外貌&内装&風格、満点。

車両の大きさを余す事無く体現するエクステリアデザイン。
余計なキャラクターラインが少なく、せせこましい所が無い。
グリル幅とヘッドライト幅とのバランス、ロングノーズに水平に広がるボンネット、優美さの追究に余念がない。
インテリアもとても上品で質感も非常に高く、
私見だが先代クラウンのインテリアより良いと思った。
尚、試乗車の車体色は特別色のロジウムホワイトプレミアムメタリックで勿論美しかったが、
折角のこれほどの存在感なので、
レッドかプラチナクォーツ辺りも見てみたい。

試乗車は2.5Lガソリンモデル。
ディーゼル程の有り余る余裕、という訳には行かず、
車格に見合う出力かと言えば微妙だが、及第点。

NVHを上手く抑え込み、コストを払われているように感じられたが、
割と乗り心地に不満を抱くオーナーの方も見られる。
試乗30分と、長めに時間を取って頂いたが、
その間で不満は無かった。
旋回時も、GVC，KPCといったトピックもあり、
自分の腕が良いかと錯覚するほど。

CX-5より一段と積載性が増すラゲッジ。
幅も有るので、
人と積み荷、3〜4人の旅行もこなせそうです。

2.2Lガソリン車、
カタログ値を見るかぎりでは、
車格に対して燃費は大分良さそう。
ディーゼル3.3Lは更に値が良いのには驚いた。

動力がガソリン、ディーゼル、ディーゼルHV、ディーゼルPHEVと多種で、車両価格幅が広い。
やはり高額に感じはするが、
その分の車格はしっかりと感じる。