
インプレッサです。
今回はなんと3仕様。
まずG4 2.0i EyeSight。続いてSPORT 2.0i EyeSightに同1.6i-L。
走ってみると、根元で200mm前進したとやらのAピラーにはそれほど違和感なく。言われてみると、「そういえば、天地方向に窓がでかくなったかな」と気付く程度。
スバルはエクシーガでもそうだったように、キャビンフォワード化になかなか踏み切りませんでしたが、ここにきて巧く視界設計とのバランスを消化したようです。
CVTはまだしゃっくり感を払拭し切れていません。冷間時は特にその傾向が出がち。ちょっと走って暖まると落ち着くかなぁ。
アクセルオフでトルク反転する際、実際にエンブレが効きだすところもやや雑。
制御ロジック(マッピング?)からしてスムーズに繋がってない印象で、アクセル離して一呼吸半ほど置いて「あれ、落ちないな」と思うとカッコンと減速が始まり、「そこまで落ちなくてもいいのに」と思う辺りでクラッチ切ったように空走しだす、というような。
もう一練り、ふた練り必要ですね。
レガシィですら消しきれなかった電ステのクセは相当にやっつけて、素直な操舵感に仕上げてますね。マツダのラックアシストにかなり近づいたと思います。ピニオンアシストでやってると考えれば十分合格点でしょう。
アイドルストップは動作条件がなかなか整いません。ディーラーによりけりでしょうが、アイストランプが点く頃には試乗コースも3/4位走っちゃってます。
マツダのi-STOPでも指摘しましたが、再始動をセルでってのもねぇ。
バッテリーの負荷が大きいし、夜間の生活道路などでは車外騒音も気になる。何よりあの「キュルル」って作動音+振動は自家用ならまだしも、営業車で一日中やってるとかなりストレスになるんですよ。なんとかならんのでしょうかねぇ。
普通に郊外を流すようなペースで印象が良いのは、クセの無さ、素直さしなやかさで1.6i-L。
50プロファイルの17インチを履く2.0i-Sは…段差を踏んだ後のリバンプを横に跳ね返す変なクセが有るなと思ったら、やっぱしですよのSP2050。
おんなじクセが出てたのがステージア。なんか知らないけど、クルマがフラフラっと勝手に横を向きたがると思ったらタイヤがコレで、あれから何年経つか分かりませんが未だに改まってない。がっかり。
ワタクシがエンジニアなら
コレをラインで組むなら売ってくれるな
とマネジメントに連判状を出すでしょう。
いいプロダクトなのに、こういうものでペケが付くのはもったいない限り。
Posted at 2012/02/18 15:09:08 | |
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