
始まりがあるなら終りがあるのは道理
終りのない歴史ってまずない
何のことかって?
DJ系用S5ディゼールエンジン
MAZDAが誇るSKYACTIV-Dで最小排気量の1.5Lクラス
春先からこのエンジンがなくなるのでは?
こんなウワサが駆け巡っていたのですが
今朝のネット徘徊で真実のため息になってしまいました
わかってはいたのですが噂の段階から現実に公式発表に変ったのを目にするとねえ
元ネタは中國新聞デジタルなのですが会員以外全文ROM不可なので
ヤホーに掲載された方から引っ張りますね
MAZDA2ディーゼルエンジン車
9月中旬国内生産終了へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/a418d224d0545290a0a5e8d3b257187ba13f7af3
↑の生産終了する要点を箇条書きにしますね
※MAZDA2ディーゼル車のエンジン別国内販売比率は1割程度
※新たに課される排ガス試験クリアの対費用効果は低いと判断
※防府工場製日本国内向け車両のみに対する処置
※タイ工場生産車は現地法規に対応しており生産・販売は当面継続
要は試験へのコストで排ガス適合させるメリットがないということでしょ?
今後はガソリン車一本化というのはわかるんだけど…
思えば伏線はあったよな?

2023年MMC
この時スポーツ系グレードはBTEからの発展的解消という意味合いも含めて
ガソリン車:SPORT
ディーゼル車:SPORT+
内装格差をつけてディーゼル車をより上級指向にしちゃったモノだから
ガソリン車をセレクトせざるを得ないオーナーからは激辛口批評だったかと?
ところが…2024年になるとガソリン車SPORTに↓なMOPが設定
SPORT+ Package 198,000円也

だったら最初からベーシックとしてSPORTを設定
より贅沢つーか上質感というユーザー向けにSPORT+としておけばいい話
だけど…2024年4月の段階で排ガス試験の話はわかっていたわけで
今後の対応策というのも含めてPackage化という手を取ったんだろうな
まあ この辺がユーザーフレンドリーじゃなくてMAZDA側的大人の事情
2023年MMCの時点で迷走が始まっていた
当社は思っているので今更ですがなんだかなあとは思います
むしろここでディーゼルをやめてしまうことからしてDJ系の終焉
やはり次期型MAZDA2が見え始めたというか時代の要請からも含めて
ハイブリッドへの移行
ライバルモデルとの戦略も考えると設定せざるを得ない面もあるかと?
ただ欧州で販売されている三河OEMのアレ
これは多分ないと見ています 欧州向けはそもそも仏蘭西生産ですし
国内向けは生産元になる東日本岩手工場の製造ラインキャパから見ても
自社分だけで精一杯ですからそう簡単にMAZDA向けを作れるわけがない
技術供与という可能性はあるだろうけどそれでも防府産だろうなという感じです

ただ…↑のS5型エンジンに当社は惚れ込んでいます
DPF装着ディーゼルゆえに気を遣わなくてはいけないところもありますが
あの怒涛の低速トルクを知ってしまうと他のBセグメントHBに乗れなくなる
その中毒性の高さに完全な軽油ジャンキーになってしまいますよ(笑)
まあ9月までというカウントダウンがハッキリしたので…
欲しい方はお急ぎ下さい
↑しか言えないところですが…


嗚呼…また絶版車オーナーかよ(笑)
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MAZDA2 | クルマ
Posted at
2024/07/10 14:00:26