
タクシーが代官山近辺で階段に突入、てな事故が続けて起きました。
こういう場合、概ね「事故車両が自走できなくなる程度の損傷、或いは交通障害を生じた事故」は
重大事故扱い
となります。路外転落の場合は0.5mが目安になります。この車両は階段3段で止まりましたから恐らくセーフですが、最近同じ場所での事故があり、注意喚起されてる中でのやらかしなので、レッドカードが出るかも。
具体的に事後どうなるか。緑ナンバーの場合、当該事業所に特別監査が入りますね。で、運行停止○○日車という処分が出て、
営業車のナンバーを、監査官の現場判断で外されてしまいます。
書面では「返納」となってますが、有無を言わさず車両の選択の余地なく封印を切られ、ナンバーを回収されます(前職場の管理者談)。当たっちゃった担当者は大変ですね。出勤したら自分の車にナンバー付いてないんですから。
で、処分が下りると運転免許の違反点数同様、事業者に10日車当たり1点が付きます。50点で事業停止。80点で事業許可取消になります。
○日車というのは、1台を10日間止めたら10日車。10台を15日間止めたら150日車になります。多分。…あんまりそういう現場に出会した事ないから( ̄^ ̄)
関越自動車道で防音壁突入事故をやったバス会社「陸援隊」は、事後の特別監査で違反事実28件、点数242点で1発廃業となりましたね。
80点で事業許可取消の斬罪だっつってんのに3倍越えってね。
如何に
国土交通省という役所が監督能力の欠落したダメ官庁か、という証左ではないのかと。
まあ、1件の重大事故に至るまでに29件の軽微な事故があり、更に300のインシデントがあるというのが「ハインリヒの法則」ですが。
1件の重大事故を起こしたら29人の部課長級を尋問し、担当局長を300日間拘禁する「監督能力監査機構」
愛称:ハイドリヒ機関
を創設すべきであると、ここに提言するものであります💀
大体政治家も官僚も.なんぼ人殺したって責任なんか取りゃしねぇんだからw
Posted at 2024/02/10 08:19:05 | |
トラックバック(0) |
アクシデント | ニュース