
不動産のシノケンじゃありませんよ。
ミスターパリダカ、篠塚建次郎さんです。
なるほどなぁ。三菱もラリーアートやめたり、いろいろ受難期だけど…そしてあれもこれも電制ってコンセプトもあんまり好みではない(乗ったらそれなりに面白くはある)が、
そのモータースポーツ開拓期に世界と戦った人の言葉は重い!
「アジパシにギャランVR-4で参戦するプランを上申したところ、凛義にハンコが13個!会社で物事進めるのは大変だと実感…」
うーん。あの当時の三菱も主力乗用モデル・ランサーEXやシグマの旧態化、世界戦略FF車・コルディア/トレディアの失敗でしんどい時期だったからなぁ。スマッシュヒットになったE3x系とはいえ、いきなり檜舞台に上げるのは、社内の事情がすんなり許さなかったんですかね。
今やラリーアートどころか、金看板のパジェロもフェードアウトという状況。篠塚さんはどうご覧になってましょうや。
いっそスバルもたらたら「品揃え」程度に並べるくらいなら、レガシィなんかやめたらいいのにね。特にセダンはラインナップ全体においてそうでしょ。アウトバックのついで、XVのついでにセダンもあります。それで売れない。燃費規制で撤退同然の欧はもとより、米でも中でも売れてない。売れるわけない。
クラウンがね、ユーザー平均65歳くらいになっちゃって、ブランドの維持がフリートや公用車需要頼みになるって危機感が凄いでしょう?レガシィはクラウンの半分、たかだか30年でそうなっていて、それでいて若年層取り込みのトライがほとんど見られませんよね。
パジェロは三菱の政策(都合と言っては残酷か)でアウトランダーにモダナイズしたけれども、向こうにはPHEVってな進化要素があります。レガシィがレヴォーグなりインプレッサなりへ既存保有層にスライドしてもらうに当たって、何があります?
…分かりません。私には。
ともあれ、闘うスピリットと経営を天秤にかけて、経営を取った自動車会社は…どうも似たり寄ったりな道を辿ってるように見えます。
Posted at 2020/07/23 10:09:25 | |
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