
鉄ばなしで盛り上がる←なぜだ
予約制なのでそれほど待ちもしないが、ヒマがあったらと思って時刻表を持ってったら、ドクターが
「鉄道好きなんですか?」
「ウチの息子もカクカクシカジカ…」
聞くとね、あー、そりゃ重症ですねと。早く治療しないと俗世間に戻れなくなりますよと。
Nゲージくらいならまだかわいいが、関西の合宿に各駅乗り継いで2日がかりで行くとか、写真に飽き足らず電車の「音」だけ録りに行くとかになると…これはいけません。
ヘタな金属は近くに置くとみんな引っ付けてしm(凹殴)
まぁね、写真はプロにゃ敵いやしませんから一眼レフこそ持っちゃいませんがね。
音鉄ならワタクシ、ポータブルDATなどウチにほったらかしとりますからね、やろうと思ったらそりゃーレート48の超高音質でやりますよ。
「マニア=狂的」な人種と一緒くたにされたないからせんだけや←西?
そういう楽しみも徐々に薄れていくんです。
中小民鉄も第三セクター鉄道も厳しいところが多い中、大手もそろそろ少子化に向けた取り組みを加速してますからね。
「通勤・近郊電車の標準仕様ガイドライン」てのがありまして、これに沿った設計の車両があちこちの会社で走っております。
バリアフリー要件やモノアロイ化、モジュール製法などハードの大枠が固まっているので各社が個別に設計製造するより手っ取り早いし、法規の新設や変更に伴う仕様の手直しなどもやりやすい。
しかしながら、当然会社ごとのオリジナリティは薄れますね。
大手ですら、20年、30年スパンで経営をみると、こういう規格化の波に巻かれざるを得ない。車両の検査コストをひねり出すにも事欠く中小民鉄ではどうなるのか。
京福電鉄の事故で、ブレーキ系の複数装備が義務化されただけでも、旧型車でやりくりしてきたあっちこっちの会社で悲鳴が上がったもんなんです。
保安法規の改正が経営にトドメを刺してしまう、はたまた資金繰りを長期にわたり圧迫する要因になると。
だから、ドクターに言いました。
「寝台列車は山陰・瀬戸内行きのサンライズや特別仕立のクルーズトレイン以外、3年以内に消滅する見込みで、三重の特殊狭軌線も近鉄はBRT化したがっている。いすみのキハも中身は50年経っていつまで持つか分からないし、各地の第三セクター線は国鉄からの移行基金が払底して投げ出す自治体がどんどん出るだろう。個性ある鉄道資産が消えていくのは止められないし、これも時代の流れ。乗りたい、見たい所があるなら出来るだけ出かけさせた方がいいですよ」
Posted at 2014/01/22 13:18:12 | |
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