
怒涛の3部作(笑)
前編:CIVICには本気だけどお買得モデルがあった
中編:CIVIC e:HEVのお買得に理由があった
今回はズバリ最終章
←がそのライバルというか当社が思うズバリな競合モデル
そこに拘ってのお話になりますよ
前回当社はCセグメントクラスのハッチバック系日本車って意外と選択肢が少ない
↑言い切ったわけでして3ナンバー車をラインナップする日産・三菱には
ありそうでないのが現実だったりもします
そこで国産Cセグメントハッチバックを探してみると三河のメーカーには↓のが…
LEXAS CT200h
2011年デビューのレクサスブランドだけどサスガに古過ぎ(笑)
つーか2022年10月で製造終了が確定しているから最早選択肢にもならないなあ
じゃあ↓は?
COROLLA SPORT
車長は4,375㎜なので一応Cセグメントに分類されるんだけど
形状的にBセグメントに見えてしまうという言わばB'セグメントで損してるかな?
ハイブリット上級モデルでも実質350万円で入手できるのですが
当社的にパラレルハイブリッドというのがどうも苦手だし…
ちなみに↓のもありますけど
GR COROLLA SPORT
いやいや…これは飛び道具でしょ?(笑)
ドーピングというかモータスポーツ前提のエボリューションモデル
スキモノのスキモノによるスキモノのための1台だからなあ(笑)
既にGR Yarisというモデルがあるけどどう考えても500万円超になるであろう
プライスも踏まえて考えるとカナリ特殊だと思うので除外が妥当だと思う
ええ…そうなると選択肢は↓しかないわけです
MAZDA3 FAST BACK
当社的には日本で一番美しいハッチバックモデル
正直これしかないかと?
実はデメンジョン的にはCIVICと似たり寄ったり
MAZDA3:4,460x1,795x1,440/HB2,725
CIVIC:4,550x1,800×1,415/HB2,735
そしてMAZDA3はSKYACTIV-Xが補助モーターマイルドハイブリットですが
本格的なハイブリッドは存在しないのが実状
しかし怒涛の中低速トルクを生み出すSKYACTIV-D
即ち排気量1,756㏄のS8型クリーンディーゼルターボエンジンをラインナップ
最高出力:130ps/4,000rpm 最大トルク27.5㎏-m/1,600 - 2,600rpm
↑がスペック以上のパフォーマンスを発揮するし
極めてモーターと同じようにトルクありきなエンジン特性を考えれば
CIVIC e:HEVと真のライバルはこれじゃないかと思ったわけです
ただ…WLTCモード燃費が17.6㎞/LとCIVIC e:HEVの24.2㎞/Lと数値比較上は
大きな差がありますが燃料が軽油ということと内燃機関専用であることも
含めて考えるとそこまでの差はないという点から
MAZDA3 FASTBACK XD系モデルでどっちのCセグメントとするのが
最も適切だと当社は判断したわけです
※ここでやっと本題とも解釈できるわけですが…(笑)
で…
↑のXD系グレードを見てみると意外なことを発見
↓3グレードOP次第でほぼ同装備化可能
はい下から
BLACK TONE EDITION/L PACKGE/Burgundy Selectionですが
それぞれ2WD/6EC-ATで車両本体価格を見てみると…
BLACK TONE EDITION:2,838,000円
L PACKGE:2,973,055円(BTE +135,055円)
Burgundy Selection:3,044,055円(L PACKEGE +71,000円)
↑の価格差で一番の大きな違いは内装でシートなんですよね

最上級のBurgundy Selectionはご覧のような真っ赤な革シート
チョット派手過ぎと思うなら黒系革のL PACKEGEに落とせばいいんです

そして画像はないのですが…
これがBLACK TONE EDITIONになると通常のクロス地になる上に
パワー機構やヒーター系がカットされてしまうのです
実は内装の一部簡略化もされてしまうほか
このグレードのみホイール&ミラーがブラックアウト化されるわけで意外にも
機能面でのほぼ同一化がメーカーOPで可能
なのでMAZDA公式サイトのかんたん見積を使って導いたカラクリが↓です
まずは当社お気に入りの魂赤塗装が66,000円のオプションカラーで加算
◆Burgundy SelectionのメーカーOP◆
360°セーフティパッケージ+ボーズサウンドシステム=163,880円
◆L PACKEGEのメーカーOP◆
Burgundy Selectionに以下を追加
スーパーUVカットガラス(フロントドア)
IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)
CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー
計213,380円
◆BLACK TONE EDITIONのメーカーOP◆
L PACKEGEに以下を追加
ドライバーポジションサポートパッケージ(パワーシート&ヒーター)
計279,380円
あれ?価格差が縮まったような?
そこに3モデル共に↓の当社好みなショップOPを追加してますね
●アンダースカート(フロント・サイド・リヤ)+リヤルーフスポイラー
●AutoExe製プレミアテールマフラー
●MAZDAスポーツフロアマット
●アクリルバイザー
●ナビ用SDカード
●ケンウッド製2カメラドライブレコーダー
●パナソニック製ETC2.0車載器(光ビーコン付)
●ボディコーティングMG-PREMIUM
●防錆アンダーコーティング
↑が合計795,641円
さらに…
諸費用概算が195,510円
すべてを合算すると↓なるんです
BLACK TONE EDITION:4,117,161円
L PACKGE:4,186,217円(BTE +69,056円)
Burgundy Selection:4,208,217円(L PACKEGE +22,000円)
約20万円だったBLACK TONE EDITIONとBurgundy Selectionとの差が
9万円くらいまでに縮まってしまう事実上シートの差額程度になる摩訶不思議(笑)
ちなみに車両単体価格2,977,741円のProactive Touring Selectionは
クロス地シートでありながら装備品がBurgundy Selectionと同等なので
メーカーOPを安く設定できることからトータルの支払総額が…
4,075,403円
↑な逆転現象起こってしまう隠れお買得グレードです
MAZDAの場合ですが特別仕様車では装備品がベース車の足し算ではなく
理解に苦しむ引き算になるケースもあるのでその点で注意が必要です
まあ当社の趣味でエアロとかマフラーを組込みましたけど
CIVIC e:HEVと然程変わらないプライス
殆ど値引で支払額勝負になるようなレベル
ただMAZDA3はオプションが多過ぎるというか
ここでどうにでもなるとも言えますけど…
尤も大きな違いは内燃機関orハイブリッド
そしてフロントサスペンションはどちらもストラットですが
リヤはCIVICがマルチリンク独立でMAZDA3がトーションビーム
完全に趣味というか好みで選ぶには価格的にもカテゴリー的にも
ぶつかり合う存在じゃないかっていうわけで当社が
どっちのCセグメントショー
↑言い切った理由はこういうことだったからなのです
それにしても…
どちらもいいクルマだと思いますが
貴方ならどちらを選びますか?
ホント…こんな長文ネタよく書いたわ(笑)
我ながら余程の変態だっていうことですけどね(爆)