
さて、社名変更で心機一転といきたいだろうスバルを
ディスりまくる
このコーナーw
今回はスバル特有の、行き当たりばったりな商品企画をぶちのめして行きましょうか。
そう、市場で定着した商品イメージを顧みず、作り手の勝手な都合でコンセプトをいじり壊してしまう「いつものアレ」のことだ。
コトは2代目インプに遡る。プレスリリースなり、カタログなりを見たユーザーは多くが驚いたのではなかろうか?
丸目のフェイスにじゃない。グレード構成に、である。
セダンはNAも含めてWRX⁈ワゴンのターボが「20K」とは…??
初代WRXが8年にわたり培ってきたイメージ=ターボ専用ハイパフォーマンスグレードという「記号性」を定着させたのにも関わらず、「ワゴンは競技に出すわけじゃないので、WRXのバッジは外します」「セダンは全グレードWRXとします」とやってしまった。しかし、より尖鋭化したSTIはワゴンにもリリースされていたのである。
「自走砲は砲兵師団にくれてやるが、(ネーミングを変えただけで実質同じ車種の)『駆逐戦車』は『戦車』だから機甲師団が頂くぞ」…昔のドイツ軍的な方便の入り乱れようだ。それでいて後期型になると
「やっぱりワゴンのターボもWRXに戻しました(^_^;)」
とやってしまう芯の弱さ。これは3代目にも尾を引き、「S-GT」という如何にも切りの悪いバッジをつけたかと思えば、あっという間にS-を外してしまう始末。だったら最初からGTにしときゃいいじゃねーか。
いや。
国外向け商品では依然、ターボ=WRX名で展開していたのだから、国内向けの企画だけが混乱していたことになる。
3代目はHBに一本化し、ベーシックレンジながら従来ワゴン並みのラゲッジを持つ「バーサティリティモデル」として特化するのかと思えば、後からセダンを追加して
またキャラクターがボヤけた。STIの開発に関しても、HBボディ前提の所にセダンが追加されたことで、操縦性改善のための工数増加など、少なからぬ副作用をもたらす結果となった。
これでレガシィが北米最適化で大きくなりました、日本のユーザーの受け皿にインプをサイズアップしますとなれば、冒頭の画像の文面の通りだ。軽とインプの間のギャップが大きくなり過ぎる。スバルのタンク?あんなもん、スバル店で売る営業がいると思うか(爆死)。「アレが欲しけりゃトヨタで買ってくれ」と露骨に投げるだけだ。
レガシィもそうだ。トヨタや日産なら
ヴェルファードやエルグランドの3.5モデルが3〜4割を占めていたら、それを引っ込めるなんて判断はあり得ないはずだ。
3.5を売りたい、売りたいと願っても、せいぜい2割弱でしょ?絶対的にお値段も張るけどさ。
全盛期ほどには数が出ないにしても、レガシィを買っていた客から30%以上の支持選択を受けるモデルを、勝手な都合で引っ込めてしまう。そうして「ユーザーを切って捨て」てでも「トヨタグループ最良の営業利益率」を取るのが今のスバルの実態なのだ。NAにしとけば製造原価は下がるし、補修部品の調達・在庫コストも圧縮できる。それでいてカメラ付けて340万の値を付けて店先に置いとければ、ビジネス的な旨みも薄まらずに済む。
そこへ持ってきて、こないだのリコール遅延疑惑だ。ぶつかる前にストラットアッパーが折れるような車では、おっかなくて乗っとれん…まぁ4代目の話だがさ。
百瀬先生がご存命なら、恵比寿の本社屋は今頃蹴倒されてるに違いない。
Posted at 2017/04/07 22:13:02 | |
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