
今回候補に挙げたのが他に
この辺をピックしてました。しかし、C5はインスパイア以上にタマ数がなく相場もやや高い。デザイン的には優美なフレンチモダンながら相当ロングノーズで、キャビンスペースは(特に前後タンデム間)インスパイアの方にゆとりがあると。実用品であることを第一義に置くと、ちょっと積極的には攻めにくい。
MPVは一度乗ってますから、得手不得手は分かってますし、家族のウケもいい。しかしラグさんと合わせると12年、ミニバン属の運転手さんをやってきたパパとしますと、…こっちもそろそろねぇ。
そこに4月から、件のインスパイアが掲載されたんですね。
それがずーっと動かない。人気のない大型セダンとは言いましたが、低走行のiLは特に引き合いが活発なハズなんです。
引っかかってるのは「歴あり」。左のドアパネル〜フェンダーを換えて、Bピラーを小修復したと。…なーんだ、そんくらいか。で、問い合わせメールを打ってみましたら、返電が来ました。メールでなく直電です。
「交通費は出しますから、是非見てもらえないか」
え?私、住まいは埼玉職場は東京ですけど…
「規定で、現車確認の足代を往復2万円までお出ししてます。歴についても勿論ですが、他の状態もご説明したいので」
おぉ。そうなればタダ、車を見に行くでは済まぬ。ローンの事前審査をかけ、いつでもGoに出来る状態で
一路、尾張一宮へ飛んだのです。
…
私、日本の自動車史の中で基軸になったセダンを3車挙げるとしますと、
1にクラウン。2にスカイライン。3にアコード。ここだろうなと(個人の見解です)。
ギャランはほぼフェードアウトだし、レガシィはブランドが若い。マツダ6はカペラ〜アテンザの変遷の中で商品性がかなり動いてますので、
「狙いは北米におけるミッドサイズセダンのど真ん中。これは歴代不動の軸です」
というアコードを挙げたい。で、国内の事情に囚われない伸びやかさ、安全装備、運転支援(まぁ今となってはプリミティブですけども)、
後はね、フロントサスが
ストラットじゃないこと! !
一回、先代アテンザスポーツの25Zだったかなぁ。ちょっと借りて乗ってみて、追い込んでいった時のフロントの粘りにかなり驚きまして。
…日産のマルチリンクやホンダに長く親しんでる人には、「ナニを今更」という話ですけど。
勿論、市販タイヤの限界次第ってものもありますし、マツダとホンダの商品コンセプトも違って当然ですから、あのまんまのフィールなわけはない。けども、やはり一度着火した興味は消せないなと。
…
インスパイアの話に戻りますと、
法人ワンオーナー
定期整備記録完備
屋内保管
タイヤほぼ新品
0.4万キロ中、オイル交換6回
インターナビマップデータ更新済
タイヤはこの走行距離でレグノGR-XⅡに替わってます。ネクストリーで済ましても良さそうなのに、どんな感覚してんだ。
「何件か問い合わせはありましたが、歴ありというとなかなか見て頂けなくて…走行性を損なうほどのものではないのですが」
「オークションに再出品して流してもと思いましたが、本当に好きな人が見れば、モノの良さは伝わると」
まぁ、乗らなかったこと=擦ってぶつけてほったらかしでないのは分かりました。
タク運やって長くなりましたから、こんなコンディションは新車も同然ですし。あれこれの確認項目にマルがついた時点で「是非ウチでお迎えしたい」と。
車庫証明が昨日下りたので、委任状等々と合わせて発送しました。こっちでやる事は済んだので、後は登録を待つのみでございます。
経緯としてはこんなところです。長文ご容赦でございます。
Posted at 2020/08/21 19:56:55 | |
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