
もう12月半ばなのに11月のネタを書いてみる。
今回のネタはブログに書こうかちょっと迷った。マニアックすぎて需要がないのと、当日現地で感じた驚きや興奮が写真では伝わらないから。
正直、行ったメンバーや廃線跡に興味がある人でないと面白くない。(苦笑)
とりあえず自分が後で見直すための記録として書いたブログなのでご了承を。
11月25日。
早朝、オイラの地元に車仲間でかつ、鉄道好きなメンバーが集合。
メンバーは各々が鉄道車両、鉄道建築、鉄道土木の各分野の専門家と言っていい非常に濃いメンバー。
そんな中、オイラだけ浅い知識のなんちゃって鉄道マニヤ(汗)
かなり気後れするなぁ(汗)
そんな濃厚なメンバー4人が揃ったところでレンタカーのハイゼットちゃんに折り畳み自転車4台積んで滋賀県の浜大津に向かって出発!!

浜大津駅手前で車を停めて踏切を見に行く。
警報機はあるが遮断機のない第三種踏切
パッと見はなんてことはない踏切ですがコレ、ちょっと珍しい個人宅専用踏切なんです。
踏切の先は個人宅の庭先(笑)なので我々は渡れません。
京阪電鉄京津線の電車が踏切を通過。

京津線の浜大津付近はいわゆるチンチン電車のような道路と併用軌道になっている。編成を組んだ電車が道路上を走るのは普段見慣れないのでなんか違和感。。。

京阪電鉄浜大津駅近くのコインパーキングにハイゼットをとめてここからは折り畳み自転車に分乗して江若鉄道廃線跡を辿るサイクリング。
ちなみにオイラの搭乗マシンは一番手前のA-bikeのパチもん?のA-rideという極小タイヤの折り畳み自転車。
折り畳むとFCカブリオレのトランクにも楽勝で入る優れ物ではあるが。。。
元々はイベント会場内の移動用で買ったチャリで、タイヤも台車のコマのような空気の入ってないリジットなゴムタイヤ。おそらく公道を長時間乗ることは想定されていない。
しかもこのA-rideの安全荷重は85キロ。
この日のオイラの体重85キロ。
ギリギリですがな(汗)
これで約10キロを走破できるのか??
特殊なチャリなのでオーナーのオイラしかマトモに乗りこなせないので、なんとかイクしかない!!
途中で壊れないことを祈りつつ出発!!

京阪電鉄の踏切から浜大津方面を見る。
よく見ると右手に待避線レールと車止めがあるのがわかるだろうか。

これが1969年に廃止となった江若鉄道の浜大津起点。
当時は狭軌の線路だったが、廃止後は京阪電鉄の規格である標準軌の線路に引き直されて京阪電鉄の待避線として今に姿を残す。
廃線になる前は膳所辺りから浜大津まで江若鉄道と京阪は共用区間として運用しており、江若鉄道は狭軌。京阪は標準軌だったので三線軌条(標準軌と狭軌を三本のレールで共用する)だったらしい。

浜大津駅前の現在。
ものすごい急カーブで浜大津駅に入る京阪電車。どこかNゲージのレイアウト的な雰囲気。

浜大津駅を過ぎると江若鉄道廃線跡を活用した遊歩道に入る。
この遊歩道に江若鉄道当時の敷地境界杭が残っているとの噂だったが、発見には至らず。
杭が見つけられず悔いが残る。wwww

遊歩道の終点の琵琶湖疎水付近の看板。
オレンジ色のラインが江若鉄道廃線跡の遊歩道。

琵琶湖疎水を跨ぐ古い橋の横にある新しい遊歩道の橋をよく見ると。。。

なんと橋台は江若鉄道時代の鉄道橋の流用!!
一同、この日初めて発見した江若鉄道の遺構に大興奮!!\(^^)/
さぁ、調子がのってきたので先を急ごう!!

またまた京阪電車の踏切を渡る・・・

が、渡った先は空き地(笑)
ここも元々は個人宅専用踏切だったようです。

当時を偲ばせる古い民家の横を過ぎると・・・

電柱に『江若』の文字発見!!
しかしこの電柱は時代考証的にマッチしない。
推測であり、妄想であるが、江若鉄道が現役当時からあった電柱をこの新しい電柱に更新するときに律儀にも当時の電柱からこの『江若』のプレートも移設したのでは??
まぁ、妄想の範囲ですが。
(このあと、このフレーズが度々登場する。笑)

あきらかに鉄道遺構な石積み発見したり・・・

旧日本軍飛行場へ伸びていた引き込み線跡を発見したり・・・

昭和天皇陛下も来られたびわこ競輪前駅跡と思われる場所で妄想に浸るwww

江若鉄道(現在は江若交通)の所有地の廃線跡空き地。

空き地の先は道路に転用された廃線跡が続く。
横の高架はJR湖西線。江若鉄道廃止後、大部分は湖西線に転用されてこの辺りから廃線跡は現在の湖西線に重なっていたり、付近を平行に北上する形となる。

この石積みも江若鉄道の鉄道遺構だろうか。

道路転用された廃線跡の橋の下には当時の鉄道橋時代の橋台が確認できる。

その後もサイクリングは続くが目立った発見はできないまま。。。

廃線跡サイクリングの終了地点にだんだん近づいてきた。
道路に残る斜めの割れ目は当時の航空写真と現在の航空写真と照らし合わせたところ、江若鉄道廃線跡・・・なのか??
そうだとワクワクするな。
まぁ、妄想の範囲ですが。www
ここからは浜大津に留め置きしているハイゼットちゃんを取りにメンバーの一人が京阪電車で戻るのでみんなで一旦、廃線跡を外れて京阪坂本駅まで走る。

坂本駅につづく長い上り坂を快走するオイラ。
すんません。ヤラセ写真です。
このA-ride、坂道に俄然弱いんですわ。
(オイラの脚力が足りないとも言う。笑)
写真撮るときだけ頑張ってペダルを踏んで、このあとチャリを降りて押して歩きました(汗笑)

息切れしながらなんとか京阪坂本駅に到着。
ここからはメンバーの一人が小さく小さく折り畳ためるA-ride (小さく折り畳んだA-rideに注目☝️) を輪行袋(IKEAの青い袋ww)に入れて京阪電車で浜大津駅まで戻って、ハイゼットに乗って江若鉄道雄琴駅跡近くでチャリ組と合流します。
ハイゼット回送するメンバーを見送って、残ったチャリ組3人は再び江若鉄道廃線跡付近をサイクリングしながら雄琴駅跡を目指す。。。
しかし。。。

マン◯ ガレージwww

カラオケスナック 中高年www
しょーもないモンしか発見出来ずwww

雄琴名物、トルコ。。。いや、『温泉街』に到着。

サイクリングで汗をかいたので温泉に入りましょうwww
いや、入浴料が恐ろしく高い(謎)のでやめときましたwwww
スベスベヌルヌルwwの良泉だそうなんですが(謎)
3人でチャリでフラフラと温泉街wwを見学だけして集合場所へ。
江若鉄道旧雄琴駅跡近くのコンビニにて廃線跡サイクリングは終了。
途中、メンバーと少しだけチャリを交換しましたが、あの乗りにくいA-rideで約10キロの行程を走破することができました\(^^)/
ここからはハイゼットに乗って移動速度を上げてさらに北上を続けます。
後編に続く~