
なんでもSTiつけりゃいいと思いやがってー。
まぁ近所のDに「STi Sport EX」…いや、実際メーカーサイトで
そう書いてあるんですけど。
「LEXUS」に比べてストレート過ぎだろ。
かなり昔ですけど、ブランドとか商品名に「SEX」の3レターを順不同でも混ぜ込むと、響きだか語感だか字面だかが良くなるとか言う人がいたんですよ。
脱線した(・_・;
そういう試乗車が入ったんで乗ってみましたよ。
正面からならまぁ見れなくもないかと思うんですが。エッジがやたらくどいけど。
このハナの長さは…ここに歩行者除去型エアバッグでも入れたのかしら。
シート地はブラックとボルドー。色使いは悪くないが…
誰かインパネの担当者に、直線定規以外のツールを渡してやりなさい。とにかくバキバキ。
大人の審美眼って言葉は相変わらず、スバルデザインと親和性が無いようです。
BM/BRのPGM・日月氏は「レガシィのユーザーは決して走り一辺倒の人ばかりじゃない」「ごくごく真っ当な、普通のユーザーもたくさんいるのです」と言って、6代目では凡庸を極めて埋没する結果になったけども。
逆にレヴォーグは「スポーツカーを作ってやるつもりでデザインした」がっつきぶり。走り一辺倒な人ばかりじゃないハズのモデルを継承するのに、なんでこう、同じ会社で両極端に走るようなラインナップをやってしまうのか。
BC/BFから見返しても、レガシィは何もスポーツ路線一本でやってきちゃいなかったですよ。「メカや造りに金かかってる」感が受けていたというのが正しく、表面上そっち側のユーザーの方が声でかかっただけ。
https://www.autocar.jp/post/357368
「オートカー」が嘘を書いてなければ、スポーツ風味ぷんぷんで出したレヴォーグは、走り命の欧州でほとんど存在感が無かったことになります。レガシィの後釜として失敗と言い切られてしまった。それがキープコンセプトってどうだろか。
うーん、悪いクルマではないです。comfort、normal、sports、sports #、individual…だけはいじってないけど、各モードのテイストも良く作り込んだなとは思います。けど、思うだけ。
sports #は街中や郊外路程度の速度域で使いにくい。アクセルのツキが速すぎるし、スバル初の電制ダンパーはダンピングを締め過ぎ。チャカチャカ切り替えてみましたけど、7割がたcomfortにしてました。
CVTは相変わらず存在が希薄。積極的に弄ってやる気にもならず、まあコイツのしたいようにさせときゃいいか、という。裏返すと特に指摘要素のない「無印」な完成度かと。
…昨日店に配備になって90kmしか走ってないってんで、遠慮しましたわ。
評論家陣には「低コロ」と言われるブルーアース。タイヤノイズは×。エコなハズが、今時の水準からは聞こえ過ぎ。こんなにザワザワしたノイズが5〜60km/h程度で入るとツーリングカーにはつらい。
トルクはそれなりに出てるし、225/45R18もうまく履きこなしてるとは思います。ブルーアースGTとサスのマッチングはベストとは思えないが。
更に乗り出し450万〜でしょ。とてもそんな価格のクルマに見えない「コドモっぽさ」が最大のネック。
なんか所有欲を擽るものに欠けている。スポーティな「装い」と、スパルタンな「素性」というのがごっちゃに解釈されて、落ち着きどころが見えないまま「とりあえずキープコンセプトでまとめるか」ってなこそこそ話が聞こえてくる。
450万出すんなら、遥かにそれらしい存在感の
こっちかなぁ。個人の見解ですが。
Posted at 2020/11/22 20:17:34 | |
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