タイトルは某バラエティ番組からのパクリですが…(笑)
タマタマですが…
オーナーになったことがない上にあまり詳しくない商用車絡みの話がありまして
知人の購入をキッカケに調べてみたら意外な事情を知ることができたので
↓のネタにまとめちゃっただけのことです
勤務先の助人メンバーKクンに関する話から
彼は別に本業を持っているので繁忙期を中心にヘルプしてもらってるわけで
そんな彼の本業用仕事クルマが↓です
☆スバル サンバー トラック 4WD(TT2)☆
SUBARU(当時・富士重工)が製造販売する軽自動車規格の商用車
サンバーとして6代目に該当するKクンのモデルは1999年2月発売
搭載エンジン水冷2バルブSOHCであるが4気筒のEN07F型でスペックは
最高出力:35kW(48ps)/6,400rpm/最大トルク:58Nm(5.9kgm)/3,200rpm
伝統のRR方式をベースにパートタイム4WDも設定するほか
サスペンションは前ストラット/後セミトレーリングアームの独立懸架
荷台床下にあるエンジンは恰好のバラスト役を果たすため
空車時でも十全なトラクションを確保し安定した走行ならびに登坂能力を得る
さらに日本国内では乗用車でも普及していなかった4輪独立懸架を
1961年の発売当初から採用する構成から
農道のポルシェの異名がある
2012年4月に自社製造を取り止め製造終了
以後はダイハツからハイゼットのOEM供給車をサンバーブランドで販売する
彼の所有車は2001年製造モデル
今から10年程前に知人からほぼタダ同然で入手した4WD/5MT仕様
何度か運転させてもらったこともあるのですが
SUBARU独自となる4気筒の滑らかさと高回転指向なエンジンが至高テイスト
さらには4独サスとビシッと決まるマニュアルミッションは
これが軽トラなのかというくらい面白い1台だなとは感じました
尤も彼が入手した時点で10万㎞走行していたので細かいメンテは欠かせず
それなりに手を入れていたのもまた事実なほか
当社が一部パーツを手配していたりもした1台です
しかし…今年2月のことです
ACを入れたところアイドルアップはすれど冷気が出てこない
コンプレッサー死亡の診断が下りました
お世話になってるSUBARU店に見積を取ったら
修理代が14万円
パーツ代はせいぜい3万そこそこなのですが工賃がバカ高
果たして対比用効果を考えると…から新車乗換を決意したと…
そして候補は↓の2台
☆ダイハツ ハイゼット ジャンボ☆
☆スズキ スーパー キャリー☆
尤もホンダはアクティやめちゃったしスバルは事実上のダイハツ車だから
この2社から選ぶしかないんだけど…(笑)
ただ…↑から見てわかりますけど彼のセレクトはどちらも
ストレッチドキャビン
前後上下を拡張したキャブですけどセレクト理由は↓

上がダイハツ 下がスズキですがもうおわかりですね
リクライニングシート必須
サンバーに乗っていて唯一の不満が直角シートだったそうです
要はクルマの中で一息つきたくてもつけないのが嫌だったそれだけって…(笑)
それにしてもスーパーキャリーはストレッチ部分が結構長いですなあ
それこそ4㌧や大型トラックのベッドスペースくらいに感じますよ
尤も車体はそこまでデカくない上に遠近法だから実際寝るのは無理っぽい
一度話のタネにいすゞフォワードのそこに寝たことあるけど
トラッカーの方々はよくぞ寝返りもうてないようなあのスペースで眠れるって
感心しちゃいますよ
話を戻しますがボンネットトラックを含む4ナンバー車で
日本国内で最初にストレッチキャブを採用したのは↓かな?
☆ダットサントラック 620 カスタム☆
1972年発売の6代目モデル
カスタムは1976年12月に製造移管された九州工場で生産開始されたモデルで
ストレッチされたキャブにリクライニングシートや乗用車的装備を追加した
なお北米向仕様はグレード名がキングキャブとなる
620系はいわゆるボンネットトラックとしては
ショートとロングのホイールベース2種類を設定したシングルキャブのほか
6人乗りのダブルキャブを設定するなどユーザーの様々な要求に対応する
バリエーション設定していたけどフロアシフト2シーターな↑を設定した点からも
結構乗用車的要素を持たせようとしていたのは事実ですが
ちょっと時代を先読みしすぎていた感は否めないんですけどねえ(笑)
リクライニングシートだけが理由ならどちらを選んでもイイかと思いますが
Kクンはダイハツをセレクトしましたがその理由が↓
◆スーパーキャリーのカーゴスペース◆
◆ハイゼットジャンボのカーゴスペース◆
荷台長
幅はどちらも同じ1,410㎜ですが長さはハイゼットジャンボの方が170㎜長い
このわずかな差でもスペースが限られている軽だからこそ
積載性を考慮してここだけは譲れなかったと語っておりました
ここまで完璧なクルマ選びをするKクンですけど
ひとつだけ想定外だったことがあったそうです
それは…
納期を読み違えた
無論半導体不足のことは頭に入っていたそうです
しかしそれ以上にですよ
ジャンボの発注があるとは思わなかった
↑に尽きると言ってましたね
標準モデルなら2ヶ月程度だったらしいのですが
ジャンボはそこまでの需要はないだろうとメーカーサイドも考えていたものの
最近ではセカンドカー需要での発注が殺到しているそうです
さらにカスタム目的で購入する方も多いらしくて…

