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大量輸送機関である鉄道ですが、工事が始まってる羽田アクセス線にせよ、やるだけムダの蒲蒲線にせよ、その運用までキチンと詰めたとは思えないやっつけ仕事を繰り返すだけじゃないのかな、と危惧しています。
この画像は
今現在、私が乗っている成田スカイアクセス線・アクセス特急の車内です。
パッキング下手のガイジンが安さに惹かれて大挙押し寄せ、荷物に埋め尽くされた車内から途中で降りられるかが不安になります。
ただの通勤車両を首都空港連絡に使うとこうなるんです。少なくとも、専用の荷物室は必要でしょう。そうなると既存の車両では使い物にならない。
17時、18時台にこんな状態の列車が、新橋、東京と都心の大ターミナルに入ってごらんなさい。帰宅時間帯を直撃する迷惑電車、とかメディアが突き回すに決まってます。
そして、そういう時間帯に空港を出られない車両ではアクセス機能不全になってしまう。
現在羽田に入ってる京急はそういった車両を持っていません。が、民鉄だからなんとかなっている。京成もそうでしょう。しかし、関東全域から東京都心への集客力を持つJR東が同じ事をやったらどうなるか。
だから私は、「一旦トランクに荷物を預けたら次はターミナル」の高速バスの役割は終わらない、と考えます。旅慣れて経験値を積んだツーリストが、いかに安かろうと、こんな不快な移動空間に我慢しながら何度も足を運ぶでしょうか?
ただ点と点を繋げばいい、という考えでは空港アクセスをやってはいけない。蒲蒲線なんか最たる思いつきです。東急線から京急線に乗り入れなんか出来ない。線路幅も車両規格も保安装置も違いすぎる。仮に大鳥居まで多摩川線が繋がっても、利用客にすれば
ターミナルで大荷物を引きずってやっと乗った電車から、10分かそこらで乗り換え。
そんなものはアクセス鉄道じゃない。しかも地上の東急蒲田駅を京急蒲田の地下に移すだけで1370億。大鳥居までの工費見積りはまだでしょう。下手すると永久に出ない。大田区に払えっこないから。
それでも、プラレールとNゲージを繋げられるとかのマヤカシ抜かすんならやってみな、と。
Posted at 2024/10/18 16:26:06 | |
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