
at 熊谷。
うーん。…デザイン以外はまぁ言うことないかなぁ。
路面のギャップを踏んでも、舵が乱れるような癖はほぼ解消した。前期型は路面の荒れにタイヤが叩かれると、舵に響かなくてもノーズがちょいちょい向きを変えてしまう傾向があった。
ステアリング系の剛性は相当高いのに対し、サスなのかボディ側か、どっかしらに入力が散ってタイヤが動いてたという感じ。
どこをどう改善・補強したとかのアナウンスは聞いていないが、結果的に、走行中無意識にかける保舵力が相当減っている。35プロファイルの極薄タイヤとは思えない舵の座りである。ピロでも入れたのか?と思ったが、どうやらストラット、ロアアーム共ウレタンブッシュのままのようだ。相当な仕事をやったと見える。
副次効果として、コンフォート性も上がっている。珍しく嫁と次女も後ろに乗っていたが、
「至って快適」
「ぱぱ、すぴーどだしすぎぃ」
との評だった。
じゃあそれが全てプラスに効いているか、というと少し違ってくる。移動体として完成形を目指す進化ならこれで間違いないのだが、あまりに全方位の「骨格強化」が進んだ結果、意外な副作用として
13:1とクイックな筈のステアリングがどうにもスローに感じてしまうのだ。
245/35のシューズともなれば、それだけで相当のコーナリング性能をもたらすアイテムだけども、その絶対グリップとサス+ボディの総合的なロードホールディング性向上策が相まってどうなるか。
あまりにマージンが高過ぎて、一般走行ではハンドリング・ファンを感じる前に「なんだか『感覚的に』重たいクルマだなぁ」というボッサリな感想が出てしまうのだ。日産のアダプティブステアリングを極速にセットして組み合わせたら、丁度良くなるのでは…などと考えてしまうほど。
ここまで躾けた上のトルクベクタリングなら、まあ意味も出てくるかも知れない。拙者ならいっそ切って乗るがw
後は…この季節は気になる油温対策が「カタログ上は」特に打たれた様子が無いのはどうだろう。
今の時代に、わざわざオイルを選り好む8000レッドのエンジンを上市するのなら、その位の配慮があってもいいと拙者は思う。気候も随分厳しくなってるし、ヘタしたら首都高の渋滞でオイルワーニング点くぞヽ(´o`;
買うとしたらデカっ羽根要らないから、オイルクーラーとボールベアリングターボの「出ないけどコンペ仕様」作ってくれと。
Posted at 2017/07/24 15:04:23 | |
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