
「ストロングハイブリッド」なる珍妙な言葉が出てきて数年経ちます。
ちょうど20年前ですか、トヨタがクラウンに
出しましたが、何が「マイルド」なんだかなと。そしたら今度は誰が言い出したか、「ストロング」なる単語がくっついてきた。
普段仕事でJPNタクシーを使ってますが、アレに「ストロング」なイメージなどカケラもございません。組み合わせてるエンジンは、1.5のDOHC4バルブで74psしかないんです。
システム出力は100ps。そんなもん、35年前に1.3 PGM-FIのシティが出してましたね。トルクは別としても。ジャパタクはモータートルクが17.2kgf・mあるのでどうにかなってはいますが。
日産オーラは1.2の発電エンジン+モーター136ps、トルクは30kgf・m越えです。リチウム電池の優位性があるにせよ、落差が大きすぎて比較にならない。
そりゃ2.5以上のエンジンが前提になれば、それなりのパワー「感」も出るか知りませんが、アルファードの2AR-FXEというエンジンはその2.5のキャバで152ps。数値だけ見れば2.0でも普通に出せますよ。
これホントに腹立つw。最近のモデルだと「ダイナミックフォースエンジン」なる称号をくっつけたのが出てますが、今までの疑似アトキンソンが余りに非力だったから。
ちょっと脱線。
ぶっちゃけ、ストロングだのマイルドだの、
「コーヒーのテイスト」
とごっちゃにしてたとは意外でしたね。私の頭の中では、
⚪︎モーター単独での発進・定速走行ができる→フルハイブリッド
⚪︎常時エンジンが稼働し、電動はアシストだけ→セミハイブリッド
これで済ませてます。
上から下まで「ストロング」仕様だったら、鶴見つばさ橋を越える程度でびぃびぃ泣き喚くやかましいエンジンはおかしいでしょ。
仮に、R292の渋峠辺りに行けと言われたら「やだ」って返します。渋川から草津口に登るのすら嫌。…LS600hだったら?、パワーの出方は変に荒々しい所がある。都心環状程度のコーナーで既に重たいし、そのくせステアフィールがボヤんとしてて好きじゃないなー←そもそもヤマ走る車じゃない。
Posted at 2022/03/28 06:13:13 | |
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