
3列ミニバンをあれこれ見てます。てか、ノアについては営業車で使ってるのでもう…いいとこダメなとこハッキリしてます。
スライドレールの防塵ゴムなんか、予想通りヘロヘロになりますね。原因不明の「シートを前後に動かすと激重」という症状も個体によって出ます。軋みや摩擦音もなくただ無闇に重い。なんなんだろあれ。
タイトル画の車両は、新車が来ない時期に一般の中古車から架装したものですが、今朝方役員が
「なんかダメになったって?」
JPNよりはノアの方が持つんですが、それでも30万km台に乗ってくると何かしら出ます。ただ最初から営業車で入れたモノは、定期整備だけで45万km越えて機関系ノントラブルの車もありますから、一概に「壊れる」訳でもありません。
JPNは新車から、ほんの数ヶ月で不動化トラブルが出たりするのと、乗用車としては使いにくい所ばかりなので私は買いません。
最初から未完成な箇所が散見されましたし、ハード的な信頼度にも欠けている。そのくせ車両価格は高過ぎる。あの値段で電波時計も付いてない、クルコンも付かないでは都内使いは無理。
バリアフリー装備も使用頻度が少なく、とにかく使いにくい。そもそも、小型乗用の後席に車椅子をそのまま乗せろというのが無理筋なんです。
LPボンベを積んだがために、こういう形が取れなかった。
まあ、福祉対応やっても実利にならないので(補助金審査対象にはなりますが、確実に給付が降りる保証もない)、やったにしても可動式ステップ止まりでしょうね。可動式ステップ+補助グリップハンドルの追加でも福祉車両にはなりますから。
現行型は旧型のネガ潰し。うるさい、余計な挙動が出がち、レスパワー。この辺はほぼ消されてます。普通の「乗用車」にはなっている。
トヨタらしからぬシンプルなグリルデザインは拭き上げやすく好感。
3列目シートの跳ね上げも工夫されて、サポートスプリング内蔵+自動ロック機構でストラップの固定などは要らなくなった。しかし座ってみると、肩の横にメカメカしい嵌合部が露出していて、気にする人には凄く気になるのでは。
ACCは頭の良いものになってますから、普通に高速を流す分には過不足ない。
前述の可動ステップ、ウチの会社で入れた現行ノアは全車付けてありますが、既に動作不良が出てます。何やら、スライドドアにピン?リンク?を付けて連動してるんですが、それが抜けるか外れるかすると簡単にダメになる。ステップ自体に動力が無いんですね。やはり周辺装備は、営業車向けの耐久性にはなってません。
それとノア系、現状オーダーストップです。調べると今年分の生産数は捌けてしまって、売りたくても売れないと。
まあトヨタはこのくらいでいいでしょう。多過ぎるもん。
ステップワゴンはラゲッジがすっきり。ただ、走らせると低周波のドラミングが目立ちます。ノア、セレナと比較すると一段落ちる。力感も必要十分程度で、ホンダっぽいフィールが欲しい。
メーターを入れるにはちょっと低過ぎるけど、ノア・セレナにはこういう空間自体無いので…
居住感は悪くないです。
セレナは3列目に、気持ち程度ながらスライド幅を持たせてあります。
場合によっては、フル乗車+荷物も行けるかも。
2列目に横スライドを残してあるのはプレサージュ以来。元はマツダのカラクリですが、マツダ自身この種の車形を止めてしまいましたからね。
その本家MPVでは、横スラさせてキャプテンシートをベンチ化すると3人掛けにできましたが、セレナにはロングスライドのセンターコンソール/シートがあるので、ほとんど実益はありません。3列目へのウォークインには隙間が足りませんし。
一方でセレナには故障癖の噂がついて回ります。過去の世代には「必ず壊れる」ってな評価すらあるのが引っかかる。
ワンボックス起源の日本型ミニバンは、距離を乗られるのが常ですから、そういうウィークポイントは困ります。まあ、使い心地が良ければ目も瞑れると思えばいいんですが、補修コスト次第でしょうか。
〜今のところはセレナがちょっと抜けてます。個人の感想です。
Posted at 2024/09/25 23:16:26 | |
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