
いやいいや…北海道は全部ネタ出し切ったんだけどw
向うからネタが降ってきたんだから
料理しない手はないでしょ!
←のタウシュベツ川橋梁
どうもとうとうその美しい形が崩れ去る
そんな時期がやってきた予感がします
まあ去年軽く触れたんですが…要は↓の建造物です
タウシュベツ川橋梁
北海道十勝総合振興局管内河東郡上士幌町にあるコンクリート製アーチ橋
1937年 国鉄士幌線(1987年廃止)がタウシュベツ川を越えるために着工
1939年11月の糠平 - 十勝三股延伸開業に伴い供用開始
しかし1955年8月に糠平ダム建設のためルート変更となりわずか16年で使用停止
以後はそのまま放置され糠平ダム完成後は糠平湖の水位が下がる1月頃に
凍結した湖面に姿を現すことで知られ5月以降は雪解け水や雨の影響で
湖の水位が次第に上がり9月頃までに水没する

古代ローマの遺跡を思わせるその姿は2001年には第1回北海道遺産に選定
また2010年にはJR北海道から準鉄道記念物に指定されるなど
歴史的建造物としての評価もなされている橋梁である
で…このタウシュベツ川橋梁に関して↓なニュースが入ってきますた
◆タウシュベツ川橋梁 6月の崩壊は異例 HTBニュース◆
前から崩落がどうのというのは何度も聴いていたんだけど
これほどの崩壊つーか最早原型を留めなくなってきているような?
画像上:2024.06.14撮影
画像下:2024.06.30撮影
一目瞭然でわかりますよね
そもそも崩壊の歴史を遡るとしますが
工法として現場打ち鉄筋コンクリート枠の内部に割石を詰めという
現代でも法枠工で用いられる手法で建設されてはいるのですが
水没中の水圧ならびに結氷期前後の氷による外力
さらには凍結・融解を繰り返す凍害から躯体の損傷は拡大しており
外側の枠が崩れたなら内部の詰め石が容易に崩壊する欠点を抱えていたわけです
↑による崩壊が如実に判明したのが2003.09.26の十勝沖地震
中央部側壁が崩落したことが最初だったと言われています

もっと近づいていくとこれがホントにヤバイ状況だとわかる画像も
見つかったりするのですが具体的にはここ10年程で崩壊速度が上がっているんです

まあ こういう状況なところですから見に行こうとしても結構難儀ですよ

橋梁そのものに接近しようとすると一旦十勝三股まで出て路面状況最悪な林道を
経由しなくてはならずここも数年前に事故が多発したことから一般車は通行止
基本的にツアーガイドが案内するクルマでしか行くことができません
さらにR273沿にある展望台も最後は徒歩となる上にカメラも望遠レンズがないと
撮影は結構厳しいというわけで誰でも気軽にというわけにはいかないのですよ
しかし…↑のどちらの道も最後は↓との闘いになる可能性が高い
そこまで命掛ける気はない(笑)

もう↑な姿を見ることは不可能だと思います
そして過去に戻って嘆いている方もいますがそこは割り切らないと
タウシュベツ川橋梁の正しい楽しみ方というと語弊がありますが…
あるがままに任せ朽ち行く姿を生暖かく見守る
そうです 形あるものいつかは壊れます!
かと言って自分から壊しに行っちゃいけませんぜ!
◆苫小牧西港でフェリーが座礁 HTBニュース◆
やっちまったな 川崎近海汽船 なんで入港直前の岸壁に突っ込んだ?
手前で結構なまでに左側に逸れているんだけどなあw
シルバーブリーズなんで八戸発夕方便/苫小牧発朝便が当分運休必至なわけで
修理を考えたら長期戦線離脱になれば夏休み期間中の繁忙期が…(^^;
でも当社はまだ今夏の北海道逃亡は未定ですからねえ
弐号機で正にフェリーに載せて行くとは思いますが…

↑へ行くのすらまだ何も考えてませんよ(笑)
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Posted at
2024/07/02 19:00:10