
年に数回、走りのスキルアップを目指して、KZTC栃木の練習会を行っていますが、今回は初のサーキットオフとして、TAKUMIオイルオフィシャル走行会とのコラボで日光サーキットでの練習会を行いました。
本家KZTCとはまた違った完全に「走り」に振ったオフ会ですが、今日の走行で少しでも走りのスキルが底上げされることを願って。

早朝はまだ雨天だったので、何としても屋根付きピットを確保すべく、5時前に到着して何とか列の先頭をキープできたので、ゲートオープンと同時に屋根付きピットの一番いい場所を5台分押さえることができましたが、ある意味、今回の旗振り役である自分の最大のミッションでした。
8時から自分の走る「グリップ上級」1本目がスタート。
予想通り完全なウエットですが、まずはメンバーの手前情けない走りは出来ないので、今までのウエットベスト44秒の更新とクラストップタイムを目標にしました。

で、これが1本目のリザルトですが、実は先週スゴイ土砂降りの中1本スポ走していて、その時ウエットでのスライドコントロールが少し判ってきたこともあり、43秒663のウエットベストで、2番手のクルマに2秒以上の差をつけてぶっちぎりでした。
次のグリップ初級には、もとやんさんとMSさんがエントリー。
もとやんさんは四輪ではサーキット走行初、MSさんももらい事故からの復帰一発目で、「無理せず走ります」と言っていましたが、二人ともとても初級とは思えない走りで、クラス1位と2位。
特にもとやんさんは二輪と峠で馴らしただけの事があり、ウエットで47秒は中級クラスでも引けを取らないタイムなので、主催者側にクラス替えを申し出て2本目からは中級クラスで走る事に。
MSさんも初の日光で、しかもウエットのコンディションの中49秒は立派です。
milkさんは中級クラスにエントリーで、本当は33スイフトで走りたかったと思いますが、CRZでの参戦になりそれでも48秒台はまずまずです。(スイスポとCRZは日光では2秒差があるので・・)

各クラス一巡して2本目になる頃は完全に雨も上がって、ほぼドライに近いコンディションに。
タイヤの内圧や車高調の減衰を調整して、ドライ用のセッティングに変更。
たぶんこの後は太陽が出て気温が上がってタイヤカスも出て・・とタイムは出なくなる方向なので、この2本目がマジアタックになると思うので39秒台を狙いに行きましたが・・

途中エアロパーツを落としたクルマのお陰で、一番タイヤがイイ感じになって「行くぞ!」となった5周目に赤旗中断になり、再開後に出した40秒104が今日のベストになりましたが、タラレバになりますがあそこで赤旗が出なければ39秒は間違いなく取れたと思います。
ドリフト界のアイドル「下田選手」が来場して、ドリフトを披露・・
するはずでしたが、まさかのアクシデント。

走行中にフロントガラスが外れてこちらも赤旗中断。(手前にあるのが回収したガラス)
本人にケガはなく、笑顔を振りまいていたので一安心。
そして下田選手の大ファンを公言する、もとやんさんとヒコさんにも快くサインをしてくれる気さくな人柄はドリフト界の宝です。

みなさんで応援してあげてください。
3本目以降は案の定コンディション悪化で自分はタイムを落としましたが、もとやんさんは43秒台までタイムを上げてきました。
ライン取りやブレーキングポイントなど、こちらの指示をすぐに実践してすぐにタイムを出すところは流石で、1日でここまでスキルアップしたのはマジスゴイです。

自分はもうベストタイムは狙わないので、4本目以降は見学に来たみつヲさんとワイドオープンさんを隣に乗せてサーキットを体験走行。
同乗走行なのでマージンを残して走りましたが、それでも40秒台でクラストップをキープしていました。
売店で知らない人から「スイフト速いですね~」「次絶対買いますね」と声をかけられ、スイフト販売促進のお役に立てたかな?
MSさんはライン取りも上達して、初級ではダントツでしたが、シバタイヤの垂れがなければもう少しタイムは出ていたハズ。
次の課題はズバリ「タイヤ」ですね。
milkさんはスイスポで43秒を経験してるので、CRZでは少々フラストレーションが溜まる感じでしたが、最後の5本目をもとやんさんの助手席で追走して走りを見ましたが、44秒台のベストを出した周回の8・9コーナーの走りは完璧で正直申し分なし。
強いてあげれば10コーナーから最終コーナーまではもう少し詰められる余地ありでした。
もう一つの自分のミッション、「全ヒート トップタイム!」のミッションはコンプリート出来ました。
今日はコンディションが目まぐるしく変わる中、みなさんそれぞれに課題を持って走りに向かう姿勢はすばらしく、このオフ会の旗振り役をやって本当に良かったと思います。
今日は誰もクラッシュすることなく無事に終えた事は何よりで、しかも走りのスキルは間違いなくアップしていると思うので、それを次に生かしてまた機会があったら走りましょう。
Posted at 2023/06/03 20:31:35 | |
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