消費税の税率アップに伴う消費の冷え込みを防ぐため自動車税が減額になることが決まりました。
でも来年10月以降に新車を買った場合だけでしょ?
いえいえ、
13年以上経過した車の税金も現在より下がるはずなのです。
2016年に、軽自動車の自動車税が7,200円から10,800円へと1.5倍にアップしたことは覚えていますよね。
(正確には2015年4月からでですが、軽自動車は4/2以降に購入すればその年度は課税されないので実質は2016年から)
同時にそれまで登録車のみだった13年超の車体への割り増し(20%)が軽自動車にも始まりました。
(併せて登録車は割り増しが10%だったのが15%にアップされました。)
その時、対象となる軽自動車を保有していた私は、7.200円の20%アップで8,640円ぐらいになるものとばかり思っていました。
ところが、実際にはなんと約1.8倍の12,900円!!
標準税率の1.2倍なので10,800円の約20%アップ、という説明がされましたが、とても納得できるものではありませんでした。
さて、今回も登録車の'標準税率'が下がります。エコカー減税のような期間限定では無いところがポイントです。
'標準税率'が下がるのならば、それに基づいて決められた13年超の税額も変わるのが当然です。
2.5Lを越えるとあまり変わらなくなるので、それ以下についてちょっと計算してみました。
排気量 |
現在 |
来年10月以降 |
その15%増し |
現在の税額に対する割合 |
1L以下 |
29.500 |
25,000 |
28,750 |
0.97 |
1.5L以下 |
34,500 |
30,500 |
35,075 |
1.02 |
2L以下 |
39,500 |
36,000 |
41,400 |
1.05 |
2,5L以下 |
45,000 |
43,500 |
50,025 |
1.11 |
どうでしょう。
1L以下だと、13年を越えると、なんとそれまでより税金が安くなります!!
それ以上でもアップ分は2%kから11%と15%より下がります。(2.5Lを越えるとだいたい13%になります)
ちょっと調べてみましたが、現時点で自動車税が下がった後の13年超割り増しに触れている情報は見つかりませんでした。
ですが、当然ながらお役所がこれを放置するとは思えません。何らかの理由を付けて現在と同じ額を維持しようとしてくるはずです。
でも、それこそが'勝手な都合'です。
軽自動車の時と同じように実施されるよう、我々自動車ユーザが厳しくチェックしなくてはいけません。
Posted at 2018/12/31 17:00:55 | |
トラックバック(0) | 日記