これはスーパーキャリィの方も同様でナンダカンダで4ヶ月近くなるとのこと
駆け抜けて軽トラという芸人ユニットがいますけど
これは一歩は違えると
Oh!My農道レーサーにもなり兼ねない(笑)
尤もベースの車両価格150万円を切るプライスで新車購入できることも考えると
イマドキのハイブリッド化で最低でも250万円が必要なわけで
仕事目的以外でもクルマ遊びしたいセグメントにもスンナリ受け入れられる
そういうことじゃないかって当社は分析しますね
そうだ!もうひとつ!
商用車ベースで今熱いクルマがあるんです
それが↓
☆日産キャラバン(E26型)☆
キャラバンとしては5代目と現行モデルは2012年発売
当初は
NV350キャラバンの車名とされたが
2022年2月28日のマイナーチェンジで車名を従来の車名に戻した
この手のカテゴリーではハイエースのひとり勝ちみたいに言われてますが
そのハイエースにはないというか明らかなスキマ産業かもしれませんけど
↑のマイナーチェンジで追加された↓がバックオーダーを抱えているとか?
☆日産キャラバン マルチベッド☆
本格的キャンパーとまでは言わなくとも
後部カーゴスペースを折りたたみタイプのベッドとして
さまざまなシーンに合った使いわけが可能なベッドアレンジができる仕様

食事や作業を快適に行うことができる脱着式テーブル付車も設定
これが売れてるんですよ
たとえば↓な使い方もできるわけで…
要は
車中泊仕様車
実はカナリ以前から1BOX車の後部カーゴスペースをベッド化するというのは
施工業者がありまして知り合いでも現行ハイエースでやったのはおります
また販売会社によっては施工もしくは業者仲介というのもありますが
日産はやっちゃいました(笑)
カタログモデルとして正式ラインナップ
架装はオーテックジャパンなので正しくは
やっちゃえオーテックなのですが
コロナ禍という状況も踏まえてリクエストがあって
モデルバリエーションに加えたというのは正解だったかと?

ベッド設定も↑のようにどうとでもなるあたりがメーカーチューンドで
充分に考えられているかと…
当社もこれはセカンドカーというか北海道周遊用に欲しいと
一瞬心が揺らぎましたが…
これ4ナンバー登録なので毎年車検になること
さらには搭載エンジンが2Lガソリンもしくは2.4Lディーゼルターボ
価格が400万円超というところも含めて考えると
年に数回しかしない車中泊
コスト的に合わないかな?
当社が家族持ちならとにかくひとりでは宝の持ち腐れになることだけは確か(笑)
コスト抑えるなら↓もあるんですけど…
☆NV200 マルチベッド☆
こちらは5ナンバー登録のNV200がベース
価格も300万円を切るあたりも含めてもう少し現実的かな?
ただエンジンが1.6Lガソリンのみなので非力なのは想像がついちゃうなあ(笑)
そうそう!
車中泊ってお手軽感ありますけど結構神経遣わないといけないこともあります
それで当社は世にも稀な貴重な経験をしておりまして…(謎)
それはそれでまた改めてお話させていただこうと考えております