本年の “作りましょ! シリーズ攻撃”
第弐弾・第参弾
作戦実行は、
2025 WK6
リポートは、それぞれ2回
まずは、
お菓子篇
“ショートブレッド(フィンガーズ) 作りましょ!”
そも、
“ショートブレッド” = "shortbred" とは、如何なモノであるのか
それは、モトモト、連合王国(the "United Kingdom")はスコットランドにおいて
ナンと! 12世紀!! に発祥
今や、全英國で愛される
伝統の焼き菓子
めちゃくちゃ
シンプル でありながら
めちゃくちゃ
バターの風味際立ち
その、めちゃくちゃ
サクサク・ぽっろぽろ食感
お茶請け(モチ、“紅茶”) にピッタリ
なお
"short" は、「短い」とはホカに持つ意の「脆い」、とか「砕けやすい」
→ 「サクサク食感」とか「ぽっろぽろ食感」
(因みに、“ショートケーキ” や “ショートニング” の "short" もこの意に由来 )
"bread" は、モチ、「パン」だけれども、「焼き菓子」の意と解釈できるか...
さてココで、久っさしぶりの豆知識
“ショートブレッド” = "shortbred"
サクサク・ぽっろぽろ食感 で
なければならぬ理由
ソレには
実は意味があった!
先に、12世紀、スコットランド発祥と述べたが
そのスコットランドの婚礼での伝統的な慣わしにまで辿ってみなければならない
彼の地では、花嫁の頭上でショートブレッドを割って祝福するらしい
なので、カッチカチでは都合がよろしくない
すぐにポロッと砕けなきゃならん
と、まーこーゆーコトらしい
閑話休題
ショートブレッドの材料って
小麦粉(薄力粉)・バター・砂糖
たったこんだけ
ね、シンプルでしょ
※ 因みに、コレにタマゴが加わると、“ビスケット”・“クッキー” に変身
カタチはといえば、特にコレといった決まりはないものの
ま、ポピュラーなのが、
"fingers"(“フィンガーズ”)
これ、市販品販売最大手、
"WALKER'S" の商品
手で摘まめる長方形で、表面に穴が穿ってある(穴は貫通してナイ)
コイツが、ハバ利かしてるが故
じゃ、早速
“ショートブレッド(フィンガーズ) 作りましょ!”
【材料】
薄力粉:200g
バター:100g(常温にしておくが、“溶かし” にはしナイ)
砂糖:50g(三温糖でも白糖でもグラニュー糖でもおけ)
塩:小さじ1を切るくらい(今回、“無塩バター” 使用のため “有塩バター” なら不要)
コイツらぜーんぶ
ヒラポリ(袋)に入れて
良く混ざり合って、一体化するよう
“パン粉状” になるまで、しばらく
こねくり回す
ココ
⇑、
非常に重要 デアル
この、こねくり回して、“パン粉状” にする秘奥義
英語では
"rubbing in" (“ラビングイン” つまり、「こすり込む」の意)と云ふ
同様、仏蘭西菓子製造法に、秘奥義、“sablage"(“サブラージュ” 焼き菓子 “サブレ” はココからきている)あるがごときであり
つまりは、生地作り技法の一つであって、小麦粉とバターを両手使って
脂肪と粉を混ざり合うように揉み、顆粒状にする高等技術
(ウソ、めんどくさくはあるが、いっこもむずかしくはナイ)
本官小生、手が汚れるのイヤさ、と衛生面もちょいとは考えて
材料をヒラポリ(袋)の中に入れ、外からこねくり回して、“ラビングイン” した
もちろん、ボウルに材料ぶちまけて、やってもイイけど
固形物のバターをシッカリと生地に練り込ませるの
それなりにチカラと時間は必要な点、付記しておく
で、次
“パン粉状” にバラけてるのを
“ひと塊”になるよう押さえ込んで丸めて成形したら
麺棒なんかで、平たく板状に伸ばす
厚さは、5~6mm くらいかな
なお、長方形の小分けに、切り分けるので
できるかぎり、四角形に近づけるよろし
この “板状生地”、冷蔵庫にインして、30分
冷やして寝かせる
冷やして寝かせ終わったら
何等分かの長方形のバーにカット(割れやすいので注意)
オーヴンプレート(角皿)に、クッキングシートを敷いて
その上に、間隔を開けて並べ
バー、一本一本にそれ風の穴、フォークや箸、爪楊枝なんかで穿つ(割れやすいので注意)
最期、“焼き”
オーヴン、“予熱”:ヒトヒャクナナジュウ(170)℃
の後
オーヴン、“焼き”:ヒトヒャクナナジュウ(170)℃・ヒトジュウゴ(15)分
“焼き” に入って、ホボ、8分30秒経過
9分30秒経過
ホボ、焼き上がり
攻撃終了のアラームが鳴ったら
オーヴンプレート(角皿)ごと、オーヴン庫内から取り出し
粗熱が取れるまで、放置
んで、完成!
当家当軍ストックの "WALKER'S" と並べてみた
ちょいイビツなカタチもあったりして
成形技術につては、まだまだ研鑽、修行を積む余地アリだな
今後の課題とスル
ま、比較的見た目ウマくいったのを上段にして
器に盛る
さて、実食
サクサク・ぽっろぽろ食感、カンペキ!
芳醇すぎるほどのバターの風味、カンペキ!
ほんの少しだけ感ずる塩味、カンペキ!
大々成功デアル
ほんと、紅茶のお供として、相性バッチリ!
と、いうことで
本日も愉快でおいしいお菓子な一日
Mission Complete!
これにて、一旦、報告ヲワル
なお、引き続き、
お料理篇 へ突入する
オーバー
Posted at 2025/02/05 19:42:12 | |
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