「トヨタイムズ」のCMでも、章男社長が言い切ってましたが。
「うるさくて!」「ガソリン臭くて!」「そんなクルマ大好きです!!」
そりゃ期待しますよ。今どきターボ4WDのMTなんて何処も出さないwところに、トヨタが手を突っ込んで来たわけですから。
しかし、うーん。
1.6ダイナミックフォースエンジン。若干3発風のラフなフィールはありながら、パワフルで野性味のあるいいエンジンだと思います。
MTも横置きのワイヤーアクションながら、ゲートの明確な作りでミスの少なさを狙ったのもよく分かります。
このクラス、出力であればクラッチの操作感も妥当かと思います。ちょっと踏み込みのストローク感がゴムっぽいですが。
そう、クラッチがね。スカイラインのブレーキ踏んだみたいな、ゴム的な感触です。…こんなもんだったかなぁ?ハイパワーAWDのクラッチって。
車重も軽いし(RZ系で1280kg。GCの後期WRX=1270kgに近い数値ゆえに、見た目よりは重いかも)、アイドリング・スロットルオフでクラッチ繋いでもヒョコッと出ていきますから、扱いやすくはありますが。
「若い層で、勇んで試乗されるお客様ほど、エンストします」
「試乗コース中で5.6回やっちゃう人もいます」
このクラッチでそうなら、もっぺん教習所行ってこい。
「ミニバンなんかもうイヤだ!いつでもうっちゃってやる!!っていう世代の方はほとんどしないですね」
でしょ。
しかしなんだろうな。どこかで「商品性」「ユーティリティ」っていう要素が顔を見せます。ある意味、乗り手を選ぶというか、ここまで登ってこれないなら帰った方がいいぞ、っていう「割り切り」「切り捨て」るスタンスじゃない。そこが変。
だってこのボディに1.5のFF、CVTなんかいらないでしょう。カーボンルーフ以上にそんなもの要らないよ。
踏んでも踏んでもポルテみたいな加速しかしない、「トレッドはあるから下りだったらなんとか」なんてグレードがあってもねぇ。
ここも割り切りが弱い。まあ、スカイラインはその極致に行ってますけどね。ステアバイワイヤで操舵特性をZ以上にクイックレシオに出来ます、FRで400psのモンスターグレードもあります、プロパイ2で遠出も楽々です。リアルスポーツとコンフォートサルーン、グランドツアラーの三種盛り。
もうすぐ50の私自身、どっちに惹かれるかな?と言えばね。
スパルタン方向に行くんなら
こんなのも探せば見つかるし…www←その含み笑いはなんだ。
神奈川日産のYouTubeチャンネルで、ノート4WDのテストドライブ載せてまして。「凄く走りに一体感がある」「ブレがない」
そいつを19歳で体感したのがGCだったなぁ。あの剛体感(?)は衝撃だった。
あの目覚ましいほどの感動がヤリスにあったか?というと、…いや、まとまりがいいのはその通りです。トヨタ車としては野性味も覗かせる「猛獣系」です。しかし、モダナイズというか、法規で牙が仕舞われてしまった感が否めない。
吠えかかるんなら、息の続く限り吠え切ってもらいたいんだよなぁ。
GCターボにはそれがあった。…30年も経ったらそりゃ色々変わりますが。
無いものねだりより「あるもの削いで」の方が、ある意味メーカーには面倒なオーダーでしょうね。
…スカイラインとゴルフは、どこかのタイミングで乗りたいんだよなぁー。乗れたら。
話がまとまらなくなりました。あーあー。
Posted at 2021/06/13 08:35:17 | |
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