
←談・東海大学の林義正教授。
ま、かねがねワタクシも思わされてますがね。
「ゴルフは常にゴルフである」が
「カローラは常にカローラでしかない」
この差は、ワタクシが車に興味持ち始めの中学生時代から全く変化しておりませんね。
こないだスズキにスプラッシュ見に行ったら、
「これはスイフトベースですが、ワゴンRにもあるインテリキー+プッシュスイッチが付かないんです

」
そういう些末な事ではなくて、
「ヨーロッパを主眼に開発し、製造はハンガリーでドイツのコンチネンタル社に専用タイヤをオーダー。オペルにも供給する戦略車種…なのに120万円台ですよ」
とアピールすべきじゃないんですか。なんでそういうセールスが根付かないのか。
客の意識にはiPodの外部端子が付くかだの、イルミの色が7色だの8色だの、リアシートのスライド幅が180mmだの250mmだのと、走りに取ったらどうでもいい事が前に来る。
だからダイハツみたく、シートベルトアジャスター+シートリフター+ステアリングチルトを一部グレードのみのOP化、という暴挙をはたらいてしまう会社が出る。
日本国内では交通事故死者が激減して、昨年は5000人切ったんでしたっけ?具体的な数値忘れましたが、それは警察の厳罰化とか車の安全性向上より
「若い連中が車に乗らない」
のが一番大きいよな気がするんですよ。ガソリン価格や税制の先行きが不安で、アクセル踏む気も減退してますしね。事故件数や怪我人は減ってないんだから、要はぶつかる瞬間の絶対スピードが落ちてるだけ。
税金や諸経費、高い金を払う代わりに自由(法の枠内で)な移動手段であるはずの車が、どうにも不自由なものになってるし、中身も大して良くなったように思えない。高速1000円デーに長距離走ってみたら楽しい以上にくたびれるし、場合によったら、新車に買い替えたのにあれこれ安っちくなる事さえある。
はたまたウチみたく、「付いてるとは書いてあるが効果は疑問、または不明」てな訳の分からない装備もあったりする。下手すると、任意保険対策にボタンとランプが付いてるだけじゃなかろうか、みたいな疑念すら沸く。
かくして「いいものを買った」満足感はまるで失せてしまう。
これじゃ林教授の言う通りにしかなりませんよ。

Posted at 2010/03/22 22:30:13 | |
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