
昨日ですかね、メディアに出ましたけど。
そういえばいつから「レガシィ・アウトバック」になったんでしょ。
BP以降「スバル・アウトバック」でしたけども。
政策燃費規制に首を掴まれて、1.8なんて申し訳エンジンでしょ。エンジニアはそれでも必死にやったんだろうけど、もう食指にかからないんですよね。「アレができないんで」「コレは無理なんで」と。
だから会社として、電動化なり新エネなりの対応はしないといかんよと、市場で箸にも棒にもかからなくなるんだから。
国内販売の推移を見ると、直近では2017年が17.6万台でピーク。そこからコロナ前の2019年が13.1万台と2割減。2020年以降は更に2割落ちて10万台をキープするのがやっとという。
今年も、矢島工場での死亡事故が影響した減産で今ひとつ…というか、ぶつからないクルマを造るとこで金型が人にぶつかっちゃいかんだろ。
はぁ。
昨今の電動化・支援機能の義務化、更には通信連携(コネクティッドなどとは言いたくない)で自動車の販価は上がる一方ですから、ほとんどガソリンのスバルはまだ値上げカーブが緩やかではあります。それでも売れてない。
安くて魅力があるなら売れるハズですよ。
アレが悪いんですかね?「環境性能割」とかいう変な税金。
「割」ってなんだと。「引き」も「増し」もあるだろと。こんな妙な日本語を作ったアホ官僚は、南鳥島の観測員にでもすげかえて20年くらい島流しにすりゃいいのに。
ピュアEVは逆に、218psだろうが394psだろうが25000円ですからね。こういう政策優遇にほとんど与れないスバル車は、今のトレンドからは当然外れてしまう。かといって、RやZほどのパフォーマンスモデルも今やない。
航空で言ったら、スカイマークみたいな立ち位置になってしまってるんでしょうね。飛び抜けて安いわけでもなく、プレミアムイメージにも欠けている。
マツダも上手く行ってないしなぁ。まだディーゼルが優遇対象になってるだけ救いだけど、長く乗ると吸気系の洗浄やらDPFの管理やら、維持コストがかかる。
売れないモデルを切るのは仕方ない事ですけど、
…早かったね、グランエース。
ここ数年は実質的旗艦なきブランドでしたが、ホントにレガシィがフェードアウトしてですよ。スバルもこれでいつまでやれるのか。どうなのかな。
Posted at 2024/10/25 16:55:43 | |
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