
2月3日に、蘇武プロにプライベートレッスンで私の車に乗って頂いた時のベストラップデータと、私がAttackで出したベストラップデータを比較してみます。
蘇武プロの時は、いい加減使った中古のRE-12D typeAです。削りを入れましたが私が1本目で使ったあとにピックアップだけ取ったタイヤです。
私がAttackで使ったタイヤは新品削りです。
1コーナーから観ていきますが、全てのコーナーで進入のラインが少々違います。
蘇武プロの方がクリップに付くのが早くブレーキも奥まで残しています。
デジスパデータからは、メインストレートのスピードで負けていることが分かります。
1コーナーに関してはブレーキング開始からクリップまで私の方が0.1~0.2秒アドバンテージがありますし、立ち上がり以降も負けてないので私の勝ちです^^;
1ヘアも進入からクリッピングポイントまで0.1~0.2秒アドバンテージがありますがダンロップまでに、その半分くらい失っているのは、1ヘアボトム付近で少々オーバーステアが出てしまったからでしょう。
ダンロップコーナーは、蘇武プロに比べてスロットル全開のタイミングが少々遅いのが現れています。4輪ドリフトを収める操作が影響しています。
2ヘアボトムは明らかに私より小回りして直線的に外に向かって加速しています。
2ヘアの奥は、実はイヤらしく少し曲がりが残っていて、筑波を難しくしている最大ポイントです。
2ヘアは進入の僅かな下りもあるので、これも繊細で完璧な走りを求められる要因にもなっています。
ここを直線的にアウトに向かえるライン取りが今後の最重要ポイントです。
最終コーナーですが、まだ攻め切れていないのが現状です。
ブレーキングポイントももう少し行ける(右のピットロード入り口の切れ目まで行ける)と思いますし、クリップまで減速しすぎです。あと0.2秒はここで詰められます。
それにしても、ここまで観て大きく気づくのは蘇武プロよりも加速していないことです。
ダンロップコーナーから2ヘアまで、バックストレート、最終コーナー立ち上がりもアドバンテージがあるのにメインストレートも負けてるし。
気象データもAttackの時の方が条件は良かったです。
2月3日に蘇武プロが乗った時間は11時くらい、2月19日にAttackで乗った時間は10時10分位。
もしこれが体重の差(私は85キロ、蘇武プロは58キロ)だとしたら衝撃なのですが、私はエンジンオイルの差だと考えています。
2月3日に蘇武プロが乗った日は、5回もサーキット走行を使い倒したGAZOOレーシングオイル0W-20を新品にした日、Attackの時は2回目使用のNUTEC2.5W-40 です。
とにかく2月3日はエンジンが速かった印象があります。
私のドライブで、筑波の計測ポイントで168キロ出たのも今まで2月3日だけです。
K1ラボラトリーさんで安全だというデータが無いので、エンジンオイルをNUTECに変えましたが、GAZOOレーシングオイルの情報を調べたいところです。
出来れば、それぞれのオイルでパワーチェックして、その後エンジンを開けて中をチェックしてもらいたいところですがどうしますかね?
あとは、車載動画を観て、「バックストレートで5速入ってからの加速が悪くないですか?」とアドバイスしてくれた方がいて、私のミッションはAP2ミッションなので、AP1の5速を使えばもっと繋がりが良くなることに気がつきました^^
AP1の5速を採用するかどうかは別にして、結果として、2ヘアまでは中古タイヤの蘇武プロに勝っていましたし、GAZOOレーシングオイルを使っていれば、あと0.4秒位削れていたかもしれないと言う考察でした。
Posted at 2022/02/22 10:25:05 | |
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