
↑は誤字じゃないかって?
いや~これで
いい~んです
(ジョン・カビラ風味で…w)
大樹町には正に晩成という地名もあるし…
今回の北海道逃亡でまったくの想定外で訪れた
この街に癒されたというお話だったりもします
またまた長くなりますけどお付き合いいただければ幸いです
当社の北海道逃亡スタイルはまったくのノープラン
出たとこ勝負で行くとか当日の朝に
ここに行きたい
宿取れるか?
↑の二要素で決めるというホントこんなんでいいんか?
そんなノリなんですよ
なので…
まったくの想定外的つーか
ここは来るつもりなかった
そんなケースが多々あります
↓の街も正にそんな範疇のひとつですた
広尾郡大樹町
十勝総合振興局南部に位置
西部は日高山脈に由来する山岳地帯し東部は平地で太平洋に接する町
面積:815.68㎢ 人口:5,424人(2022年7月31日時点)
太平洋に面しているものの冬季は非常に寒冷で1月の平均気温は-9℃前後
このため歴舟川ではしばしばダイヤモンドダストが見られるほか
1995年に開設した大樹町多目的航空公園は滑走路も備えており
JAXAが飛行試験などを行うことでも知らている

↑が多目的公園で宇宙事業関連では重要拠点
これでもわかりにくというならとっておきネタとして
ホリエモンこと堀江貴文氏が宇宙事業を始めるという名目で
2015年12月から2020年4月まで住民票を移して登録していたといえば
ああ!と思われる方も多いかもしれない
今回のネタメインとなる大樹町は
前日が中標津滞在だったのですが
残りの道内滞在日数と3日後には札幌という制約から
道北それも最北端宗谷岬なんて再トライはもとより天塩エリアですら
今後のスケジュールが移動だけで終わってしまうので却下
十勝エリアできればR38沿で道東道に近い池田か帯広で1泊と考えていたものの
盆休み中で適当な宿が取れず偶々取れたのがこの町の宿だった
そういうことなのですよ
ハッキリ言って中継点程度に考えていたのですが
偶々ルート確認に使っていたツーリングマップル北海道2018
※本来はバイク向けなのですがコンパクトなので今回も愛用 ただし老眼にはツライ(笑)
これで↓な謳い文句の温泉を発見
全国的に珍しいヨード泉に
浸かりながら太平洋を一望
これは行くしかないっ!と思いすべてのエネルギーを↓に持ってちゃった(笑)
♨晩成温泉♨
大樹町晩成2に所在する日帰り温泉施設で開湯は1980年
茶褐色系の泉質はナトリウム塩化物泉 pH値は7.8のアルカリ性
湧出量は動力揚湯で310L/mを確保し源泉温度は18℃と低いため加温を実施
本泉の特徴はヨウ素イオンを高濃度で含有する点にあり
その濃度は1ppm以下でもそれなりと言われるが本泉は12.2ppmと超高濃度である
※料金・営業時間等は↑のリンクを参照のこと
そしてここのもうひとつのウリが太平洋を一望できる浴室が↓

露天じゃないけれど前面大型ガラス越しでもダイナミック
バルコニー併設なのでそこに出れば波音にも癒されるんです
もうこれだけで
この街に来た甲斐あり
今回のベスト♨決定!
温泉って泉質もありますがロケーションや風呂の造りで印象大きく変わるわけで
さらに晩成温泉のキャッチコピーが当社に響きますた
眺めなんて二の次よ!
泉質勝負!ヨードの湯!
遠慮してたんだか勝負に出てるんだかよくわかんねえ(笑)
確かに泉質勝負の♨なのは間違いないです
アルカリ性が強くチョットばかりヌルッと来る美肌の湯系
でも茶褐色かつわずかに鉱物油のような香りがするので
これがヨード?
そんなことないのですがそう思わせてくれるあたりがよかったですね(笑)
とにかく↑だけでも高ポイントつーか来てよかったと思わせてくれるのですが
さらにこの♨の嬉しいところは料金500円の中に
バス&ハンドタオルを無料貸出
↑が含まれている=つまり完全手ぶらで来られるってやるじゃん!
大器晩成じゃなくて
大樹晩成というのは
このことだったのです
その後に宿(ゲストハウス型民宿)に向い夜を越すことになるのですが
夕食後に外に出てみるとまた新しい感動が…
そうなんです 何年振りに見ただろうか?
もしかしたらコロナ禍直前に訪れた宮古島&伊良部島以来だから2年8ヶ月振りの
満点の星空
あれ?画像はないんかい?
サスガにCOOLPIXじゃ撮れないし撮れるにしても当社にはそんな腕ないし…ww
温泉にしても星空にしても自然が作り出す営みは
何年・何十年…いやもしかしたら何千年・何万年
時を経て当社の目の前に見せてくれる
いや魅せてくれると言った方が適切な
SHOW TIMEではないかということ
↑な想いに浸っていたら宿主から↓な話が…
予約の電話なんですけど
後5分遅かったら満室お断りだったんです
最後の1枠だったんですけど
おじさんの5分後にも同様の電話がありまして…
これも運と縁ですね
↑聴いてハッとしました
タッチの差というけれど…たかが5分されど5分
これだけで旅の運と行動の仕方は大きく変わります
もし宿が取れなかったら…
大樹町に行けなかったし
自然が生み出す温泉も星空も
体験できなかったわけですから
こんな感動をプレゼントしてくれた大樹町と旅の神様に
感謝せずにはいられないということです
ちなみに…
ダメだったら中標津に戻って翌日は阿寒周辺の温泉三昧だったことだけは
当社の脳内プランニングと経験で確実だったと思われます(笑)
Posted at 2022/09/08 02:19:46 | |
トラックバック(0) |
北海道 | 旅行/地域