、改めて乗りに行きました。
成田空港線は早い話が成田新幹線「跡」で、来月にはそのコンセプトをなぞったスカイアクセスが開業します。確か、印旛松虫辺りから高規格単線を引っ張って、160km/h運転をすると。
当然軌道も出来てましたが、現行のAE100とも、山本寛斎デザインの新型とも出会さず残念。
ま、新幹線フル規格で設計され、当時のお金で800億円を投じた鉄道建造物の偉容を見るにつけ、これを含めた成田空港計画が完成していれば、東アジア中核空港の座を欲しいままに出来たでしょう。
全くヒヨっちゃって情けない。その結果は全部国民が被らされるんですから笑えない。
…
一方の鹿島線は、香取で分岐した先はすぐ利根川渡って茨城に入っちゃいますけども。
ただ、A31で元旦の銚子に出かけてえらい目に遭わされて以来、「千葉の懐は深すぎる」と思ってまして。
その教訓は、やはり今回も上書きされました。
何にしても、ダイヤ編成がローカル過ぎる。それも、行きたい方向へは憎らしいほど繋がりが悪い。
そもそも、成田空港から取って返して鹿島神宮に行く客なんてのがマイノリティ過ぎるのでしょうが、いきなり1時間待ちを喰らわされる。
成田~香取ってのもまた遠いんですなぁ。香取駅に至っては、路線の分岐点なのに無人駅でしょ。
これも昔、嫁と何の下調べもなく遊びに出て、「分岐駅ならなんかしら見所もあるだろう」と思ったら何もないんですよ。で、肝心の電車自体、引き返すにも進むにも次がない

。
一切手抜きのないツッコミを連射でお見舞いせざるを得ない。
そんな苦い記憶のある香取駅も、駅舎が改築されとりました。
されたから、何か他が変わった訳でもございませぬが。
鹿島神宮で更に驚かされたのは、自動改札ですら無かった事。切符切りのブースが残ってるんですよ。当然、Suica非対応であ~らら。
一応、東京直通の特急も出る駅なんですが…
しかししかし。
鹿島線の高架軌道から見下ろす潮来の水郷地帯、北浦や利根川の水面と見渡す限り広がる水田の緑が織り成す光景の美しさ。
あれは是非子供らにも見せたい、と思わせますね。
ホントならば、鹿島神宮で接続する鹿島臨海線を縦断して水戸へ向かい、もうひとつの未乗区間=水郡線・上菅谷~常陸太田を押さえたかったのです。
が。
そこにもローカルトラップがありまして、常陸太田を折り返すのに56分の待ちを強いられる→明けのアタマには辛すぎる為、あえなく断念。
成田線~常磐線で柏に戻り、野田線経由で帰っております


Posted at 2010/06/16 14:35:09 | |
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