以前から・・・って2年越しなんですがw、エンジンルームからのガラガラ音が気になっていました。Can Do VISIONにてチェックしてもらった所、エキマニの辺りが怪しいという事でしたが、その時ははっきりとはわからず。しかし、その後エキマニを外してチェックしてくださったのですが、4-2の部分のパイプにクラックが入っている事が判明。
↑右側のパイプの溶接の上辺り
↑外からライトで照らした所
この時はお金の面で交換は見送りまして、ずっと異音に耐えていたのですが、いよいよ我慢出来なくなり、交換を決意しました。私、この手の異音が好きではなく(逆に大好きという人もいないでしょうが^^;)、恥ずかしいからフィットで出かけよう・・・となった事が何度もあるほどです。それではプレリュードがもったいないし可哀想です。後は増税前に交換しようというのもあったんですが、それは問い合わせた時点ですでに納期が4月を超えるので8%請求との事で、間に合いませんでした^^;
交換するにはまず純正という選択肢があります。純正4-2は今は分かりませんが2年前は在庫があり、50000円との事でした。物としては昔だったら迷わず社外を選びましたが、最近は品質面で社外より純正かな・・・という気持ちが強いです。しかしフジツボ製が56000円程で売っているので、価格差の小ささに悩みました。フジツボ製は性能や品質は良いとの事ですが、社外は割れるという印象が強いのです。純正が鋳物だったら迷わずフジツボにしたのですが、純正もステンレスのパイプですし、悪くはないと思うんですよね。
しかし、同じ位のお金を使うのなら元に戻すより良くなった方が良いですし、そう簡単に割れたりしないようですし、フジツボ製は2-1の部分もセットですし、どうせならやっぱりフジツボかな・・・と思い、フジツボ製に決めました。他にもJUNオートのがヤフオクで売っていたりしますが、値段がかなり高いので無理でした。
注文して1か月ほどで発送との事で、バンテージを巻いてもらう都合でVISIONへ直送させて頂きました。その後到着の連絡を頂いてからの
このブログです。実は取り付けは私の都合で今月末以降かなと思っていたのですが、写真とはいえその物を見てしまうと我慢できなくなるのは理解して頂けるかと思います(笑)。今月末以外では1日だけ休みを取っていて行けなくはない日があったのですが、その日の前々日と前日は仙台へ行く用事があり、新幹線での移動でしたが、1日開けてあった日に取り付けに行くと翌日は仕事ですし、さすがにキツイだろうと除外していました。しかし、見てしまったものは仕方ありませんw。後は早々に準備が出来ているのに長々と待って頂くのも申し訳ないというのもありました。
仙台へはホテルがインターそばという事もあり車で行こうかとも思ったのですが、出発の日が夜勤明けで出発がそこそこ遅めになってしまい、6時間位掛かるので渋滞にはまったりすると用事に間に合わなくなってしまう可能性があるので、新幹線にしました。しかし、仙台からの帰りに気が付いたのですが、宇都宮まで車で行ってどこかに停め、そこから新幹線で仙台まで往復、宇都宮で一泊して翌日VISIONへ、という戦法もあったんですよね。しかし残念ながら初めて乗る東北新幹線が宇都宮を通るとは全く知らず(東京駅から茨城の方へ行くものだと・・・)、おかげで3日間で静岡→仙台→静岡→栃木→静岡という非常に無駄な移動をしてしまいました^^;。しかしその3日間でラーメン・海鮮丼・牛タン定食・宇都宮餃子と、幸せな食生活を送ることが出来ました、
そんなこんなでそろそろ本題へ(笑)。
前日23時頃帰宅、当日3時起床というスケジュールで、高速料金値上げに対抗する為新4号バイパスを駆使しつつVISIONへ向かいます。
冷却後に作業開始です。
今回装着するフジツボのスーパーEX。
バンテージ巻き済みです。
使用したバンテージはThermo-Tecというアメリカのメーカーの「エキゾ-ストインシュレ-ションラップ」です。色が一般的な白では無く、茶色っぽいです。これは銅が含まれている為だそうで、色の名称もブラウンとかではなくてカッパーです。耐熱温度が他の物より高いようですね。このメーカーの商品は、ロゴがどこかで見た事があると思ったらかなり昔に買った耐熱ペイントがここのメーカーでした。
まずは純正の取り外しです。
19年間頑張ってくれた純正
