
JPNタクシーの話の続き。
うーん。シート地は前後とも合皮となっています。カタカナにすればまぁケミカルレザーですが、要は
ビニールシートです。
これはやめて欲しかったなー。トヨタとしたら「手入れの手間が省ける」というんだけども、ファブリックと比較すると
夏場に通気性の期待できないビニール地のシートほど衛生的に厳しいものはない。
なんかやらかしそうだったら乗せなきゃいいんだから。
ルーフが高く、ボディシェイプもスクエアな印象ゆえに横風には弱そうな感じでしたが、案外ちゃんと走ります。段差のショックもホーシングリジッドのコンフォート系より軽快にいなします。
ただ、つばさ橋やベイブリッジのような長い登りはやかましい。1.5ガソリン+ハイブリッドでシステム出力は100psに過ぎませんし、ガソリン単体では (私的に好きでないアトキンソンサイクルの弱点ですが ) たった74psです。熱効率はよくても出力は
ウチのスプラッシュ (88ps) にも及ばない。
スプラッシュはCd値だけ取り出すと
コレらと同等の0.32。リミッター領域まで意外なほど伸びていきます。
JPNは…こないだ「限界性能はどの程度か ?」と思ってやってみましたが、そうですねぇ。嫁が乗ってたK11並みかな。話になりません。
並みのタクシーならこのくらいでも充分か知りませんが、空港職員の送迎を請け負う弊社としてはちょっと困る場面も出てきますな。
あと、クラウンハイブリッドでイラつき、アルファードでは気にならなかった「停まり間際のカックン」。JPNでは見事に復活しております。
だから、停止直前のしゃっくり防止に習慣的にブレーキを緩めるといいますと、クリープトルクがスイッチ的にONになりますから「カコン !」とやられます。
腹立つのはそれで「あ、イカン」とブレーキ踏み増すと、ホントに微妙なタイミングなんですが、わざわざ出したクリープトルクをいきなりOFFにする場合があり、グシっと止まってしまう。
K11やZ10のN・CVTで「クリープトルクなんか要るかそんなもん」と思ってた私としては、ホントに邪魔な制御が入ってます。
この程度のアクセルコントロールが出来ずに「クリープが無いと車庫入れや渋滞が…」なんちゅう
ヘタのナントカ
は入れないでもらいたかった。これを殺す=クルマ側に「クリープトルク要らない」と判断させる停まり方というのもあるんですけど、しゃっくりありきのやや強めなブレーキを全停止までほぼ一定に踏む必要があるので、
そういう運転モードを一昼夜やると心底疲れるんです。
ハイブリッドの方は、前述の通りエンジンが1.5で余裕が薄いのか、営業車でロングライフ ・ ヘビーデューティ性を見越したのか、
なかなか満充電にまで至りません。
そう、湾岸でつばさ橋を東行きで下りてくるとき、アクセルを極力切って回生をなっっっがーーーーーーく掛けてもですよ。確か8セグメントくらいしかないんだけども6止まりかな。
まあコンフォートだったら、350km走行だと50リッター超は喰いますが、JPNは30切る辺りで収まるので確かに低燃費ではあります。ドライバビリティは置くとして。
参ったな、書き進めるに連れて褒められる所が無くなってきた。かといってLP燃料の営業車も他にほとんどないし、せめて仮眠するのにリクライニングがもっと倒れるクルマ無いかしら。
Posted at 2019/04/11 16:23:19 | |
トラックバック(0) |
仕事 | クルマ