久々の物申す系ですが最初にお断りしておきますね
最初に今回のネタそのものについてです
これをヤル奴らがどうのということではない
しかしヤルからには法規を把握しているのか?
さらには世間からどう見られているか?
すべてはキッチリと理解しているのか?
要はわかってやったのかということが重要
↑が前提にあることをご理解していただいた上でのお話です
で…
当社が物申すのは最近よく見かける↓なんです
レインボーフィルム
もしくは
オーロラフィルム
などと呼ばれる↑のフィルムをフロントガラスに装着するクルマです
このフィルムは車外側から見ると光の当たり方加減でミラー効果を発揮し
次々とガラス面の色が変わるという特性を持ち
車内の様子が伺われないサングラス効果からプライバシーを確保できる
↑なメリットがあるわけして…
要は↓と同じ
マジックミラー号(一部大爆笑)
※何とプラモデルまで市販されているという認知度(笑)
↑は電気的にマジックミラー効果をON-OFFさせてますけど要は
中からは見えるけど外からは見えない
そういうことなんですよ(笑)
当社も過去にリヤ3面への透過率5%のフィルムを貼る施工をしていたし
現在の所謂プライバシーガラスも必須論者ですから
ウィンドフィルムそのものに対して全否定をする気はないのですが
このレインボーもしくはオーロラフィルムにはチョット疑問があるのですよ
まずは使う方のメリットがある反面で存在するのが遭遇する方のデメリット
一番困るのは中に乗っている人の表情を見ることができないので
譲り合いなどでのアイコンタクトができない
さらには乱反射の問題がクリアされてない
↑な弊害も存在するわけですが…
それ以前に問題となるのが施工業者や製造販売会社が謳い文句にする↓
透過率70%クリアの合法品
そもそもウィンドフィルムの透過率規制は↓な理由から始まった

1980年代に流行ったフルスモークフィルム施工車
これがヤンキー系や
やの字で始まる稼業な方々に重宝されまして
白のメルセデスでブーメンランアンテナ装着
フルスモークで神戸や泉ナンバーを見たら
絶対に近づいちゃダメだ
↑な言葉がささやかれたりもしましたが
規制後の現在でもド田舎のVIP仕様などでは今も残存してたりするのですよ
で…
規制のキッカケは交通トラブルで↑らをサングラスカーと呼び
表情を見ることが出来ないので怖い
さらにはフィルムに起因する事故が多発
これがすべてでして道路交通法195条では
運転者が交通状況を確認するために
必要な視野の範囲にかかわる部分において
可視光線透過率70%以上のものであること
つまりはフロントと運転席および助手席のサイドガラスに↑が適用されるんです
そして透過率70%クリアを謳い文句にする理由が↓
離れて見ると中は見えないが
密着してみると視界はクリアになる
透過率はガラスに密着させた状態で測定
なので法的問題はクリアという解釈になる
屁理屈にも聴こえかねないけど…
どう見ても外から中が見えないというのは70%クリアできているとは思えん
いやいた実は似たようなモノで現行法基準で管理されてない↓のがあるんよ
バイク用ヘルメットのミラーシールド
↑使ってたことあるからいうけど外からは表情を伺いしれない
しかも直射日光を和らげるサングラス効果を考えると
可視光線透過率70%とは思えないんだよなあ
それに透過率70%という部分が先走りしているけれど↑の法基準は元々
表情を見ることが出来ないので怖い
さらにはフィルムに起因する事故が多発
※大事な事なので2回目(笑)
↑が前提だということを肝に銘じろなんですけど
施工業者が持っている可視光線透過率測定器で基準をクリアしていたとしても
陸運局や警察が使用する測定器では基準に満たない場合もあるんです
そうなると不正改造車として検挙され15日以内の改善命令を出されますから!
さらに免許も1点違反金8,000円ですからね
結局は70%を巡ってのいたちごっこみたいなものですよ
クリアしているからOKだけど完全な法のスキマ産業ですから!
もっとキビシイ言い方をすれば…
透過率ありきで話を進めるから
規制を始めるキッカケつーか
本質を忘れちゃってるんじゃねーの?
この辺がオカミつーかお役所体質も見え隠れするんだよね(苦笑)
とどのつまり現状を見る限りはきわめて
グレーゾーンだな!
今は合法でも近い将来何らかの規制が入ってもおかしくないだろうな
マフラーなんかも規制緩和で随分と緩くなっていた時期があったけど
今は迫力の大音圧なんていうのは即座にアウトですからね(笑)
だから施工する以上はわかってるんだろうな?
↑と当社が言いたいのはそういうことなんですけどね
Posted at 2022/06/09 20:04:36 | |
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