。(と書きながら気が付きましたが、プレリュードは8月で満20歳を迎えます。)19年使ったら割れてしまっても仕方ないですよね。割れたといってもクラックがちょっと入っただけですし、よく聞く蛇腹部分の破れは全く問題なし、その他も問題なし。素晴らしい品質です。長い間一緒に走ってきたんだなぁ・・・と思うと、なんだか名残惜しくなってしまいます。このエキマニであそこにも行った、あそこにも・・・と変な事を思ってしまい、非常に捨てるのが忍びないです。これが私が断捨離出来ずに荷物が増えていく理由の一つでもあります(笑)。
とはいっても、
この違いを見るとテンションが上がるのもまた事実ですw。
エキマニは昔は交換したくて仕方なかったのですが、今はイマサラ感が非常にあって交換する気は全く無くなっていました。今回は異音の修理という事で交換に踏み切った為、正直あまり嬉しいとか楽しみとかいう気持ちが少なかったのですが、フジツボ製の出来を見ると、もっと早く交換すれば良かったかなと思えてきました。お蔭で純正とさよならする決心が付きました(笑)。
こちらは遮熱板の裏側です。左側がすすけて黒くなっています。クラックから排気ガスが漏れていたんでしょうね。時々エアコンを回すと排ガス臭くなる事があったのはこのせいもあるかもしれません。以前外した時は確かこうはなって無かったと思います。クラックが進行したのか、脱着してクラックが開く形になったのか・・・実際、1度脱着した後は異音が少なくなっていましたので、何かしら変化はあったのではと思います。
純正のパイプ内側には付着物(カーボン?)があります。個人的には思ったほど付着していない気がしています。
そしていきなり装着完了の写真です。カッパー色、カッコ良くないですか?個人的にはホワイトより好きです。自分の車に社外エキマニが着いたのは初めてですが、武骨な感じが良いですね。
今回買ったレガリス・スーパーEX BASIC VERSIONは研磨工程を省略して値段を下げたというモデルなのですが、とてもピカピカです。純正と同じような全く艶のない物を想像していたので、驚きました。むしろこれ以上どう磨くのかと思えるほどです。
純正は4-2と2-1間のフランジにエンジンに固定するステーがついていますが、フジツボ製はこれがそのステーの代わりです。これが中々曲者で、非常に苦労されていました。元々狭い所な上に、バンテージを巻いてパイプ外形が大きくなった影響もあるのでしょうか。しかし高い技術力でなんとかクリアして頂けました。ステーの構成部品は多分汎用品だと思うのですが、専用設計品な訳ですから、もうちょっと上手く設計出来なかったのかなと思わなくもありません。
初めて知ったのですが、新品バンテージに熱が入ると煙が出るんですね。写真には写っていませんが、思ったよりもモクモク出てきて驚きました。もし知らずにDIYでやってエンジン掛けてこんなにモクモク出てきたら相当焦るだろうなと思いました。
しばらくモクモクさせた後です。熱を入れる前と色が全然違うのが分かると思います。ガンメタっぽい色で、とてもカッコいいです。この色なら、確かに汚れも目立たないでしょうね。パイプもいい感じに焼けています。
そしてVISIONを後にします。気になるエキマニ交換の効果は・・・
確実に言える事は、静かになったという事です。静かになったというよりは異音が無くなったというのが正しいですかね。低回転時のガラガラ音は全く出ていません。装着後1か月程度乗りましたが、全く出ませんので、異音は解消出来たと言ってよいでしょう。とても嬉しいです!実は、もし異音の原因がエキマニじゃなかったらどうすれば・・・という心配もあったのですが、正確に診断して下さった工場長さんに感謝したいと思います^^
その他に感じた事ですが、排気音が少し大きくなったかなと思います。触媒前のパイプがむき出しでそこの音が聞こえるからでしょうか。あとは、”気がする”という事にしたいと思いますが、4000回転位までの回転の上がり方がスムーズになった気がします。逆にレッドゾーン手前では3箇所位カクカク上がるようになったと思います。純正時にはこれは無かったと思うんですが・・・。
重量が軽くなった点については、これも先入観があるので微妙ですが、道路の段差を乗り越えた後に前に沈み込む量が減ってピッチングでピョコピョコする量が減った気がします。特に高速道路で感じます。軽くなったのでフロント側の慣性が小さくなったから?とか勝手に思っていますがどうなんでしょう^^;
総じて満足です。性能的にもですが、物として純正からグレードアップした感がかなりあっていいですね。フィットにも付けたくなりました。
Posted at 2014/06/18 23:00:04 | |
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