
スカイマークが飛ぶようになって、バーゲン21で8000円弱くらいのお値段で行けるようになりましたから、ちょっと山陰方面のローカル線踏破を考えようかと思ったらだ。
台風被害で寸断状態の三江線はなんと夏、7月を目処に運転再開の運びではあるが。
木次線、豪雪のため長期運休と←お約束orz
もうね、ここらの超閑散ローカル線って、ドカ雪降ったらどけずにタクシー代走ですよ。すごいでしょ。関東首都圏じゃ考えられませんが。
保線作業は鉄道の命と、JR北海道のシャバダバ祭りの時に書きましたけども。
そのコストと人員、機材もかけないために、10箇所単位で25km/hとか、15km/hの徐行区間が設定されてて、飛ばさなければ線路が傷むこともないから点検もやりませんよと。運転士が何か気付くようなことがあればやるけどもと。
線路敷いちゃってあるから仕方なく走らせてますよ、ハナから赤字だもん。
そしたら、いすみ鉄道の鳥塚社長が
「糸魚川から持ってきたキハ52、来年全般検査で3000万円かかるからそれで打ち切っちゃおうかな」
「年間1万人が急行料金300払ってくれても増収は300万円。持ってくるだけでもその10倍近く、2両で5000万円かかってる」
「銚子電鉄は凄まじい努力をして、ぬれせんを年間3〜4億円も売っている。おせんべい屋さんならホクホクなのに鉄道やってるが為に会社は火の車、運転本数を2/3に大減便しなきゃいけなくなった」
「結局、死ぬほど頑張っても大半のローカル鉄道、あと10年もしたらなくなっちゃいますよ。鉄道やるためだけに金がかかり過ぎて、ちっとも稼げないんだから」
「年間300万×3年のなけなしの増収が、検査一発で消し飛んではるかにマイナス。そういうコスト構造をおかしいと思って変えるのは行政の仕事。私の仕事じゃない」
って。そうすると、一昨年富山から持ってきたキハ28は52とペアでないと走れませんから、両者共倒れ。
まぁ、そうなるよね。ウチの近所の東武だって、スカイツリー効果ではしゃいでばっかいられる状況じゃない。赤城エリアの観光開発から完全撤退した伊勢崎線北部辺り、やめたい路線がいくつもあるでしょう。
ほかの大私鉄、名鉄や近鉄も事情は同じ。
有料特急などがなく各駅ばかり、1〜2時間に1本ほどの列車密度でしかも、1〜3両くらいの短編成をワンマンで走らせてるような路線は、経営上いつやめてもいい路線と思って間違いない。
独り言にしちゃ長くなってしまった。書き疲れたのでいったん終わり(´・_・)
Posted at 2014/01/14 11:11:30 | |
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