
えー。
これね、最近、中津スバルの代田社長も誤解というか、きちんとしたデータや現状認知がないんでしょうが。
「CO2が増えれば森林面積が増えるという。だから内燃機関を規制することはない」
と曰う人が増えてますね。
そういう単純な話では収まらないんです。じゃなきゃ水対信者だった私が、EV入れようかなんて話にはなりませんよ。
Wikiから引っ張ってきたものですが、
「1951年〜1980年をベースにした、2011年〜2020年の気温上昇幅」
の図です。北半球の高緯度地域ほど上昇幅が大きくなっています。
警戒しなければいけないのはここです。
北極の海氷が溶けて、これまで閉ざされていた「北西航路」が極めて限定的な期間ながら、船舶で通過できたというのは本当です。日本も新型砕氷船を建造し、北極点付近の観測をやろうという報道が4月にありました。
この地域の温暖化が一番顕著だからです。
今日あたりも日本海側の大雪、カナダでは酷寒警報が出ています。こうなると「寒いじゃん」「温暖化ってナニ?」という単細胞が湧いて出るわけですが、
北極圏の気温が上がり、海氷が溶ければ、そこにはマイナス2度以上の海面が現れます。北極圏の外気は当然それより低いですから、上昇気流を生み気圧も上がる。北極起源の高気圧が寒気を押し出し、大寒波がやってくるという図式です。
それが次に何をやらかすか。
永久凍土の中に包蔵される有機物を叩き起こしてしまいます。
シベリアやアラスカの永久凍土は、環境の厳しさ故に微生物の分解力が弱く、大量の有機物を在庫として抱え込んでいます。
数万年前のマンモスが、毛皮や内臓もそのままに発掘されるような環境です。
いったんこの分解サイクルが動き出してしまえば、
恐ろしい量の天然CO2やメタンを生成・放出することになります。
メタンの温室効果はCO2の10倍とされます。フロン134aよりゃ3桁ほど低いでしょうが、それでも自然発生するガスとしては高い。
CO2が増えたら農産物の収量が上がるの、森林が増えるのの裏で「不都合な現実」が雪だるま式に加速し、手が付けられなくなる。
…
私個人の意見ですが、正直「アフリカを捨てて永久凍土を守れ」という選択が必要じゃないかと。
あの辺が植民地支配から脱却して、何年経ちますか。今だに食料援助が要るの学用品、衣料すらまともに自給できないのと、世界の足手まとい。
アパルトヘイトが終わって四半世紀余り経ちます。どうですか。
人種差別をおおっぴらにやる国がなくなって、後に露見したのは黒人同士の部族対立だの内戦だの、難民に大量虐殺。
あと何年支援したら、まともな自立ができるのか。
コロナも蔓延してるようですが、もうほっといていいんじゃないか。そうでもしないと、あの辺の熱帯雨林をみんな焼畑にしちゃうから。
アフガニスタンをアメリカが「自力で狂信者と戦わない政府は支援できない」と突き放したように、「支援ありきの国家運営しかできないなら朽ち果てればいい」とやれば、多少はまともになるかもしれないが。
日本は首都中枢から地方都市まで焼け野原にされ、海外領土も手放して僅か19年で五輪をやりました。ルワンダやマリ、ソマリアで五輪をやろうとしたら、果たして何世紀かかりますかね。
日本も戦後に支援を受けて立ち直り、数多の国を支援する側へ回ったが、あの国家群はいつまで支援が必要なんでしょう。税金の無駄だと言えば、こんなムダないでしょ。焼きが回った果てに、札ビラと銭ゲバゼネコン、それにクソウイルスしか持ってこない紅い皇帝にシッポを振る有様では。
日本がやれば、砂漠緑化も新幹線もうまくいく。中国がやったらトラブルしか残らない。温暖化対策もそうでしょうよ。
Posted at 2021/12/28 09:13:12 | |
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