
はい。ウチの職場の営業車です。
エコスコアの採点がしょっぱい💧
今回は昼夜通しで500km近く走らせました。
…やっぱり、悪いクルマじゃないです。湾岸より路線条件の厳しい山手トンネルを往復しましたが、オンザレール。まあ、1回目の13万キロから今回の車は6万キロ弱なのもあるかな。
微小ストロークの出だしが渋くひょこひょこ上屋が跳ねる「トヨタ病」もほとんど気にならない。これだけでマトモ度が段違いです。
「クラウンの為に100km/h規制残さなきゃならんかなぁ」と、清水和夫氏から酷評された旧型から見れば、まるで別物。
ただね。
クラウンっていうクルマそのものに、グランドツーリングとかYoung at heartとか、他に代え難い選択肢として選ばれる品物てなイメージがない。
現行型の主査氏は「全部変えてやろう」との意気込みだったようですが、「ゴルフバッグ+スポーツバッグ4人分のトランク」辺りの要件は不変です。
フェアウェイエクスプレスとしては変えようのないスペックです。
そのゴルフ人口をトヨタは見ていないんでしょうね。
こうだもの。一番遡った所がバブル崩壊後のH13年ですからとうにピークアウトしてると思いますが、そこから見ても半減以下。
社用車やハイヤーとしてクラウンに乗って、「会社のカネ」でゴルフをやってたような人はどんどんゴルフ場からいなくなり、国民的スポーツとして定着しなかった。そうなると、出世だか昇進だかに合わせて「いつかは」のヒエラルキー商品として君臨していたクラウンが、選択肢から消えていくのもごく自然なこと。
こんな文字盤を数字の部分だけ光らせるのも大変じゃなかろか、とは思いますけど、走りを前面に出すならこんなギミック要らないなぁ。
ノアでやりなさいよw
まあ、レヴォーグが売れてるからと言って
https://bestcarweb.jp/news/262238
アウトバック出すの止めよっか♩と、自社の基幹ブランドとは思えない扱い方をなさる群馬イナカの某メーカーとは、トヨタの悩ましさの深度はまるで違いましょうが。
クラウンは半世紀を越える歴史を持つブランドです。
レガシィはたかだか30年で、本丸たる日本から消えようかという。
そらそうだよ。「お前はカオがデカい、スバルはなべて大ガオだとばかり言うだろう」とお思いでしょうが。
アウトバックってそもそも「クロスオーバー」商品でしたね。XVもそうでしょ。骨格はあくまで、レガシィを基本に据えたグランドツアラー指向だと。しかし、今のスバルはSUVカテにフォレスターがあるにも関わらず、インプレッサもレガシィも
「SUVになりたくてなりたくて」
と、自分の立ち位置を外した商品企画に振り回されてしまっている。
そりゃ、倍のスピードでブランドが老化するのも無理ないでしょう。
まだ汎用性のあるハッチ・ワゴンボディだから、ほぼ国内専売のクラウンよりは…と言っても、売り手が北米しか見てないからな。
本場のアメ車が日本で売れないのに…。
Posted at 2021/03/31 08:51:20 | |
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