MT-01のオーリンズリアサスをOH(オーバーホール)に出して戻ってきました。
距離的には前回のOHから17000kmくらいしか走っていませんでしたが、
一度リアサスのナットが振動で外れてボルトが抜けかけた事でリアサスが動かなくなった事があり、
その影響かサスをストロークさせる度にギシギシ音がするようになり、その解消の為のOHとなります。
オーバーホール依頼先
いつもは埼玉のテクニクスに依頼しているのですが、今回はものは試しで横浜の
G senseにへ依頼してみました。
メールで問い合わせてお店も見てみたかったので、持ち込みついでにお店を見学してきました。
とはいえあまり見学も出来ずサスを預けただけで終わってしまったので
何の成果も得られませんでした。
通常の納期は2週間ほどらしいですが、夏の時期だと依頼が立て込むようで
完了までに1ヶ月弱掛かりました。
MT-01用オーリンズリアサスの仕様について
MT-01用オーリンズリアサスには初期の頃に出た車高調付きモデルと
後から出た車高調無しモデルの2種類が存在します。
車高調付きモデル
車高調なしモデル(画像は拾いもの)
自分は初期の車高調付きモデルを使用していますが、車高調無しモデルを使用している方とのやり取りで
使用しているスプリングが異なる事が判明しました。
両方ともレートは160Nmで車高調付きモデルはスプリング長が150mm(1093-64)
車高調無しモデルが170mm(1092-64)と20mmの差があります。
参考:オーリンズスプリング型番
同じレートでもスプリングが長い方が1巻辺りに掛かる負担が少なくなって
マイルドな乗り味になるとかなんとか。
機会があれば170mmのスプリングを入れてみたいと思う(予定は未定)
取り付け作業
リアサス脱着は過去何度も実施してますが、この取り付け作業がマジで憂鬱でした。
とにかくフロント側のリアサスユニットがキツキツで嵌まらない。
過去何度も苦しめられたこの作業、4時間ほど格闘したけどそれでも入らない。
そしてマニュアルやパーツリストを見直した結果ある事に気付き
それによりすんなりと装着する事が出来たので内容を記録しておきます。
(既にご存知ならスミマセン)
リアサスユニットを取り付けるフロント右側のフレームにスペーサーが入っており、
これが内側に飛び出しているので外側に押し出して下さい。
スペーサーは圧入されていて手で押し出す事が出来ない為、12mmソケットを当てがって
ボルト、ナット、ワッシャーを組み合わせて押し出します。(ベアリングの圧入みたいな感じで)
フレームの面とツライチになる程度で大丈夫です。
スペーサーを押し出す事でリアサスユニットを取り付ける際に隙間が出来て位置が合わせやすくなります。
ちなみに外に出したスペーサーはサスを付けてボルトナットを締めた時に内側へ圧入されてリアサスユニットに密着するので問題ありません。
コレを知って今まであんなに時間掛かったリアサス装着は何だったのかと思いましたが、
次からはリアサス装着なら30分で行けそうです。
装着後の走行ではサスがちゃんと動いてる事が良くわかる上に
ギシギシ音も無くなりました。
どちらかというと今回はリアサスの取り付けが簡単に出来る方法が分かった事が大きな収穫です。
とはいえリアサスの脱着なんか自分でやるもんじゃないので
これ読んだ人は変な気起こさず大人しく店に投げて下さい。
Posted at 2023/08/02 01:39:07 | |
MT-01 | 日記