"自A隊に入らないか?"のノリで宿泊業はできませんよ(笑)

ユースホステルやらないか?
早い話が要約すると↑なんですがね
ただ2020年代に率先して開業するには疑問符かな
ハッキリ言ってしまえばバブル崩壊以降というより
80年代前半までがピークだった斜陽なんだよなあ
尤も今夏の北海道 それも安宿界ではそんな話がネタ化
儲かるor儲からないだけでは括れない人が多くて…ｗ

というわけで今回話題の中心になるのは昨年当社もお世話になった↓

なよろサンピラーユースホステル
北海道上川総合振興局管内名寄市日進391-2 宿泊営業期間に多数制約有

徹底的ツーリング特化ハンターカブに出会ったのもここでしたが…
今 この物件が絶賛売出中

2,180万円+仲介手数料
これで貴方も宿主ですｗ

築22年ですが結構綺麗に使われている物件
212.81㎡の7LDKで風呂が3つという恐るべしも宿特化な建物だからかと?


さらにダイニングも充分な広さ


お部屋はエアコン完備で昔のような雑魚寝上等なYHとは違うぞｗ


屋根裏部屋も結構シャレオツ


ユースホステルも昔のイメージで見てると大きく変わってますよ
安いけど面倒で煩わしい
※食後の食器洗いはあたりまえ
※チェックアウト前には掃除大会
※歌えや踊れやミーティング強制参加
※酒類提供どころか持込でも飲酒厳禁
↑なのが当然だったけどこういうのが面倒で嫌と感じる人も増えたこと
さらには宿泊費の面でビジネスホテルや規制の緩いゲストハウスなどと
然程変わらなくなったこともあり会員システムのメリットも少なくなり
これらの面からも衰退化したというのもありますが
実質的に↑のシステムを知っている主力セグメントは現在アラ還以上
それこそ片手に周遊券 背中にリュックな世代がメインだという話もあります

今でも北海道で↑な時代錯誤とも思えるシステムをやっているユースホステルは
礼文島の桃岩荘だけｗ

桃岩時間とか日本三大"アウトオブベース"ユースホステルと呼ばれ
離島だからこそ成立しているんじゃないかと当社は分析します
それ以前に当社は率先して泊まりたいとは思わないんですけど(笑)
つーか北海道どころか日本広しと言えどもこんなことやっている
キチ●イユースってここピーチロックだけなようで最早形骸化
もしくは天然記念物で保存されているんじゃないかという感じですｗ

フェリーで稚内に戻る際には↑までしてスタッフがお見送り芸人してくれる件(笑)
伝統なんだけどこれをこっ恥しいと思う人も少なくないかと思われますし
結局はメリットデメリット混在だったのは変わりないんだということです

それが↑も80年代あたりまでに幻影だし今では酒も売っていたり飲酒も全然OK
唯一残っているユースホステルのメリットは会員だと安く泊まれますよ
↑くらいでそこを別としたら下手な民宿や駅前旅館より
ホスピタリティは全然よかったりでそんなユースホステルが結構多かったりする
実際に"なよろサンピラーユースホステル"も居心地は最高でしたからね

で…どういう理由で売り出したかはわかりませんが宿主的には
ユースホステルとして存続希望
尤もこれは絶対条件ではありませんが看板を引き継ぐためには
ユースホステルを統括する上位団体日本ユースホステル協会=JYHに対する
上納金が必要でこれがまた結構面倒つーか煩わしいという話も聴きます
なのでインディーズ系ゲストハウスでもいいとは思いますよ
とほ宿というネットワークもあるのでそういうのを活用するのも手でしょうね
ちなみに2,180万円のプライスに土地代は含まれておりません
2,000㎡の敷地借地でして年間79.200円の賃料が発生します


天気がいいと↑な絶景も楽しめる敷地ではあります
まあ これを安いか?高いか?という判断はしかねますが
宿をやりたい人には結構気になる物件に変わりはないと思いますよ
ただ…生半可な姿勢で取り組みはできないつーかそれなりの覚悟は必要でしょう

そうだ…もうひとつ忘れていました

この物件を買うともれなく目の前にバス停も付いてきます(笑)

なんて言っていたら最新情報が更新されてますた

2,180万円→1,880万円にプライスダウン
一気に300万円減ですから商談が上手く行ってないのかなあ?
尤も国立自動車総研的には宝くじ高額当選がなければ手は出せないんですがね(笑)