薪割り機を購入したのですが使い勝手が悪い為、自走式に改良する事に....。薪を置く台の高さが37cmと低く中腰で作業するため腰が痛くなります。薪割り機はガレージに保管してあり薪置き場まで約100mを移動しなくてはなりません。
↗︎部の取手を持ち上げて146kgの薪割り機を移動します。平坦な場所(ガレージ内)で短い移動なら問題ありませんが、往復200m、 上りと下り、ガタガタのアスファルトの移動は大変です。取手を持ち上げていくと軽くなるところがあり、押すか引くかで移動します。軽くなるところをキープし続ける事(困難です)と上げすぎるとひっくり返り油圧ピストン後部を破損するリスクがあります。
悩んだ末に運搬車を購入する事になりました。値段が安く薪割り機を載せる事が出来る事が絶対条件となります。第一候補はヤンマーMC80 204,120円(税込)
値段が最安値と最大積載量は200kg・あおりを1250mmまでスライド出来る事がポイントです。納期が令和3年4月以降で納期未定との事....😭。(1年分を見越して生産する為在庫が無いと次年度生産まで待つ事になります。)
第二候補のオーレツク LS360で検討する事に。薪割り機の寸法を測定してありますので、現車で干渉しないかを確認していきます。ヤンマーMC80よりクローラーが約25cm長く安定し、最大積載量も300kgと余裕があります。クローラーにイコライザーが装置され段差の乗り越えも安定し、手押しダンプ機構が装備され薪を運搬した時に一気に降ろす事が出来ます。
前進2段・後進2段 排気量126cc 4.2ps 三菱エンジン サイドクラッチで方向転換も楽々です。在庫が4台あり267,300(税込)を218,000円(税込)で即決で購入しました。
薪割り機と運搬車を予算5,000円以内で合体していきます。①厚さ30mmのヒバ材+ベニア合板10mmで台座(800mm×1350mm×40mm)を作ります。②野外で使用するので台座をキシラデコールで塗装。塗料と木材は0円(保管してある部材を使用)木ビス549円
③2×4材でタイヤを挟み込み固定します。↖︎部はビスで固定。反対側は薪割り機を載せた後ナットで固定します。146kgの薪割り機を次男の力を借りてなんとか載せる事が出来ました。(2×4材は0円/ナット一式600円)
④ホームセンターで見つけた建築用の金具で台を固定します。高さを変える事が出来るのがポイントです。高さは355mmで設定。(549円×3個)
⑤割れた薪が落ちない様に台を作製(ブリキ板0.27mm×455mm×900mm 1枚 1350円を貼って耐久性upと薪がスムーズに動かせる様にしました。)
⑥ベルトで薪割り機を固定します。固定方法は改善が必要かもしれません。(結束ベルト2個セットで1350円 )
試運転してみましたが薪割り機もしっかりと固定され安定しています。往復200mの移動も楽々で軽トラックにも積載可能となり場所を選びません。(伐採現場で割る事も可能になりました。)薪を割る高さが37cm → 75cmと高くなり腰を曲げて作業しなくて済むので身体にも優しくなりました。実戦投入は年明けになりますが改良を重ねていきたいと思います。
Posted at 2020/12/26 22:15:30 | |
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